京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

民間人校長退職に思う

大阪市教育委員会の公募により採用された民間人校長が、着任後
3ヶ月で退職するというニュースがありました。

「謝罪するつもりはない」3カ月で退職の民間人校長、大阪市教委の
配属に不満


この校長が話にならないこと、採用にあたって見直しが必要である
ことは言うまでもないので、このことに関連して生徒や講師が仕事に
ついて考えてみてもらいたいことを書いてみます。

1.採用面接について
 思い上がっていなかったか。
 自分の経歴や多数の応募の中から採用となったことなどから、
 自分は選ばれし人材であると勘違いしなかったかどうか。
 採用されるということは、波長が合ったとか、間が良かったと
 いうような『縁があった』ということで優劣ではない。
 自分の新卒で就職したときの経験からもそう思う。
 同じ大学の60人が一次面接を受けて内定に至ったのは自分だけ
 であった。しかし、のちに自分が採用の面接担当に加わったとき、
 採用担当ごとにそこまで意見が違うのかと驚いた。数回受ける
 面接のうち1回でもたまたま違う人が面接官であったなら、自分は
 内定していなかったかもしれないということ。
 プロ野球のドラフトでも、フロントやスカウト、首脳陣が違えば
 指名する選手は違ってくる。
 やはり、優劣ではなく縁と考えるべき。

2.退職について
 民間人校長として着任するということは、いくら短くても1年以上
 学校改革に力を注いでほしいと望まれているのは当然である。
 法は犯していないが期待を裏切ったことは明らか。
 新卒で就職する場合、採用側は短くても3年は働いてもらいたい
 と考える。素人同然から一人前になり少しは恩返しできるまでの
 期間と考えると、やはり3年。
 それだけに慎重に就活をしなければならないし、嫌なことがある
 としても、乗り越える努力をしていくべきである。
 嫌な出来事、嫌な業務が一切ない仕事など存在しないので。

3.過去の経歴について
 社会人として最初に勤めた会社は、自分に大きな影響がある。
 それは、社会人として真っ白な状態に最初に塗られた色だから。
 以前に比べて転職しやすくなってきているのかもしれないが、
 転職しても最初に就職したところの色はついて回る。
 最初に就職する会社は、自分の基準となる会社でもあるので、
 しっかり考えたい。

以上、考えていることを書きました。
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