以前、彼は、神と人間に対する信頼をまったく失ってしまい、
すべてを投げ捨て、ただ自殺だけを考えていた時があったそうです。
ある日、店の前を通りかかった彼の目は、
突然、そこにあったテレビに釘付けになったのです。
そこには、カリガートの「死を待つ人の家」で、
病人や、死にゆく人たちのお世話をするシスターたちの姿が
映っていたのでした。
彼はこう書いています。
そのシーンをしばらく見続けた後、ほんとうに久しぶりに、
わたしは、その場でひざまづき、祈りました、と。
そして今、彼は神に立ち返り、生きています。
神が、この世界をまだ愛してくださっていると、わかったからです。
彼はこのことを、あのテレビで見たのでした。
あのテレビ番組は、礼拝堂だったのです。
(マザー・テレサ)
”耳を傾け、
わたしにきて聞け。
そうすれば、
あなたがたは生きることができる。
(イザヤ55:3)”
自分の知識や努力、力に頼っている時、
頑張りを見ておられる神がおられます。
必要なことはただひとつ。
あなたがわたしを見ること。
わたしにきて聴きなさい。
そうすれば、あなたに平安が与えられるでしょう。
すべての人類の心のドアをノックされている主なる神。
愛は無限大です。
キリエ・エレイソン
Amen.
11月14日の花言葉
シクラメン(赤)
はにかみ
