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My Journey

心揺すぶる?たましいの記録

『グラディエーター』

2005年06月27日 12時34分17秒 | 見た
ローマ帝国を舞台にしたひとりの剣闘士の物語。
皇帝の信任を得、後継者に指名されたローマの将軍マキシマスが皇帝の息子に妬まれる。
皇帝の息子は皇帝を殺し、マキシマスも殺そうとする。
マキシマスは難を逃れるが、家族は殺される。
しかし、マキシマスは奴隷として捕らえられ、剣闘士となる。
無敵の剣闘士は、やがてローマのコロッセオで民衆の人気を博し、
自分のいのちを狙い、家族を殺した皇帝の息子と対面する。

権謀術の中で、ついにいマキシマスは...という話。
ローマ帝国の威光と民衆の姿をうかがうという面では参考になった。
しかし、ストーリーは陳腐かな。

『こねこ』

2005年06月16日 19時09分03秒 | 見た
やられた!
というぐらいかわいい、ネコの映画。ロシアの作品。

2年がかりで制作されたという作品だが、描かれているのは、短い期間のこねこの冒険譚。
2年がかりなので、主人公も実は変わっているそうだ。
そして、お金がないので、子役は監督の子どもだそうだ。

とにかくこねこのチグラーシャがかわいい。
どうなっちゃうの~??というハラハラもあり、ほのぼのとした笑いあり、
そして感動あり。雪のモスクワが哀愁を誘います。
名作です。

変にドラマチックではないところが良いのかな。

ネコ好きの方はメロメロになること請け合い。
そうでない方も楽しめるはず。


詳細はこちら。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展

2005年05月28日 17時00分00秒 | 見た
上野の国立西洋美術館にて。明日まで。
詳細はこちら。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥールは、17世紀の画家。
30年戦争で作品が散逸し、久しく忘れられていたという人物。
その作品は、さしずめ「光と闇の魔術師」。
レンブラントも光の描き方が印象的だが、
ラ・トゥールは、光と暗闇を巧みに描き出して強い印象を残す。

時代ゆえか、聖書をモティーフにした作品も多い。

特に印象的だったのは、「ペテロの悔悟」。
鶏を傍らにした初老の男の目から涙が...。
「激しく泣いた」という新約聖書の記述から感じるイメージとは異なるが、
薄明かりが深い印象を与えていた。

幾つかの作品に登場する天使にはトレード・マークの翼がなく、
少年か少女のように描かれていた。
これまた印象的。

ロウソクの炎1本を光源とする作品が多かった。
光の強さは誇張されている。
「世の光」とはかくたるものか、などと思い巡らす。

音声ガイドはやや高い(500円)が、良かった。

常設展も駆け足で回ったが、エル・グレコが貸し出し中だった。
残念!

『オーシャンズ11』

2005年05月05日 23時45分32秒 | 見た
キャストは豪華。
でも、ストーリーは、「まあこんなものか」程度。

なぜ、あんなことをしなければならないのか、というドキドキ感が共有できない。
ジュリア・ロバーツが好きな人、あるいは自分の姿に重ね合わせられる人は
感情移入できるのだろうか??

そして、11人もいるので、「プロ集団」というにもあまり説得力がない。
このブログでもレビューした『スティング』の方がプロ集団だし、ハラハラさせた。

よくも続編『オーシャンズ12』が作れたなあ、と感心。

先週の『朝まで生テレビ』(教育論)

2005年02月04日 11時56分46秒 | 見た
見たのではなく、正確には音声を聞いた。
「ゆとり教育」導入以後の混迷、学力低下など、事態は深刻。

その中で学校の先生のことばが印象的だった。
「以前は、校門をくぐれば生徒だった子どもたちが、今は校門をくぐった後、生徒にしなければいけなくなった」
つまり、学校には来るが学ぶ態度、心構えのある生徒としてではない。
先生が「これから学習をするのですよ」と教えなければならなくなった、という。

それから、ゆとり教育の背景には「そのままでいいんだよ」という個性尊重の考えがあるのだという。
そして、その結果としての学力低下が生じた。
まさに時代の相対的な文化の流れの中で生み出された出来事と言える。
相対主義の考え方の中で、何についても、どんな態度でも「そのままでいいんだよ」と言うなら、教育は要らない。

先生の側としても、ペーパー・テストだけではなく、
授業の発言なども加味して総合的に成績を付けるようにとの指導の結果、
生徒たちの間でやる気が失せたと感じているらしい。
そうなると、客観的な評価ではないからだ。

完全な教育制度はないのだろうが、時代の混迷を如実に映し出しているのが今の学力低下なのだ、と感じた。

『猟奇的な彼女』『遠い路』

2005年01月10日 20時44分08秒 | 見た
流行の韓流映画、ドラマを見た。

前者は、テレビで放送したものを録画しておいた。
最初はちょっとくだらないコメディとして進行。
ふたりの気持ちが分かりかねるなあ、と感じた。
そのうち、彼女の毒舌が快感に。
青木さやかはこのヒロインのパクリに違いない。
「どこ見てんのよ!」ってセリフもあった。
で、最後は泣き落とし。
うまい!
★★

後者はNHKで放送していた。
イ・ビョンホン主演。
「ウソから出たまこと」をそのまま行くストーリー。
食前の祈りのことばが笑えた。
娘の父と偽ムコの愛情が泣かせる。
ラストの短編小説のような余韻が秀逸でした。
★★★

ターミナル

2005年01月06日 22時21分11秒 | 見た
セットとはとても信じられないセット!

税関を通過しない「保税状態」?というのはおもしろい状態。
その国にいながら、その国に入国していない。

恋が実らないのは??と思った。
だが、
待つとを決めて、ひたすら待つビクター。
待てずにすぐ手に入る幸せを求めて去っていくアメリア。
この二者の対象はまさに人生の縮図のように感じた。

待つことができれば、幸せになれると分かっていたのに待てなかった。
そんな経験がある。
しかし、信仰の旅路には待つというが伴うもの。

STING

2004年12月30日 23時07分08秒 | 見た

映画。かなり古~い。
ポール・ニューマンが若い!

"STING"?針?何?と思ったが、詐欺って意味もあるんですね。
そのものズバリの内容でした。
内容は単調だけど、どんでん返しあり。
でも、BGMがどこまでも平和そうで笑ってしまう。

英語が聞き取りづらかったのは訛りのせい?録音のせい?...やっぱり実力か。