クルマを部品の形で売り、ユーザーが組み立てて乗ることができるもの。
メーカーは組み立て設備を持つ必要が無い。メーカー自身やカーショップなどが組み立てたものが販売されることもある。
Wikiのページには英国だけで50社ぐらいのキットカーメーカーのリンクがあります。
「現在のキットカーは趣味的な要素の強い自動車という位置づけがますます強くなっている。」(Wikiから)
英国では「メーカーは年間200キット未満であれば厳しい規則もなく製造販売することができ」(Wikiから)
クルマ好きが作りたいものをクルマ好きが買い、乗る。
大メーカーが作らないものが流通する。
英国ではKitcarShowが開催されます。うらやましい。
英国でキットカーとして登録された車両が日本で型式認定を受けるには、技術基準適合書への製造元による署名捺印が必要とのこと。これが無い場合は制動性能検査が必要とのこと(年式による)。
外国の技術・文化を知るには、そのサンプルが1つあれば充分で、それをじっくり見るというシンプルな方法がとれます。
もっと簡単に流通するようにしてほしいものです。
・どんなクルマがあるのか
Wikiのリンク、まだ全部を見たわけではありませんが、私の印象としては、スーパーセブン系が非常に多く、オリジナルデザイン、スーパーカーレプリカ、コブラ系、クラッシック系などがあります。
(「キットカー」 = 「スーパーカーのレプリカ」という解釈があるようですが、それは一部にすぎません)
(レプリカについてはまたいずれ)
MK Indy R with a 2003 Honda Fireblade engine
source : https://www.vwroc.com
Banham Bat
source : https://www.flickr.com
・私がキットカーに興味を持ったのは
Lotus Eliseを11年所有し、これが理想的なクルマであることを理解した後、次の趣味車を探しました。
そのときGinetta G33を知りました。
source: https://bestcarmag.com
Ginettaは日本ではほとんど、G4とG12しか流通していません。
ネットで調べるとG33というモデルがある。手に入るのか?日本に来てないのか?
(G27は少し来てるみたいですが)
Car and Classic で中古を調べたりしましたが、出てきません。
少量生産でほとんど英国でしか流通していないキットカーというものの存在を認識しました。