自由自律(日本国&仙台&東京)・千葉 潤(jchiba)(東京都所属)のきょうのひとこと

「他人事」のようにコメントしていた元総理大臣やマスコミとは別の視点で政治関連の動きをコメント。

「『警察』」(2024/10/8)

2024-10-08 00:45:03 | 政治・時事

「『警察』」(2024/10/8)

もしも今 国際社会 の中にも 『警察』のような ものがあったら…」-

きょうもごく普通の多くの人たちが日ごろから疑問に思っていてもなかなか現実味を持って考えることができない「素朴な疑問」について、あえてありがちな物の見方とは少し違った角度から物事を考えてみることにしようと思います。地球上のあちこちで繰り返されている「悲劇」は当事者を厳しく批判したり「即時停戦」を求めたりすれば消えてなくなるのでしょうか? そもそも地球上のあちこちで繰り返されている「悲劇」はなぜ繰り返されているのでしょうか? どんなに少なくとも「安全な場所」にいる人間たちがやはり「安全な場所」にいる人間たちに向かってもっともらしく何かを言っただけでは意味のある変化を期待することはできないのです。

引き続き、例えば、中東における「悲劇」についてもう少しだけ考えてみることにしようと思います。中東における「悲劇」を止めるためにはいったいどうしたらいいのでしょうか? もしも「即時停戦」を実現して「悲劇」を止めることを十分に期待することができる方法があるとするならば、「第三者」が当事者の間に割って入って必要ならば「実力行使」をしてでも強制的に「停戦」を実現させるくらいしか効果的な方法は見当たらないのだろうと思います。あえて言い換えれば、中東における「悲劇」を止めるために自分たちも実際に血を流す覚悟がなければ「即時停戦」のようなことを実現させることはほとんど期待することができないのです。さらに言えば、もしも「第三者」の介入が「当事者」から拒否されているような場合には、実際にかなり多くの血が流れることになったとしても「即時停戦」を実現することが難しくなってしまうのです。多少の誤解を恐れずにあえて単純化して言わせてもらうのならば、国際社会にはどこの自由で民主的な近代国家の国内にも存在する「警察」のようなものが存在しない状態なのです。ですから、強盗殺人・誘拐などの事件の被害者側が自ら武器を持って強盗誘拐殺人犯などを捕まえたり人質を取り戻したりしなければならない状況なのです。もしも国際社会の中にも信頼できる「警察のようなもの」があったのならば…。もしかすると中東の「悲劇」はここまで深刻なものにはならなかったかもしれないのです。いずれにしても、何度も繰り返していますが、どんなに少なくとも「安全な場所」にいる人間たちがやはり「安全な場所」にいる人間たちに向かってもっともらしく何かを言ったとしても意味のある変化を期待することはできないのです。きょうのところは改めてそのことを強調するだけにとどめることにしておきます。

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