FT-2700Rを２１００円で落札した。
オークションでの出品情報では
一応動作しますが、ＶＲガリ・ボタン紛失などがあります。
４３０ＭＨｚ帯は一瞬パワーが出ましたが、出なくなりました。
とのこと。
FT-2700Rとマイク、モービルブラケット、電源コードが付いていたので落札を決意した。
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ヤエスのホームページから”取り説”をダウンロードした。
残念なことに”取り説”には回路図はなかった。（後で入手はできるだろうと）
FT-2700の症状をネットで検索した。
似たような症状がヒットした。
それによりと、トリマの調整で直った”とのこと。 う～ん あり得る、あり得る。これまでも、他のリグではあるが調整で直ったことがあるから・・・
FT-2700Rの基板の構成は144MHｚと430MHｚは送受信とも別々の基板で校正されているようだ。
あえて共通と言えば マイクアンプや低周波増幅とコントロールユニット
PLLも別々だそうで・・
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（カタログから抜粋）コントロールユニットが壊れていればお手上げ。今回のオークション、入札前の情報では144MHｚが使えるので。共通部はOKと言うことだ。
商品が到着したぞ。 いつもこのときは”ワクワク”である。本当に少年のままだ。
到着して確認 
確かにスイッチが駄目に・・・
確かにスイッチが駄目に・・・電源を入れる前に内部を確認しておこう。
上の蓋を外し 
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430MHｚ側基板 
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下の蓋を外し
144MHｚ側基板 
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特に外観では問題が無いようだ。
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電源をつなぎ ”ON"
表示については問題ない。ダイヤルを回すと周波数も変化する。
スケルチを開いて、音が出ることを確認した。
ガリオームは何とかなりそう。
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144MHz の確認
ダミーロードを接続し・・・
別の144MHｚのリグから 送信して
144MHｚ 受信・・・・問題ない
144MHｚ 送信・・・・うん？ パワーが出ない。 RFメーターは振っている。
変調もちゃんとかかっている。
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よく見るとコネクタに問題がありそうだ。 
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やはり切れている。
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手持ちのBNCコネクタに付け替えてみた。
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送信は10W出ていた。
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周波数もずれていない
少し調整 
次に430MHｚのリグを用意して
ダミーロードを 144MHｚ側から430MHｚ側に切り替える（すこしめんどくさい）
430MHｚで送信すると
430MHｚ 受信はできた。
受信は問題ないようだ。
430MHｚ 送信 送信時リレーの音はする。
送信は全くパワー計のメーターは振れず。送信時の電流も受信時と大きく違わない。
近くに置いたトランシーバーでは受信できるのでパワーモジュールが怪しい。
簡易のRFプローブでパワーモジュールの入力段を確認。
関係ありそうなトリマを回してもても・・・
テスターの針が振れない。
ためしに他の無線機でRFプローブで前段を測定すると針は動く。
再度・・・
殆どRFメーターを振っていない。
ひょっとして、前段？
回路図を頼りに（サービスマニュアル探し中） 部品を
2SC2407そして2SC2025 ついでに2SC535Bを買うことに。
しかし、全部そろえると 部品代、送料、振込み手数料などなど・・1500円を超える。
なにも10本も必要ないが・・・・仕方がない。
スピーカ取り付け穴から、430MHｚの前段あたりをみると、ギョギョ！！
裏にも表面実装してあるではないか
アーさわりたくない。 下手をすると全く使えなくなりそう。
部品の到着までしばらく
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”安物買いの銭失い” とはまさにこの事。
落札価格2100円 それに 部品代1500円以上
まともな無線機でも、3000円程度出せば購入できる。
さらにデュプレクサを買うか、2本のアンテナを使うか・・
中古のデュプレクサを買っても1000円程度は必要
まさに失敗
ちなみにヤエスのFMトランシーバーは初めてさわります。
トリオ、アイコムは回路図、場合のよっては実装図などの資料が入手でき、さらに質問も早いタイミングで教えていただきました。がヤエスさんは・・このFR-2700が資料がないのこも知れませんが・・・・
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今回は手ごわいぞ
