goo blog サービス終了のお知らせ 

スワボ倶楽部

Coworking Space
本ブログは、ホームページへの送稿のために設置しているものです。
閲覧のみ可能です。

お隣りが工事開始しました

2015-08-28 | 日記

スワボのお隣の建物の解体作業が始まっています。青果と鮮魚店として、いわば街の台所して大切なお店であり、多くの人が訪れたことでしょうし、古くを知る住民にしてみると懐かしさもよみがえることでしょう。 付近は看板建築の貴重な建物も多く、写真右側の2店もその分類に該当するものです。写真左は「スワボ」の建物です。よくもぎっしりと建てたものだと感心します。木造建築で、お隣りどうしではっきりとした壁はなく、まさに薄皮構造なのです。まさに壊してみないと状況がわからないと、大家さんから説明を受けて始まった解体作業です。解体が進むとご覧のようにブルーシートで「スワボ」が覆われました。側面内側にはいたるところにブルーの光が投影されています。薄皮構造がゆえに隙間だらけに・・・ それにしても間口の割には奥行きが異様に長い構造です。間口税のなごりでしょうか、町に住む町人はなんとか負担を少なくするため、 間口を狭くし奥行きが長い町家が各地にできました。 極端に間口が狭く、外からは中の広さがわからない、「うなぎの寝床」という
 細長い町家が軒を並べることになったのでしょうか。更地となった土地には、一般住宅が建設されるそうなのですが、中心市街地が時代の中に埋没してしまいそうな現実をこの町でいくつか散見しているだけにこれでいいのかな?と思いますが・・・9月初旬には、壁板が張られる予定です。大分外看板類が老朽化してきているので、作り替えの作業をはじめました。