Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Cecil Taylor 1962

2017年12月07日 | Jazz
1,Nefertiti,The Beatiful One has Come/Cecil Taylor (Fontana) 1LP 630円
オランダの女流リトグラファー、マルテ・ローリングの手によるオリジナル・ジャケットがどれも素晴らしいデンマーク・フォンタナのニュージャズシリーズでリリースされた一枚。
意匠がまったく違うので中々結び付けられませんでしたが、中身は下の「アット・カフェ・モンマルトル」と同一日のライヴセッションを収めたものです。今では一枚にまとめられたCDが複数の意匠で出ています。

Side A
1,What's New
2,Nefertiti, The Beautiful One Has Come (1st Variation)
Side B
1,Lena (2nd Variation)
2,Nefertiti, The Beautiful One Has Come (2nd Variation)
Recorded Live at the Cafe Monmartre, Copenhagen, Denmark, Nov. 23, 1962.





2,Cecil Taylor at the Cafe Montmartre (Fontana) 1LP 630円
ということで、セシル・テイラー・ユニットという名の下に組まれたアルトのジミー・ライオンズ、ドラムスのサニー・マレイとのトリオでコペンハーゲンのジャズ・クラブ「カフェ・モンマルトル」に出演した時のライヴ録音。上掲盤の4曲に本盤の4曲それに未発表だった2曲の計10曲が「コンプリート・カフェ・モンマルトル」としてCD化されています。

スピード感溢れる演奏は初期セシル・テイラー/所謂フリージャズの代表作にして歴史に残る傑作盤と云ってよいものだと思っています。

Side A
1,Trance
2,Call
3,Lena
Side B
1,D Trad, That's What
Recorded Live at the Cafe Monmartre, Copenhagen, Denmark, Nov. 23, 1962.

Cecil Taylor – piano
Jimmy Lyons – alto saxophone
Sunny Murray – drums

尚、今回入手のこの2枚は70年代の初めに日本ビクターがリリースした国内盤です。


cecil


Cecil Taylor - Lena




The Cecil Taylor Unit - D Trad, That's What part 1




Cecil Taylor - Nefertiti, The Beautiful One Has Come (Disc 2)

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5 コメント

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Nefertiti,The Beatiful One has Come (しみへん)
2017-12-07 20:02:28
初めてフリージャズを聴き始めた頃はこれやオーネットコールマンを聴いてアバンギャルド音楽として聴いていましたが、今聴けば牧歌的にすら感じます。別にフリージャズ追っかけていた訳でもありませんけど。フリーソウルもそうですが、フリーって言った時点でフリーな感じがしません。ニューロックとかニューソウルもそう。単に言葉のニュアンスだけですけど。
Cecil Taylor はなんかカエルの卵みたいな球体が一杯あるジャケットの奴が一番好きでしたけど。随分前に売り払って名前すら思い出せません。歳だなあ。
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Unknown (しみへん)
2017-12-07 20:04:44
違いました。それはジョンリーでした。ザクロみたいな奴。
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Re:Nefertiti,The Beatiful One has Come (Jahking@管理人)
2017-12-07 20:49:53
1973年の来日時に録音された「アキサキラ」じゃないですかね。ザクロみたいなのって。
カエルの卵みたいな球体が一杯あるジャケットは同じく来日時に録音された「ソロ」でしょうか。
http://diskunion.net/jazz/ct/detail/XAT-1245393760
https://www.discogs.com/ja/Cecil-Taylor-Solo/release/1202188
私が一番ジャズを聴き捲っていた頃のものにて、この2枚は本当によく聴きました。今では手もとにありませんが、一番好きなテイラーの盤がこの2枚かもしれません。
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Unknown (しみへん)
2017-12-08 06:41:34
これです。これです。カエルの卵みたいな球体がごっちゃになってました。「ソロ」が一番好きです。
普段からバイオとか気にせずに聴いているので、色々聴いているはずなのに全然頭に残ってまへん。
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Re: Solo 1973 (Jahking@管理人)
2017-12-08 07:44:33
これは録音の良さもあって怒涛のピアノに引き込まれましたね。私が初めて買ったセシル・テイラーがこれだったような気がします。今は亡きトリオ・レコード制作でしたね。
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