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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 奇声一発!タンバリン・ジャズ《ドン・ウィルカーソン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ドン・ウィルカーソン」のレコード紹介です。♪~♪
 
「こんなのジャズ?」一流サイドメンが!
奇声一発「バシャ・バシャ」ンバリン、R&Bに・・!
一流悪乗り・鹿乗りテナーマンの登場!
一句
 “ タンバリン しゃばしゃ鳴るや 悪乗りし”
①『プリーチ・ブラザー!』(62)
《Preach Brother!/Don Wilkerson》
ドン・ウィルカーソン(ts)、グラント・グリーン(g)、ソニー・クラーク(p)、
バッチ・ウォーレン(b)、ビリーヒギンズ(ds)。

これはジャズの大御所ブルーノート・レーベルのレコード。
が、「こんなのジャズ?」って思ってしまう。
サイドメンは立派な方々、ジャズマン。
なのだが、R&Bのような・・・。

当時、ロンドンのダンス・ミュージックで大受けした。納得もする。
ウィルカーソンのテナーは堂々とした吹きっぷり。
ただ、酔っ払ってる? スライドする音がやたらと狂う。
そして、何度も何度もり返すし・・・・。

このふざけよう、「ちゃんちゃら」可笑しくって。
この乗りで8ビートが「グイグイ」、だからダンス向き?

「バシャ・バシャ」ンバリンが2ビートで、突如奇声を上げ・・。
まるで「タンバリン・ジャズ」、ギターのアドリヴはC&W。
8ビートの悪乗りダンス、タンバリンやら・C&Wやら・・。
挙句の果ては得意技のR&B。
  一句
     “ タンバリン しゃばしゃ鳴るや 悪乗りし”

これは、一応・リリース順でリーダ作。
次回の②『Elder Don』の録音は①より2ヶ月早い。
この人、テキサス出身と違うがテキサステナーの音。
テキサステナーから外れた伍者って感じか。
自己流に仕上げた一流悪乗り・馬鹿乗りテナーマンといえる。
 
♪~♪  タンバリンやらC&Wやら声一発、「一流悪乗り」テナーをどうぞ

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