Jin-Blog

人生ほどほどに・・・

VOW?

2008-02-22 | Weblog
今日は暖かかったですねぇ。
丁度休みだったので、久しぶりの春を楽しみました。

暖かだったので、ずっとサボっていた犬の散歩に、久しぶりに行きました。
(私がサボっていただけで、カミさんが行っていたんですが・・・)




いつもの散歩コースにはお地蔵さんがあります。
そのお地蔵さんの賽銭箱に見慣れないものが・・・。

見てみると、お地蔵さんの、あまり無いであろうお賽銭を、
盗んでいくような不届きな輩に対する警告文のようです。

お賽銭を盗むなんて、何ともけしからんのでありますが、
それに対する警告文のほうに、私ははまってしまいました。









なんかいいでしょ?

「持って行くな!ちゃんと働け!」ですよ。

「盗むな!」とか、「持っていくな!」位まではありがちで、
その程度じゃ心に響きませんが、「ちゃんと働け!」ですよ。

そんな微々たる金なんぞを盗むなんていうしょぼい事してないで、ちゃんと働け!
良心も痛まないし、世の為、人の為になるし、第一その方が絶対稼ぎはいいぞ!
そんで、稼いだ金で、賽銭でも入れてみろってんでぃ!

なんて気持ちが伝わってきます。

賽銭泥棒という、そんな奴に対してでも、
「更生して欲しい」という、”さすがお地蔵さん”的な
そこはかとない温かみを世話人会の人達に感じますね。



ところが、そんな暖かさを見せておきながら、
「石の地蔵さんにしてやるぞ」
と、泥棒を石にしちゃって、自由を奪うぞって脅す訳ですよ。

石にされちゃったら嫌ですねぇ。
重くなっちゃうし、硬いし、海や池に投げ込まれでもしたら
沈んじゃって、多分二度と浮かんじゃこれませんよ。


でもやっぱり、お地蔵さんの世話人会なんですね。
どうしても”悪”にはなり切れないんです。


泥棒なんか、即座に石に変えちゃえば良いものを、
ついつい「三日」の猶予を与えちゃうんですね。
その間に、改心するチャンスを与えてる。

それでもだめな場合でも、石といってもただの石に変えるんじゃなくって、
「お地蔵さん」に変えるって言うんです。

みんなに親しまれ、拝んで貰える物に変えるって言うんですから。
しかもちゃんと「さん」まで付けて貰えるんです。


いいぞ!お地蔵さん世話人会。
やっぱりお地蔵さんの世話するような人に悪者は居ないな。





ひょっとしたら、お地蔵さんにしておいて、
目の前でお賽銭が盗まれる辛さを判らせようって魂胆でした?










なんてことはさておき。


”盗っ人をお地蔵さんに変えてしまえる”なんて技を持った世話人の方に
ちょっと会ってみたいような。
で、出来たらその技をちょっと見せて欲しいような。

そんな技を持っていたら、きっと世界征服も夢じゃなくなるぞ。
(世界征服も大変らしいですけどね。 by岡田斗司夫)


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