津軽半島の旅 十三湖

十三湖で休憩する。この周りに１３の湖があるのかと、地図を見るけど１３も湖は無い。聞けば、十三湖の出口を昔は「十三湊（とさみなと）」と呼んでいた。「とさ」の「と」は、戸と書き出入口を意味する。「とさ」の「さ」は、狭と書き、狭いことである。十三湖の出口は狭い。地形そのものの地名である。高知県の土佐（とさ）も地形から来た地名で、土佐湾から浦戸湾への入口が狭くなっているからである。十三湖は「しじみ」が名物であった。