また、今日は田辺中と培良中の代休を利用して、先週の類題の演習中です。
日頃の『見直し力』が試されますね。
模擬テストの多い時期ではありますが、きっちりと見直しをしていないと
模擬テストを受けても時間の無駄になってしまします。見直しは、解答や
解説を丸写しするのではなく「これにさえ気付いていれば解答できていた
はず」というようなポイントとなることを見やすく書くことが大切だと
指導していますが、まだ十分ではない生徒もいます。引き続き、自習中に
ダメ出しされながら『見直し力』を磨いていきましょう。
さて、中3に少し話をしました。
「 お酒やタバコは、なんで大人はよくて子どもはダメなのでしょうか？」
それは、子どもは成長段階であり、良いものもどんどん吸収する代わりに
悪いものもどんどん吸収してしまい病気に直結しやすいからですね。
今はそういう年齢なので、食べ物など体に摂取するものについてに限らず
考える力も知識もどんどん身につきます。時には大人が驚くほどの大きな
成長を見せることもあります。
そして、体や能力と同じぐらい大切なのは、心のこと。精神面です。
まだまだ成長段階なので、自信を持てば限りない能力を発揮することも
ありますが、逆に自信を一旦失うと全く力を出せなくなってしまいます。
例えば、今夏の高校野球の石川県の決勝戦、9回表まで8対0で小松大谷が
8点のリード。しかし、それまでたった2安打しか打っていなかった星稜が
9回裏に9点を取って逆点サヨナラ勝ち。攻める側の「いける！」という
意識が、受け手の「もしかしたらダメかも」という意識を上回った結果
かもやはり、大人より若いからこそ、良いほうにも悪いほうにも転んで
いくという面があったのではないでしょうか。
実際に中3の身近なところでは、やはり学力について。勉強を集中して
やりだすとグングン成績が伸びていくことがあります。一般的にはなか
なか考えられないぐらい予想を大きく上回るような伸び方をした生徒が
何人かいました。ただ、これは淡々と勉強を続けていただけではなくて、
いつも以上に特に集中しているハイな期間があったり、自分なりに勉強
方法を研究したり塾長に相談したりということが大きかったと思います。
逆に、マイナスの面ではスマホやゲームが挙げられます。ゲームの他に
スマホでいうととくにLINE系、これらはその人のその日一番の集中力を
消費してしまうように思います。これも、大人よりものめり込みやすい
という面から、スマホやゲームに夢中になっているうち、気付いたとき
には問題文を集中して読む力がなくなっていたということもあり得ます。
いずれも、若い年代の「のめり込む力」が影響したものだと言えます。
ただ、大人から見て若いということであって、中学生にとっては自分が
基準なので若いという認識がない人のほうが多いかもしれません。
しかし、中学生、高校生も若いです。大丈夫です。
みんな、爆発する火種を持っています。
