Letasな感じ!

釣り初級者のスローエッセイ

幻のヒラメは・・?

2020-01-29 06:47:32 | 釣り
昨年10月、アジでも釣ろうかと思い釣具店へ行って店主さんと話した。
「今堤防でアジは釣れてますかねぇ?」
「小アジがポツポツ上がってるけど、それよりその小アジをエサに、胴付き仕掛けでヒラメなんかも狙い目だよ」
「いっ、いやあ😅初心者だからそんな大それたことはちょっと・・」
と言ってアジの餌を買って店を出たときから、ヒラメのことが頭から離れなくなった。

その後いろいろ調べて、恥ずかしいから別の釣具店で胴付き仕掛けに必要なオモリや針を買い、仕掛けを作ってみた。

針に糸を結ぶのは初心者かつ不器用だからひと苦労。
全体のイメージは↓

そして勇んで堤防へ行きチャレンジ!・・・したまでは良かったが、肝心のエサとなる小アジ豆アジが釣れず、わけの分からないマスみたいな小魚が一匹釣れただけ。でもそれを付けて投げ入れ、竿を置いといた・・

・・暗くなったから帰ろうかなと思い始めたときにそれはきた‼️
竿が引っ張られてる‼️急いで竿を持つと、少ししてから強烈に引き込まれた。
とんでもない引きとバトルしながら、時間をかけて合間にリールを巻いて何とか近くまで寄せてきたけど、水面まで上げることができなかったから、以前石鯛を上げたときを思いだして糸を直接掴んで引っ張ったところ・・そこでプツンとバレてしまった・・・

あれはヒラメだったのか?調べてみると同じ仕掛けで稀にかかるエイもすごく引きが重いらしい。
釣りに詳しい上越生まれの知人に聞くと「ひょっとしてサメかもしんねぇよ」とのこと。ヒエ~‼️サメなの⁉️

結局見えてすらいないので何とも言えないわけだけど、初心者には刺激が強すぎる出来事だった。
あれがヒラメだったらアドバイスをくれた釣具店の店主さんは神対応だね。
またいつか挑戦してみよう‼️

夏にキジハタのお造りを・・

2020-01-25 18:07:57 | 釣り
夏に、ブラクリという仕掛けでサバの切り身を餌にしてキジハタを釣り、不器用なのに無理して小さい魚のお造りを作って食べた。

このキジハタ、前にも画像を載せたが、パッと見はカサゴに似ているので最初はカサゴだと思い煮魚にしていた。あるとき釣具店のホワイトボードに「キジハタ好調❗」と書いてあったのでスマホで調べて初めてキジハタを釣っていたことが分かったのだ。カサゴには無い赤斑点が写真で確認出来る。

(真ん中がカサゴで上下がキジハタ、上のはカサゴとの違いがはっきり分かる)
大きいものはネットで8~9千円で売りに出されるほど高級魚で、魚の本を見ても「美味」と書いてある。
・・それほど美味だったのか‼️って食べてしばらくしてから分かるのもどうかと思うが、とにかく刺身で食べなくちゃと思ってまた釣ろうとしたときにはなかなか釣れず、やっと釣れたのはシーズンも終わりとなる9月下旬、しかも小さかった。意地でもお造りにしようと思って頑張った。一尾たった6切れぐらいがやっと・・でも「美味」だと分かってから食べたせいか、平目みたいな旨味が感じられて美味しかった。


海で渓流用の延べ竿を使ったら・・

2020-01-19 21:56:11 | 釣り
去年の初夏、直江津港の近くの堤防で釣りをしていた。
カサゴを狙って、ブラクリというオモリに針が付いた仕掛けにイソメを付けて堤防の際に落としては移動、の繰り返し。
このときのブラクリは「カサゴ丸」という仕掛け。

オモリが駄菓子のオレンジガムそっくりなヤツ。
リールの竿でやってると慣れないせいで操作が面倒になってきて、のべ竿(Off Houseで1200円の渓流竿)でやってみた。弾力がありすぎて狙ったところに落としにくいが、上げ下げするだけだから楽だ。

・・沈んでるテトラポッドの近くにきたら、突然水面近くに浮かんでギラッと光る大きな魚影。誰かが帰るときに捨てたオキアミの塊が水面に流れていたのでそれを食べたのだろう。黒鯛(別名チヌ)かなと思った。付近にチヌ釣師が結構いるけど、本当にいるんだなと思い感動していた。でも今回はカサゴ狙いでエサも仕掛けも違うから関係ないやと思ってマイペースでやっていたのだ。
すると、針がテトラか何かに引っ掛かった。釣りはその針の形状から、引っ掛かることが本当に多い😡。とりあえず上に引っ張ってみたがビクともしないので途方に暮れていたら、な、なんと張った糸がゆっくり横へ動きだした。えっ⁉️・・テトラが動いた??そんなわけないだろう!魚だ。竿に弾力がありすぎて魚の感触が伝わらなかったのだ。
かなり重いし凄い力で引っ張ってくる❗しばらく格闘して岸まで近づけたが、まだ魚が見えない。とっさに一緒に来ていた家内に竿を持たせて糸を素手で掴み、手繰り寄せてまた格闘。
まさにヘミングウェイの「老人と海」状態❗必死だ😵💨
タモ網など持ってないので、やっと顔が見えたところで思いっきり手繰って引き上げた。

こ、これは黒鯛ではなく間違いなく石鯛。さっき見たのはこれだったのか?・・石鯛は大きくなるにつれ縦縞がボヤけるというからまだ若いようだが、43センチだから一応成魚だろう。
口に入ってるオレンジガムみたいなオモリが少し見える。カサゴ丸で石鯛を釣った証拠なのです‼️
この後さばくのにも苦戦したけど、何とか美味しくいただいた。動転していてあまり味は憶えてないが、食感が伊勢エビみたいだったことは憶えている。

チョイ投げと「ブラクリ」でいくらか釣れたのです

2020-01-16 22:45:39 | 釣り
 海釣りの事始めは投げサビキで、いろんな稚魚を釣ってるうちに本命のアジやサヨリも少しだけど釣れるようになっていった。
だんだん興味が湧いてきて、釣具屋さんに聞いたり本で調べたりして、別の釣り方をやることにした。
まずはチョイ投げ。これは、「天びん」というオモリと糸付き針を二股に付けられる仕掛けを使う。性能の良いチョイ投げ用天びんが安く売ってるので、それにキス用の糸付き針を付けて仕掛け完成。

エサはイソメというミミズとムカデの中間のような気持ち悪い生物。これを付けて沖の方へ投げる。これでキスが結構釣れた。チョイじゃない本投げ?の仕掛けがどんなものかは知らない。チョイでいいのだ、チョイで・・
そして「ブラクリ」という仕掛け。

(右のは自作です)
ブラクリの語源ははっきりしないようだ。「オモリぶら下げ針くくり」の略かどうかは知らないけど、とにかくオモリのすぐ下に針があって、それにサバの切り身やイソメなどをつけてテトラポッドの隙間、堤防の淵や岩場の狭いところに落とし込み、ザリガニ釣りっぽい感じで釣る。「穴釣り」とも言う。
これは簡単だし、夏には釣れた(ことがあった・・)。
多いのは食べられないクサフグ😅だったが、カサゴや日本海に多いキジハタ、

(分かりにくいけど赤斑点がある上のがキジハタ、下のがカサゴ。生物学的にはキジハタはスズキ目でカサゴはカサゴ目なので似て非なる魚だ)
それとかなり小さいがメバルなんかも釣れた。

いわゆるロックフィッシュ、根魚というやつだ。
ブラクリは深く落とし込む関係で普通はリールを使うが、浅場ならのべ竿でもできる。・・実はのべ竿でブラクリにイソメをつけてやっていたら、偶然トンでもないヤツがかかったのです・・

メジナの味噌汁

2020-01-11 19:34:25 | 釣り
海が荒れてきた。海沿いの天気は変わりやすいが、日本海沿岸は冬が近づくと特にすごい。さっきまで晴れて穏やかと思っていたら風とともに急にアラレが降ってきたりする。
実は荒れる前に投げサビキでメジナを釣った。正確にはサバを狙って一回かかった(ホントだよ!)のに足元でバラし、その後メジナが偶然釣れたのだ。


成魚にはなっていないが、チョイお兄さん幼魚?
生きてるうちに持って帰り、絞めて血抜き、ウロコ・エラ・ワタを取ってよく洗い、家内が作った味噌汁に勝手にブッ込んだ❗
前にサンバソウを味噌汁にしたでときはそれほどでもなかったが・・


正直美味しい。臭みも無し!たまたまタマネギの味噌汁だったのでその甘さとよく合う。味噌汁にでも入れるしか食べようがないのではと思っていたが、時期と魚のきちんとした処理によってはご馳走になることが分かった。
メジナは夏は磯臭くなるらしいから、それ以外なら大丈夫ということだろう。
またやってみようと思ったけど、その後メジナは全く釣れてないのでした・・😅