これは航空会社都合でフライトの変更が行われ色々あった末に、払い戻しの催促を送り続けた記録。
フライトの日時変更自体は珍しくないものの、相手は日本に代理店や事務所を構えていないサウディア(サウジアラビア航空:SV)。
当然ながら日本の常識は全く通じず。かと言って諦めてしまうと旅行自体が破綻してしまいますが、強気で対応して搭乗拒否なんてされたら堪ったものではありません。
2014年10月14日。
仲良くしてもらっているフォロワーさんからLINEが。
「一緒にSV871便(MNL-RUH)に乗ろうと思ってるんだけど、調べても出てこない」
当初は満席になったのかと思ったのですがFlighttrackでも引っかからず、代わりにSV861便という別便が出てきました。
同日夜、帰宅してサウディアの予約確認画面を見に行くとSV871で予約したはずがSV861に切り替わっていました。
別に便名が変わるのは構わないのですが、出発時間が2時間以上遅れ、リヤドでMAD行きに乗り継ぐ事が不可能に。
もちろんそれに関するサウディアからの連絡は一切なし・・・。ここから長い戦いが始まりました。
翌日、予約確認メールに記載されていたサウディアのサポートセンターに「どうにかしてくれ」といった内容のメールを送信。
その次の日に返信がありました。サウディアの提案としては
・手数料を一切取らない完全な全額返金
・差額なしで別日のフライトに切り替える の2つ
時期が時期(年末出発、年始帰着)なので別会社でマドリードまで向かうのは金銭的に厳しい上、RUH-MADはデイリーではないので別日に切り替えると旅行自体に支障をきたしてしまいます。
代替ルートはないかと調べたところ、RUH-FCOでローマまで出た後にMADまで飛ぶのが一番都合が良さそうだったので、追加料金無しでMNL-RUH-FCOに切り替えてもらえないか聞いてみました。
が、やはりダメ。
改めて購入しなおしても大した差額は発生しないのでサウディアには全額返金をお願いし、MNL-RUH-FCOを購入しなおしました。
FCO以降の行程は旅行記の通りです。
10月下旬。
返金に関してちっとも動きがないのでサウディアのサポートセンターに直接電話。
「いつ返金するのか」と聞いたところ、おおよそ1ヶ月待って欲しいという返答。
12月初旬。
やはりお金が返ってこないので「いつ返すのか。カード払い返金手続きが面倒なら送金でもいいし、なんならリヤド乗り継ぎの時に直接そっちに出向いて現金で貰ってもいい。」とメール。
返信がないので「明日までに返信もらえないなら電話します」と脅すとすぐに返事がきました。この手法は今後のやり取りで幾度か使わせてもらうことに。
返事の内容としては「あと30日待ってくれ。カード返金以外での返金はできない。」とのこと。
もしかして返す気が無いのではないかと思い始めたので、「これ以上の期限の再延長は認めない。30日後までに返金の確認が取れなかった場合は訴訟も検討する。」という旨のメールを送りつける。
1月上旬。
予約したサウディアの全区間を乗ったのとほぼ同時に返金。
期限が迫ったから返したのか、ちゃんと乗ったから返ってきたのかは不明です。
とりあえずちゃんと返ってきて良かった。
これが日系だとどのような対応になるのかは分かりませんが、返金の要求から実際に返ってくるまでかれこれ2ヶ月以上かかってしまいました。
日本に事務所や代理店を構えていない会社ですと、メールと電話が唯一の連絡口となってしまうので交渉はかなり厄介です。
今回はサウディアでしたが、全て含めて値段相応といったところでしょうか。早めに予約するとMNL-RUH-IADが9万円台という破格ですがやはりそれなり。
どの航空会社でも言えることですが、搭乗する季節のダイヤが施行されるまで、タイトな乗り継ぎは組まないほうが吉ですね。
予約時は2時間あったリヤドでの乗り継ぎ時間が結局-10分になってしまいましたし。
こんな感じで年始旅行の裏側ではトラブっていました。
安い・貴重という理由から航空会社を選択する気持ちもよくよく分かりますが、こういう時のリスクもしっかりと把握しておかなくてはいけませんね。
それでは。
フライトの日時変更自体は珍しくないものの、相手は日本に代理店や事務所を構えていないサウディア(サウジアラビア航空:SV)。
当然ながら日本の常識は全く通じず。かと言って諦めてしまうと旅行自体が破綻してしまいますが、強気で対応して搭乗拒否なんてされたら堪ったものではありません。
2014年10月14日。
仲良くしてもらっているフォロワーさんからLINEが。
「一緒にSV871便(MNL-RUH)に乗ろうと思ってるんだけど、調べても出てこない」
当初は満席になったのかと思ったのですがFlighttrackでも引っかからず、代わりにSV861便という別便が出てきました。
同日夜、帰宅してサウディアの予約確認画面を見に行くとSV871で予約したはずがSV861に切り替わっていました。
別に便名が変わるのは構わないのですが、出発時間が2時間以上遅れ、リヤドでMAD行きに乗り継ぐ事が不可能に。
もちろんそれに関するサウディアからの連絡は一切なし・・・。ここから長い戦いが始まりました。
翌日、予約確認メールに記載されていたサウディアのサポートセンターに「どうにかしてくれ」といった内容のメールを送信。
その次の日に返信がありました。サウディアの提案としては
・手数料を一切取らない完全な全額返金
・差額なしで別日のフライトに切り替える の2つ
時期が時期(年末出発、年始帰着)なので別会社でマドリードまで向かうのは金銭的に厳しい上、RUH-MADはデイリーではないので別日に切り替えると旅行自体に支障をきたしてしまいます。
代替ルートはないかと調べたところ、RUH-FCOでローマまで出た後にMADまで飛ぶのが一番都合が良さそうだったので、追加料金無しでMNL-RUH-FCOに切り替えてもらえないか聞いてみました。
が、やはりダメ。
改めて購入しなおしても大した差額は発生しないのでサウディアには全額返金をお願いし、MNL-RUH-FCOを購入しなおしました。
FCO以降の行程は旅行記の通りです。
10月下旬。
返金に関してちっとも動きがないのでサウディアのサポートセンターに直接電話。
「いつ返金するのか」と聞いたところ、おおよそ1ヶ月待って欲しいという返答。
12月初旬。
やはりお金が返ってこないので「いつ返すのか。カード払い返金手続きが面倒なら送金でもいいし、なんならリヤド乗り継ぎの時に直接そっちに出向いて現金で貰ってもいい。」とメール。
返信がないので「明日までに返信もらえないなら電話します」と脅すとすぐに返事がきました。この手法は今後のやり取りで幾度か使わせてもらうことに。
返事の内容としては「あと30日待ってくれ。カード返金以外での返金はできない。」とのこと。
もしかして返す気が無いのではないかと思い始めたので、「これ以上の期限の再延長は認めない。30日後までに返金の確認が取れなかった場合は訴訟も検討する。」という旨のメールを送りつける。
1月上旬。
予約したサウディアの全区間を乗ったのとほぼ同時に返金。
期限が迫ったから返したのか、ちゃんと乗ったから返ってきたのかは不明です。
とりあえずちゃんと返ってきて良かった。
これが日系だとどのような対応になるのかは分かりませんが、返金の要求から実際に返ってくるまでかれこれ2ヶ月以上かかってしまいました。
日本に事務所や代理店を構えていない会社ですと、メールと電話が唯一の連絡口となってしまうので交渉はかなり厄介です。
今回はサウディアでしたが、全て含めて値段相応といったところでしょうか。早めに予約するとMNL-RUH-IADが9万円台という破格ですがやはりそれなり。
どの航空会社でも言えることですが、搭乗する季節のダイヤが施行されるまで、タイトな乗り継ぎは組まないほうが吉ですね。
予約時は2時間あったリヤドでの乗り継ぎ時間が結局-10分になってしまいましたし。
こんな感じで年始旅行の裏側ではトラブっていました。
安い・貴重という理由から航空会社を選択する気持ちもよくよく分かりますが、こういう時のリスクもしっかりと把握しておかなくてはいけませんね。
それでは。
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