そらそら

自由気ままな受験生、こっぺぱんのブログ。

2006*本

2006-12-28 22:12:12 | 
【2006年のまとめ】ということで、今日は《本》について書きます。

今年、私が読んだ本の中で、一番よかった作品を紹介したいと思います。
って言っても、そんなにたくさん読んでないのですが…;
では(´・ω・)ノ♪


『夜のピクニック』

3ヵ月くらい前に読んだので、あまり詳しい感想は書けないのですが…。

この作品を知ったのは、映画化したことがきっかけです。
映画の予告を見て、「映画が観たい!」と思ったのですが、受験勉強の為に諦めて…でも我慢できなくて、本を読むことにしました。


全校生徒が24時間かけて80キロを歩き通す「歩行祭」という北高校の学校行事を通して、3年生の甲田貴子がある賭けをする―…という話。
私の学校にも40キロですが、「競歩大会」という行事があります。それから、同じ高3というところもあって、共感できるところもあるのではないかと思いました。

この作品は、本当に歩いてることを書いているだけなのですが、ずっと読んでいたいと思えて、ゴールが近付くにつれて、ちょっと惜しい気持ちになっていきました。
一緒に歩いてるような書き方をしてしまいましたが、本当にこの作品は、そんな気持ちにさせてくれます。風景の描写と登場人物たちの心理描写がとても上手で、歩いている情景や足の痛さまで、とてもよく伝わってきました。

貴子の賭けとは、同じクラスの西脇融に話しかけること。ある事情で、お互い気になるけど、話しかけることができないで過ごしてきた。
この作品は、そんな二人の視点で交互に話が進められていて、二人のちょっともどかしい感じがよく出ていました。

二人の周りの友達たちも個性的で、話を盛り上げてくれて、また、それぞれがいろいろな考えを持って歩行祭に参加していて、いろいろな視点で読める作品だと思いました。


私は、この作品を競歩大会の後に読んだのですが、競歩大会の前に読みたかったと後悔しています。競歩大会の前に読んでいれば、少し違う気持ちで参加できたのではないか…と思います。
この作品の登場人物たちは、本当に青春していて、羨ましかったです。男女共学で夜も歩く…っていう時点で、私と違いますけどね(笑)

『夜のピクニック』は、表現と構成が本当に上手で、とても読みやすかったです。そして、何よりストーリーと登場人物が魅力的な作品だと思います。



++++++++


今年は何冊か本を読みましたが、やっぱり『夜のピクニック』が一番印象に残っています。
来年は、もっとたくさん本を読みたいなぁと思います。


では♪♪♪

タイヨウのうた

2006-07-09 19:38:13 | 
原作本の「タイヨウのうた」を読みました。
正直、あんまりおもしろくなかったです。
映画のノベライズ本も読みましたが、内容が全然違いました。
私は、映画の内容の方が好きです。
ドラマもやりますが、それもまた原作とも映画とも内容が違うみたいです。
どれも、XPの女の子とサーフィン好きの男の子の純愛っていうところは同じですが。

では、詳しく感想を・・・
(映画版と比べちゃいますが)
まず、登場人物があまり魅力的に感じませんでした。映画版では、結構、魅力的に感じたんですけど・・・。特に、原作本の美咲が好きになれませんでした。映画版は好きなんですけど。美咲と結ばれる人が原作と映画で違うし・・・。
あと、結構、性的な表現が多くて、主人公の薫もそういうことを考えていて、ちょっと嫌でした。別に悪くはないんですけど、イメージがちょっと崩れた感じがしました。
それから、ちょっとうまくいきすぎな展開だった気がします。いいことばっかりな感じでした。あんまり、薫のXPの辛さとかが描写されていない気がするので、ちょっと物足りない感じでした。
でも、もうすぐ死んでしまうとわかっていても、精一杯生きる薫の姿には、やっぱり感動しました。

映画のノベライズ本を読んだので、それと比べてしまって、おもしろさが半減してしまったと思うんですけど、原作だけ読むのなら、おもしろい作品だと思います。

読んじゃった。

2006-06-23 01:40:00 | 
『タイヨウのうた』の本、読んじゃいました。
でも、やっぱりノベライズ本なので、あんまり良くなかったです。
あらすじだけっていう感じで、あまり感動できませんでした。
やっぱり、原作を読みたいです!
てか、やっぱり、映画も見たいです!
YUIさんの歌を劇中で聴きたいです!

本の感想はあまりないのですが、ひとつだけ・・・
雨音薫がものすごくカワイイです!
照れ屋で素直で、本当にカワイイです!

あー映画見たいっ!!

陰日向に咲く

2006-06-07 22:48:43 | 
劇団ひとりさんの『陰日向に咲く』をきょりさんに借りて読みました。
すごく読みやすくて、おもしろかったです。
読み始めると、引き込まれて、止まらなくなる感じでした。
芸人さんなのに凄く文章の書き方が上手で、驚きました。
短編の話が5つあって、それぞれ全く違う話なんですけど、結局のところ、みんな繋がってる!みたいな感じです。(読んでみればわかります)
なんか、人間って、結局みんなどこかで繋がりあっているのかなぁ・・・なんて考えちゃいました。
とにかく、おもしろいので、オススメです♪



英検前なのに、この本読んじゃいました・・・。あはは。

あおぞら

2006-04-04 23:07:18 | 
今、ちょっと話題の「あおぞら」っていう、本を読みました。
感想を書いてみたくなったので、書きます。

この話は、実話らしいのですが、本当にこんなヒドイことがあったのかと、信じられませんでした。
主人公の夏さんは、中学生のときに友達にレイプされ、その後も、援助交際やリストカットなどを繰り返し、生きることの意味を見失ってしまいました。
そんな時、高校でこぅちゃんという恋人ができました。でも、こぅちゃんも事故に遭い、亡くなってしまいました。
本当に生きることが辛くなった夏さんだけれど、家族や周りの人々の支えのお陰で、生きる希望を持つことができました。

ちょうど私と同じくらいの歳の話なので、こんなにツライ人生だったら、本当に死んでしまいたくなるかもしれないと思いました。
この本の中で、夏さんが「普通の生活がしたいだけ」と言っていて、普通の生活が本当は、ものすごく幸せなのだと気付きました。
この本を読んで、「生きることの凄さ」と「家族や友達の大切さ」を普段の私達の生活では、気付けないことを教えられた気がします。
これからは、もっと一日一日を精一杯に、充実させて生きていかなければいけないと思いました。


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もっと、ちゃんとした感想を書きたかったのですが、うまく表現できませんでした・・・;
もっと文章能力があればいいのですが・・・orz



お返事
noeさん。
そっかー、なんもないんだ・・・;
なんかハラタツね(笑)
私のことは・・・今度会った時話すわ。
どーん!と聞いてください。