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東海地震に関連する調査情報(定例)

2012年02月27日 | 地震関連・防災

今月も、、地震強化地域判定会が開かれ、会長発表があった。
これを受けて、毎月定例の地震情報の発表。

今回もまた、想定される東海地震のシナリオにのっとった変化は観測されず。

 

平成24年 2月27日17時00分 気象庁発表

           東海地震に関連する調査情報

** 見出し **

 これは、東海地震に関連する調査情報(定例)です。地震防災対策強化地域判定会(定例)で評価した、定例の調査結果の発表です。

 カラーレベルは青です。
 現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測されていません。

** 本文 **

 本日(2月27日)開催した第310回地震防災対策強化地域判定会(定例)で評価した、主に前回(1月23日)以降の東海地域とその周辺の地震・地殻活動の調査結果は以下のとおりです。

1.概況
 現在のところ、東海地震に直ちに結びつくとみられる変化は観測されていません。

2.地震活動の状況
 静岡県中西部の地殻内では、全体的にみて、2005年中頃からやや活発な状態が続いています。
 浜名湖周辺のフィリピン海プレート内では、引き続き地震の発生頻度のやや少ない状態が続いています。
 その他の領域では概ね平常レベルです。

3.地殻変動の状況
 全般的に注目すべき特別な変化は観測されていません。
 GPS観測及び水準測量の結果では、御前崎の長期的な沈降傾向は継続しています。更に、傾斜計、ひずみ計等の観測結果を含めて総合的に判断すると、東海地震の想定震源域及びその周辺におけるフィリピン海プレートと陸のプレートとの固着状況の特段の変化を示すようなデータは、現在のところ得られていません。
 なお、GPS観測の結果によると、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」による余効変動が、小さくなりつつありますが東海地域においてもみられています。

 これは、東海地震に関連する調査情報(定例)です。

  

**(参考)東海地震に関連する情報の種類とその防災対応等**

【東海地震予知情報】

 東海地震が発生するおそれがあると判断した場合に、警戒宣言に伴って発表。
(防災対応)
 テレビ・ラジオ等の情報に注意、東海地震の発生に十分警戒して、警戒宣言及び自治体等の防災計画に従って行動。

【東海地震注意情報】
 東海地震の前兆現象である可能性が高まった場合に発表。
(防災対応)
 テレビ・ラジオ等の情報に注意し、政府や自治体などからの呼び掛けや、自治体等の防災計画に従って行動。

【東海地震に関連する調査情報(臨時)】
 東海地域の観測データに通常とは異なる変化が観測された場合、その変化の原因についての調査の状況を発表。
(防災対応)
 テレビ・ラジオ等の情報に注意し、平常どおりの生活。

【東海地震に関連する調査情報(定例)】
 毎月の定例の地震防災対策強化地域判定会で評価した調査結果を発表。
(防災対応)
 特になし。

 



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