ども、ジノです。
以前紹介したカンブリア宮殿にて、最近放送された「山田邦雄」氏の回が最高に面白かった。
山田氏は誰もが知っている老舗製薬会社「ロート製薬」の会長でありながら、お堅い雰囲気は全くない。
顔に笑い皺がくっきり出来ているほど笑顔が絶えない方だった。
ロート、ロート、ロート♪と鳩のCMでお馴染みと紹介されていたが、結構古いCMなので今はやってないんじゃないかな。
昔スマスマの提供で流れていたのを見ていた僕は知っていたけど、”お馴染み”かどうかは人に寄りそう。
気になる人はYouTubeなどで探して見て欲しい。
今回のメイントピックは『副業』。
ロートでは2016年に副業を解禁、積極的に推進している。
副業経験のある社員は81人にもなるそうだ。
社員を起業家に育てる社内プロジェクトも始めている。
本業がおろそかになる、会社の情報が漏れる、社員が離れるといった心配から社員の行動を制限する会社が多い中、老舗のロートが副業を推進しているとは驚きだ。
実際、世の中で副業を推進している会社は4.4%と未だ少数派らしい。
「社員は会社の所有物でない。どんどん卒業してもらう。」と山田氏は話す。
むしろ、社員が色々な所に卒業して散らばって会社の外にネットワーク(ファンクラブ)を作ってもらうと、トータルとして会社のためになると考えている。
ロートの社員だったら、こんな自由にやらせてくれる会社にずっと還元したい気持ちになるだろう。
副業は絶対やった方がいいと僕も思う。
何故なら副業にチャレンジすることで、次の3つのメリットが得られると考えるからだ。
1. 複数の収入源を持てる
今の時代、安定した職種や会社というものは少なくなっている。
誰もが安泰と信じていた東芝やANAなどの大手がピンチに陥ったり、公務員も去年10年ぶりにボーナスカットされたりした。
もし本業がダメになった時でも別の収入源があれば、それを本業にして立て直すことができるだろう。
2. 副業で学んだことが本業でも活きる
副業を通して本業だけでは得られない知識や経験を積むことができる。
例えば副業として飲食店を開いてみたら、経営やマーケティング、接客スキルなど身につくだろう。
ひとまず何をやるにせよ、”自分で考えて動く力”が身につくはずだ。
その力は本業に限らず、人生において大事になってくると思う。
3. 副業を色々試す中で何のために働くか見極められる
本業と違って生活のお金のためにやっていないから、稼ぐことを抜きにして何をしたら楽しいのか、何のために働いているのか考えるきっかけになる。
本業ですでに満足している人でも、副業を通して諦めていた夢が再燃するかもしれないし、新しい発見が待っているかもしれない。
数十年後になって、やっぱりこっちの道に行っておけば良かった…とならないように、早いうちに色々試した方が絶対良いと思う。
これだけメリットのある副業、やらない手はないだろう。
「全社員が会社を持つくらいになると面白い」
そんな山田氏のビジョンには多いに共感する。
副業が本業になる未来を僕も描いていきたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます