1944年、昭和19年・・・・今71年前のお話です・・・
疎開船である対馬丸がアメリカ軍の攻撃で沈没しました。それが8月22日・・・・1418人が死亡。沖縄から本土に疎開する学童ら1788人を乗せた対馬丸・・・・米軍潜水艦の魚雷攻撃を受け爆発炎上し沈没・・・氏名が判明しているだけでも学童775人を含む1418人が犠牲となった悲しい事件です。
1941年12月にはじまった太平洋戦争。その翌年の夏から日本軍は敗戦を重ねるようになりました。1944年7月7日、ついにサイパン島が占領されました。サイパンの次は沖縄と判断した軍の要請で、政府は奄美大島や徳之島、沖縄県のお年寄りや子供、女性を島外へ疎開させる指示を出しました。この疎開計画の予定人数は、日本本土へ８万人、台湾に２万人の計10万人。しかし疎開はなかなか進みません。7月19日、沖縄県は沖縄県学童集団疎開準備要項を発令し学校単位で疎開事務をすすめます。そんな中で起こった対馬丸の撃沈・・・・対馬丸は、1944、昭和19年8月21日夕方、疎開学童、引率教員、一般疎開者、船員、砲兵隊員1788名を乗せ、同じように疎開者を乗せた和浦丸・暁空丸と護衛艦の宇治・蓮を含む計5隻の船団を組んで長崎を目指し出航しました・・・・翌22日夜10時過ぎ、鹿児島県・悪石島の北西10ｋｍの地点を航行中、米潜水艦ボーフィン号の魚雷攻撃を受け対馬丸は沈められてしまいました。この対馬丸は建造から30年も経った老朽貨物船で航行速度が遅く・・・潜水艦の格好の標的だったとか・・・。
最近、よく出てきますが・・・アメリカが行った非人道的な攻撃・・・東京大空襲や各地の空襲・・・言うまでもなく！実験的に落とされた広島・長崎のタイプの違う原爆・・・・すべてが一般市民に対して行われた攻撃です(；一_一)アメリカは戦争の早期終結を大前提にしていますが！みんなアメリカ人の為の攻撃でありました。まぎれもない事実。今日の対馬丸の多くの子どもたちが亡くなったのも・・・・正当化しようもありません。今更ながら・・・それを！どうこう言うのではなくて・・・しっかり知る事が大事だと思います。私も・・・・私なりに・・・・
