・「殴られるのが日常」…母親の悲痛なSOS
「最近は毎日、怒鳴られて物を投げられて…このままでは私が壊れてしまいます」
これはJECセンターに届いたある母親からの電話相談の言葉です。
高校2年生の子どもさんが、部活動でのトラブルをきっかけに不登校に。
その頃から家庭内での暴力や暴言が激しくなり、母親に対しての罵倒や威圧的な態度がエスカレートしていきました。
「母親失格」「全部お前のせい」――そんな言葉を繰り返されながらも、母親は「子どもと離れたくない」「嫌われたくない」「見放したと思われたくない」と耐え続けていました。
しかし、子どもの暴力がエスカレートしたある日、見かねた父親がJECセンターの電話相談へと連絡を入れたのです。
JECセンターには、家庭内暴力に悩む親子からの相談が数多く寄せられています。
中でも母親は、「子どもが怖い」でも「この子に嫌われたくない」「手放したら戻ってこないかも」という心理から、問題への対応を後回しにしてしまいがちです。
そんな中、父親が覚悟を持って行動を起こすことで、状況が一気に動き出すケースが多く見られます。
今回のご家庭でも、父親が「今のままでは誰も救われない」と判断し、子どもさんをJECセンターの心理宿泊休養に預ける決断をしました。
JECセンターは心理ケアに特化した数少ない民間の入所施設であり、当施設では、心理学に基づいたサポート体制で、娘さんの心の回復を丁寧に支援します。
自由で安全な環境の中で静養しながら、経験豊富なスタッフと心理学マインドを通じて会話をしていきながら、自己肯定感の回復や心の安定を目指していきます。
さらに、発達障害(ASDやADHD)やパーソナリティ障害の傾向がある場合にも、専門的な対応が可能。
子どもさんはここで、似た境遇の仲間と出会い、孤独感や寂しさを分かち合いながら、自分自身と向き合う時間を持つことができました。
数カ月の滞在を経て、娘さんの表情には落ち着きが戻り、暴力的な言動は見られなくなりました。
しかし、心の回復はJECセンターでの滞在が終わってからが本番です。
家庭の環境が変わらなければ、再発のリスクは高いのです。
JECセンターでは、親が学べる講座(当日5時間コースや1泊2日)を用意し、接し方や距離感の見直し、信じて見守る姿勢の学びを提供しています。
実際、このご家庭でも父親が娘さんとの距離の取り方を見直し、母親も「言いなりになる」姿勢から、「一人の人間として尊重しつつも、必要な線引きをする」態度へと変化しました。
その結果、子どもさんとの関係も徐々に改善されていったのです。
家庭内暴力に悩む親御さんへ――限界を感じる前に、どうかJECセンターへご相談ください。
私たちは、お子さんの心理とご家族双方に寄り添い、再発防止まで見据えた総合的な支援を提供しています。
本人が来られない、もしくは本人が来たがらない場合でも上記に記載している電話番号又はメールアドレスにお問合せいただき、親御さんが勇気を持って行動を起こすことによって状況が大きく変化するきっかけになります。
「もうダメかもしれない」と思ったそのときこそ、回復への第一歩が始まる瞬間かもしれません。
卒業後のご相談も、いつでもJECセンターが受け付けています。
どうか一人で抱え込まず、お電話ください。
家庭内暴力、パーソナリティ障害、
ホスト通い、メン地下、メンコン、パパ活など
まずは無料相談をご活用ください。