第59回2005福岡国際マラソン選手権大会

12/4（日）第59回福岡国際マラソン選手権大会が午後12時10分スタートした。来年2006年12月のアジア大会（カタール・ドーハ）代表選考会を兼ねている。福岡市の平和台陸上競技場を発着点（Bグループは大濠公園発）とするコースでスタートした。

今年からBグループが追加された。参加資格は、日本陸上競技連盟2005年度登記・登録男子競技者で2003年12月1日以降の日本陸上競技連盟公認の大会で以下の標準記録を突破した者である。
[Aグループ] ①マラソン2時間27分②30kmロードレース1時間35分③ハーフマラソン1時間07分
[Bグループ]①マラソン2時間45分②30kmロードレース1時間50分③ハーフマラソン 1時間15分
※ 以上のほか日本陸上競技連盟が特に推薦する者。

昨年までは2時間27分を突破した選手しか出場できなかった世界一出場基準の厳しかった大会だ。

レースは強雨に雨という悪条件下で展開した。28キロ地点で先頭集団はペースメーカーを除く5人に絞られ、日本勢では藤田選手がただ一人その中にいた。ペースメーカーのいなくなった32キロ付近でバラノフスキーが一気に加速した。先頭集団から抜け出ると、向かい風の中、そのまましっかりとした足取りでゴールに駆け込み、日本勢の3連覇を阻んだ。

ドミトロ・バラノフスキー（ウクライナ）が2時間8分29秒で初優勝した。日本勢では、2000年にこの大会で優勝しながら故障続きで勝利に見放されてきた藤田敦史（富士通）が、3位に食い込む健闘を見せた。2位は2003年世界選手権銀メダルのフリオ・レイ（スペイン）だった。

1位　2:08:29　ドミトロ・バラノフスキー（ウクライナ）
2位　2:09:41　フリオ・レイ（スペイン）
3位　2:09:48　藤田敦史（富士通）
4位　2:11:48　デジュネ・ビルハヌ（エチオピア）
5位　2:12:12　アブデルカデル・エルムアジズ（モロッコ）

12/06(火) 138 pv 67 ip -位（403728 BLOG中）
12/05(月) 254 pv 101 ip -位（402951 BLOG中）
12/04(日) 307 pv 89 ip -位（402164 BLOG中）