息子達が居なくなった我家は、家内と二人に犬一匹がポツンと、取残された感じだった。
狭い家がやけに広く感じられ、子供だった頃が走馬燈のように想いだされ、結婚が決まった喜び以上の寂しさを、全てが終わった今,ひしひしと感じていた。
この機会に、以前から興味があったインターネットを始めた。とは言っても,パソコンの知識がある訳でもなく、60の手習いからの一歩だった。
私のようなALS患者が使う意思伝達装置にはインターネット、電子メール機能があり、身体の動かせる部位があれば,センサーで感知して意思伝達装置を操作して、インターネットを楽しむ事が出来るのだ。
しかし、私くらいの年齢の患者さんの中には、パソコンアレルギーで意思伝達装置を拒否する患者さんも少なくない。
平成14年6月,ADSLでインターネットが開通、無我夢中で操作を覚え,初メールの相手に届いたか,どうかを家内に電話させた事が今でも忘れられない。
それ以来、インターネットの虜になってしまい、息子達の嫁さんとも連絡はメールで、またALS患者達のネットワークで多くのメル友が出来,充実した日々を送っている。
狭い家がやけに広く感じられ、子供だった頃が走馬燈のように想いだされ、結婚が決まった喜び以上の寂しさを、全てが終わった今,ひしひしと感じていた。
この機会に、以前から興味があったインターネットを始めた。とは言っても,パソコンの知識がある訳でもなく、60の手習いからの一歩だった。
私のようなALS患者が使う意思伝達装置にはインターネット、電子メール機能があり、身体の動かせる部位があれば,センサーで感知して意思伝達装置を操作して、インターネットを楽しむ事が出来るのだ。
しかし、私くらいの年齢の患者さんの中には、パソコンアレルギーで意思伝達装置を拒否する患者さんも少なくない。
平成14年6月,ADSLでインターネットが開通、無我夢中で操作を覚え,初メールの相手に届いたか,どうかを家内に電話させた事が今でも忘れられない。
それ以来、インターネットの虜になってしまい、息子達の嫁さんとも連絡はメールで、またALS患者達のネットワークで多くのメル友が出来,充実した日々を送っている。