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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№4 MAL、丸ごと魅せる《マル・ウォルドロン(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズピアノ「マル・ウォルドロン」のレコード紹介です。~♪
 
「モールス信号」は、随分と鳴りをめた。
の美しさ、と思えばダイナミックに攻め。
多面的に多様な色で、マルの全貌を魅せる。
 
一句
 “陰影美 ごと魅せる マルの音”


④『インプレッションズ』(59)
《Impressions/Mal Waldron》
マル・ウォルドロン(p)、
アディソン・ファーマー(b)、アル・ヒース(ds)。
 
《Mal Waldron Blog紹介》


マル節のマル「乗り」、「モールス信号」。
そんな個ギラギラだった『MAL-1~4』のアルバム。

当④は、そんな鳴りを随分と潜めた。
抑揚も強弱も兼ね備えた、強いタッチに。
モールス信号「しき」フレーズもあったり。
マルの個性は、格好を変えてもギラギラしている。

当④のマルは、一聴・ヨーロッパ風のような。
「キラキラ」はしていないのだが。
陰影のラジェーションの響きがある。

オリジナルの「Ciao!」。
今までにないハードタッチでガンガン響く。
返しのフレーズが、これでもかとはしる。

ダイナミックに「ぐいい」攻めてくる。
と思えば、優しくエンディングを迎え始めたり。
曲が変われば、ソフトに美しいメロディーに。
脅迫・しか、と思うほどのピアノに驚いたり。
 
こんなしつこさは、今までに無かった。
まさにドラマチック・ストーリー、聴応え充分だ。
当④は、多面的多様な色で魅せるマル。
アルバムトータールでマルの全貌が観える出来栄えです。
 
 一句
 “陰影美 ごと魅せる マルの音”

Prestigeで5枚のリーダー作をリリース。
当④はストの作品となる1枚です。
 
♪~ 「Ciao!」モールス信号と異なる、ハードタッチでガンガンはしります。


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