ラジオ少年時代の思い出と・・・いま

現在50歳を越えるおじさんたちは、子供のころ拾ってきた廃品のテレビやラジオを直してあそんだ・・・・あぁ懐かしい

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2015-04-18 | アマチュア無線
 
200W リニアアンプ
台目のリニアアンプは300W(最大で350W)を持っているが、申請のことを考えると200W以下であれば、変更申請で出来るようだ
 
そこで、200Wのリニアアンプを作ることにした。
 
1 パワーアンプのユニットは 前回 500WのRF電源の1回路を使う。(500Wの電源はTH430 PP基板が2枚あり、合成してある)
2 ケースは・・・・
オークションでJUMBと言うリニアアンプを購入(4K弱)ただ、この電源はファイナルが取り外されている。
 
  
 
使うのはケースと放熱器 少し、勿体無い気がするが、思い切って分解
 
 
RFユニットの修理
こちらの基板は殆どの部品交換になる
 
6Vレギュレターの交換
バイアス制御のトランジスタ
電解コンデンサー
タンタルコンデンサー
TH430交換
壊れたTH430Cランク hfeが鉛筆で記載されていた。 基板を駄目にしないように注意して Trを外す 新しいTH-430  ランクF TH430のhfeは、A~Gと7種類に分けて販売されているようです。RF電源用のTH430はhfeのランクをC,D,Eのみを選別して販売(少し高価) 無事交換できました。
電源
電源
前回製作の300Wの電源は48Vのスイッチング電源を(壊れるのが怖いので40Vまで電圧を下げた)使ったが、今回は28V~36V程度の電源を探した
ちょうど24V(2回路)(600W)のトランスの出品があったので、購入した
すごい埃・・・・2次側の電圧を測定すると26V 整流して35V  整流器はKGPC5010 1000V-50A 結構安価だが少し電圧降下がおおきいかな?
このケースに入るようにレイアウトを そのほか、フィルター、SWR検出、12V電源 結構厳しい
 
  SWR検出部
 
 
完成
 
 
200W得られたのは7MHzと10MHz 元々13.56MHzのアンプ
周波数、広範囲で200W得るのは難しい・・・・
 
さらに、数ヵ月後
スプリアス対策のため、レイアウトを少し変更 電源は別のユニットへ
電源をダミーロードにつなぎ、モニター端子からの出力をスペアナで見ると、ごらんのように、物凄いスプリアス!!!
カッコ内は電力計のパワーを示す
入力のパワーも14Wと少し増やす。
  3.5MHz(250W) 7MHz(180W) 10MHz(160W) 14MHz(120W)
 
CQ1992年リニアアンプハンドブックの情報で定K型フィルターを作って見ました。
 
 14MHzは元から有ったもの(13.56MHzの電源)
 
 
  3.5MHz(150W) 7MHz(100W) 10MHz(70W) 14MHz(120W)
 
中にはコンデンサーが物凄く発熱し(1KV)耐圧)、中には焼けてしまったところもありました。(500V耐圧
 
 
 
製作の問題点はプリント基板の容量を加味しなかったからでは?・・・
 
でも、肝心の電源のスプリアスを減らす事が出来ないか
1 TH-430のバイアスを変える。
 電源内の調整用可変抵抗の調整できる範囲で(壊れるのが最も怖い)は大差なし。気持ち少なそうなところで決定
 
 
 
2 入力のトランスの巻き数を変えてみる
  
 
3 出力のトランスの巻き数を変えてみる
    
 
コンデンサーを挿入したり
    
 
フェライトビーズを入れて見たり・・・
 
 
ある程度は改善しました(最も効果が有ったのは2次側の巻き数(1t)多くして コンデンサを挿入
 
再びフィルターに挑戦
今回フィルターを作るにあたり、秋月電子が販売しているLCRメーターを購入しました。
 デップメーターはオサラバです。
 
 
楕円関数型のフィルターの情報を得たので、作り変えて見た
 
前回の定K型は紙フェノールに基板にFR4の両面基板でランドを造った。このとき思ったより、基板配線の容量が出来て、(LCRメーターがなかった)
ので、思った特性が出なかった?
今回は紙フェノール基板にデューターで削り,ランドを形成した。
3.5MHzを作成   →   7MHzを作成   →    10MHZを作成して
   
 14MHzのフィルターまで完成した。
 
フィルターの特性。
 
SWRを測ってみた。
 
   
 
周波数 進行波(W) 反射波(W)   ダミーでのパワー(W)
3.5MHz
220
25
 
170
7MHz
270
40
 
220
10MHz
240
40
 
180
14MHz
180
30
 
100
  3.5MHz(170W) 7MHz(220W) 10MHz(180W) 14MHz(100W)
 
周波数)MHz) 第2高調波 第3高調波 第4高調波 第5高調波
3.5
-47dB
-42dB
**
**
7
**
-50dB
**
-60dB
10
-57dB
-45dB
**
**
14
-55dB
-49dB
**
**
最後に
アンプでの高調波をいかに少なくするか 
次回、CBのアンプを購入し高調波がどの程度出ているか
TH-430のPPの割にはパワーが出ない(20W) 電圧をさらに上げて(怖いなぁ)電流が見れるようにして効率も
いやぁ難しい 簡単に電波など出せない 
 
 
 
 
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