挨拶ができるかできないかで、相手への印象は天と地ほどの差が出てきます。
向こうから知っている人が来た。
関係性はその人によって異なるので挨拶の仕方も変わってきます。
まずはシンプルに、ご近所さん。
「こんにちは」
軽く会釈をして通り過ぎる。口角を少し上げると印象も良くなる。
「じゃ、やってみよう。先生が知り合いの人で向こうから歩いてくるから、挨拶してね」
まず1回目。先生は通り過ぎてしまいました。彼は…?
「先生が通り過ぎる前に挨拶をしてね」
2回目。やはり通り過ぎてしまう。「あっ…」彼は??
「タイミングが難しい?先生たちでやってみるね」で、モデルを示してみます。
彼は???
!!「2メートル弱のタイミングで挨拶してみよう!」
彼は!!!
具体的な数値が一番わかりやすかった。
シャイな素敵な笑顔で、
「こんにちは!」
たったこれだけのことですが、相手への印象は大きく変わってきます。
たったこれだけのことで、彼の本来持つ才能は発揮できなくなってしまうのかもしれません。
同じ課題をSSTの先生は別の子どもともしました。
自然なタイミングで目を合わせて、「こんにちは!」
ASDの特性を持っていても一人一人、全然違ってきます。
扇風機の組立作業