№1 F1レース級超重量級戦車軍団《アウト・オブ・ザ・ブルー》

重厚な音圧が鋭いウネリで迫るアンサンブ！

一揆に血圧ピーク値に、脳内血管破裂を喰らう？

Ｆ１レース級「超重量級戦車軍団」の登場！！
①『ＯＴＢ』(85)

《OTB:Out Of The Blue》

マイケル・モスマン(tp)、ケニー・ギャレット(as)、ラルフ・ボーエン(ts)、

ハリー・ピケンズ(p)、ボブ・ハースト(ｂ)、ラルフ・ピータースン(ds)。

Out Of The Blue「突然に」の意味があるようだが。

Blueを引っ掛けて、ブルーノート・レーベルからの発信？？

そんな意味なら、トップ・ジャズレーベルからの肝いりデビューといえる。

 

曲創り＆アレンジに渾身の力で入魂。

アンサンブルの凄味はチョット他には無い。

ダイナミックなパワー、リズムのキレ、重厚な音圧がウネル。

ガンガン攻まり、身体と鼓膜を激しく揺す振ってくる。
ドラムの手数の多さは頂けないが、ピアノとのアタック音が合う瞬間、
一揆に血圧ピーク値に、心臓発作でも喰らいそうだ。

デビュー作、25歳以下のメンバでブルーノートがオーディショで採用。

ギャレット(as)はマイルス等のグループに起用されたジャズ界のキャリア組。

ブチ切れフレーズで説得力は薄いが、ツンザク刺激でド肝を抜く。

アンサンブル中心だがH.バップ、モードを超えた新たな息吹を感じる。

Ｆ１レース級「超重量級戦車軍団」のアンサブル・グループだ。