だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1「ドカッ・パカッ・ガシャ~ン」ドラムは雑音楽器??《ラルフ・ピーターソン(ds)》

「ドカッ・パカッ・ガシャ~ン」ドラムは音楽器??
ドラマーはック・プレーヤでは無かった。
アドリブ奏者・同のアンサンブル!!
①『V』(88)
《V/Ralph Peterson(ds)》
YouTubeリンク:https://youtu.be/HfdORYk18Mc?list=PLxRjwsSCLGB5sJWG8TyJfrHyIq2P0e-Sc 
テレンス・ブランチャード(tp)、スティーヴ・ウイルソン(as,ss)、
ジェリ・アレン(p)、フィル・ボウラー(b)、ラルフ・ピーターソン(ds)。

こんな人、知らなかったが、このドラムには驚いた。
元々、ドラムは雑音楽器、和音を成す音階が無い。
「バタ・バタ・シャ~~ン」、こんな音は所詮、雑音。
だから、下手クソが叩くと他人の演奏の魔になるだけ。

昔々のピアノトリオのドラムはワイヤブラシで「シャカ・シャカ・シャッ」。
邪魔をせず静かにリズムを刻んでた。
ところが、この人は違う。

ドラムがメロディーを・・・、階があるように・・。
「ドカッ・パカッ・ドスン・ガシャ~~ン」こう書くと、単なる雑音だが。
サックスorピアノのインパクト音に合わす。
或いは、音の隙間をう間隙音がアンサンブルの一員を成す。
ドラム1発1発の衝撃音がアドリブ奏者と同格の役割を担う。

仮に、当り前の4ビートを叩けば、在り来りのツマラン50年代ジャズと化す。
ドラムリーダの値観をこれだけ発揮したレコードは他には無い。


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