寒風吹きつける中 父の納骨。
もうすぐ墓の手前、というところで兄が
坊さんにこんな事をのたまう。
「自分には娘二人しかいないから墓終いを
考えてるんですよ、その時はよろしく。」
だと、これからお父さん、はいるんだよ。
お母さんと並んでるんだよ。
おばあちゃんとおばさん達も骨壷並んでるよ。
義姉は
「あたしは樹木葬にする」
どーぞどーぞ。でもバカを終いにしてくれよ。
叔母さんと従姉妹と夫と、墓前で北風に
翻弄される。
父の位牌は倒れずに頑張ってくれていた。
もうすぐ墓の手前、というところで兄が
坊さんにこんな事をのたまう。
「自分には娘二人しかいないから墓終いを
考えてるんですよ、その時はよろしく。」
だと、これからお父さん、はいるんだよ。
お母さんと並んでるんだよ。
おばあちゃんとおばさん達も骨壷並んでるよ。
義姉は
「あたしは樹木葬にする」
どーぞどーぞ。でもバカを終いにしてくれよ。
叔母さんと従姉妹と夫と、墓前で北風に
翻弄される。
父の位牌は倒れずに頑張ってくれていた。