手にしたボールを放り投げては受け取る。
くるくると、手玉に取る。
ジャグリングと呼ばれるパフォーマンス。
静岡市の秋の風物詩、大道芸ワールドカップin静岡では、
大勢のジャグラーが何でこんなものまで、という道具でジャグる風景を見ている。
ボール、棍棒、中国ゴマのディアボロ、剣、火のついたトーチ、シガーボックス、ハット、シェーカー。。。。
過去には、動いているチェーンソーや、ボーリングのボール、アイロンなど、
見ていて力の入りまくってしまう投げ物もあった。
投げ方もいろいろ。
上へ、下へ、二人、もしくは大勢で回す、自分がスピンする、綱渡りしながら、バランス芸に加える、一輪車の上で、
と枚挙に暇がないほど。
何しろ、彼らはスゴイ。
自らの技を向上させ、ショウの中身をバラエティ豊かにし、次々にひねりを加えてくる。
その、ジャグラーだけが集まる日本大会が、静岡市で始まった。
日本ジャグリング協会、略してＪＪＦが開催する８回目の大会だ。
今日、清水でチャンピオンシップの大会となった。
明日は静岡市北部体育館で、ワークショップ。
上記で紹介した様々な種類の投げ物の講師により、超初心者から、中級、上級まで、
さらに、ショウの組み立てや、更なる変化わざも、ここで学べる。
超初心者は、道具を借りて参加することもできると聴いた。しかも、ありがたいことに無料。
また、明日市街地では、初の試み、100人ものジャグラーが参加してのパレードがある。
札の辻を出発して、ＪＲ静岡駅北口方向に呉服町を南下。
これは、見ものだ。
午後４時から５時くらいの予定。
というのも、その後、午後６時から、しずぎんホールユーフォニアでゲストのステージがある。
http://www.juggling.jp/jjf/jjf2007/jp/guest.html
アメリカ、スウェーデンからの凄腕と一緒の板を踏むのは、３人の日本人。
このうちの一人坪田 智は、バーテンダー。
ええ、カクテルを作る、あのバーテンダー。
トムクルーズの映画の如く、ボトルをクルクルっと、見事に捌く。のだそうだ。
フレア・バーテンダーと呼ばれるその技の世界大会で、総合６位。カクテル部門２位。
なんだか、面白そうじゃない？
最終日の２４日祝日も、静岡北部体育館で、ワークショップを始めとする催しがある。
http://www.juggling.jp/jjf/jjf2007/jp/schedule.html
笑顔で一杯の日々が、お思い出の中でくるくる廻るよ、きっと。
〇日本ジャグリングフェスティバル２００７in静岡
http://www.juggling.jp/jjf/jjf2007/jp/index.html
