住民安全Newsブログ

只今、試験運用中

“大人の風疹”大流行の兆し 妊婦かかれば子供に影響も

2013年02月15日 | 住民安全ネットワーク

“大人の風疹”が大流行の兆しを見せている。免疫のない世代が成人になったことが原因とみられ、妊娠中の女性が感染することで、子供に障害が出るケースも起きている。厚生労働省は都道府県などに、予防接種を呼びかける通知を出す事態となっている。(三宅陽子)

国立感染症研究所(感染研)によると、風疹が流行し始めたのは昨年から。ここ数年、年間400人未満だった患者が、昨年は2353人に急増。最新1週間(1月28~今月3日)の患者は59人。今年の累計(今月3日まで)では339人となり、昨年同時期(25人)の約13倍となった。

患者の約8割は男性で、20~40代が多いのも特徴だ。厚労省によると、風疹の予防接種は、平成6年まで女子中学生に限定されていたことなどから、特に男性の接種率が低く、免疫がない人が多いことが感染拡大の一因とみられる。

感染研感染症情報センターの多屋馨子(けいこ)室長は「春は感染が拡大する。予防接種を受けていない成人と(現在、予防接種の対象となっている)中学1年生、高校3年生は3月31日までに接種を」と呼びかけている。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130214/bdy13021420150004-n1.htm