日本人は古くから四季折々の移り変わりに五感を研ぎ澄まし、
四季の変化に抗わず支配するでもなく、かと言っておもねる訳でもなく、
一見受け入れ順応しているようで、しかし、そこから独特な様式や型を生み出していく、
そんな独特な癖と言っては何ですが、国民性があるのかなあと思います。
その一方で世間体を重んじ、その輪を乱すことを嫌がる。
節分が終わった途端に、(女の子がいる家庭は)お雛様を飾らなくちゃ、、、
それが終わるとすぐさま端午の節句、(男の子のいる家庭は)兜の準備、、、
初詣に行って、お墓参りもする。
その後々、、、でそうこうしていると1年が経ちます。
バレンタインデーやらXmasやらハロウィンやら、
「変化に抗わず支配するでもなくおもねる訳でもなく」受け入れ自分たちの日常としてしまう才能は、自国の行事だけに留まっていません。
海外の人たちから見れば優柔不断で自己主張をしない国民のようで、
しかし独特な伝統や様式を大事に受け継いで守っている国民でもある。
3日の日は教室で子どもたちと豆まきをしました。
SSTの先生は節分について、その場でスマホから検索した情報を示しながら子どもたちに伝えていました。
スマホ画面を通したほうが今の子たちは引き付けられます。
環境の「変化に抗わず支配するでもなくおもねる訳でもなく」自分らしさを大事にできる、子どもたちにはそんな力も大切なように想えます。