IC-35 (ICOM 430MHz 10W FM トランシーバー:1982年 68,000円）を850円で落札
以前はIC-25 (ICOM 144MHz 10W FM トランシーバー:1981年 67,000円）1000円で落札
兄弟のリグである。
850円の価格。もし、駄目であっても諦めがつく金額である。
入札の写真判定のみ。動作等一切未確認、ジャンク品です。
電源も入るかどうか分からないままの入札
荷物到着後、大きな問題が無いか確認し電源投入した。周波数の表示は出た。周波数のダイヤルをまわして、周波数は変わっているようだ。
PLLなどが壊れていたら、ほぼここで終了。
近くに別のリグを並べ受信、送信の確認。
受信は問題ないようだ。
ただ、すごいガリオーム。
送信はTXのランプが点灯し、リレーも動いているが、終端の電力計の針は振れない。リグ本体のメーターも動いてないようだ。 やはり駄目かと・・・
いつものパターンで、ふたを開けて内部観察
これを見る限り、特に異常は見られない。
とりあえず、ガリオームと、電源SW（IC-25はこのSWが悪く送信できなかった経験あり）、PowerSWのHi/Low切り替えを確認と対応
ガリオームは改善される。電源SWの接触不良での電圧降下は問題なし。Hi/Lowのスイッチが Powerが出ない原因ではなさそう。
次にファイナルユニットの目視確認。
特に異常はみられない。
では、簡易RFプローブで確認する。
おや、このあたりが
どうも、トリマと このLが接触不良。
しばらくトリマを動かしたり、コイルを動かしたり。 突然RFのメーターが動いた。
Hi/Lowパワーが出た
受信感度も IC-7000と大きく変わらないので 
この辺まで、結構疲れてきたので。
今回の850円。少し遊べました。
