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Rock&Guiter

好きな音楽や楽器の事をあくまでも主観で書いていこうと思います。

エフェクターその14 MXR 10-band EQ M108

2013-03-20 21:22:43 | 楽器 機材 エフェクター


イコライザーには、パラメトリックとグラフィックがあります。

中心となる周波数、調整する帯域の幅、音量を3つの項目を細かく調整できるものをパラメトリックで、ご存知のようにアンプ等についているコントロールは回転式ノブ型、High Mid Low の3バンドイコライザーなんかがそうです。(Boogie等グラフィックイコライザーのついたものもあります)
最近マルチエフェクター等の視覚的に操作できるものがあり、山に例えるとして、山の頂点(1番あげたい周波数)を移動させたり、山の幅を変えたり(帯域を広くしたり、狭くしたり)、崖のようにある位置からカットしたり、なだらかな山にしたり、とがった山(ある周波数を強調)にしたり、できる便利なものもあります。
また、パラメトリックは、隣接してる帯域との兼ね合いの調整も重要になってきます。

それに対し、グラフィックイコライザー(以降グライコと略します)は、周波数、調整する帯域の幅、音量のうち、周波数と幅が決まっているものを コントロールはスライド式のある周波数に細かく割り当ていて、その各摘みを上下に動かして、帯域、音量を上下に変化させる。複数のスライド式摘みにより、その周波数/帯域の位置が視覚的に判断できるように配置してあります。

グライコはエフェクターの中で、地味な存在のように思えます。
根本的な音質はギター(ベース他も)&アンプに由来するものでしょうが、グライコは、それから、なおいっそう自分の思い描く音質に近づけれるエフェクターだと思います
特定の周波数を強調したりカットしたり、全体の音質を均等化したり、明確化したり、音の補正、積極的な音作りにも活躍します。
ハウリングの防止やブースターとしての活用、ハム⇔シングルと言った効果も期待できます。

グラフィックであるMXR 10-band EQ M108ですが、18Vの電源使用(セットになってます)で、上掲載写真のようにONにするとすべてのスライドが電飾され、暗いステージでも凄くわかりやすいです。
OFFにすると下掲載写真のようにVOLUMEとGAINのみが光り、電気がちゃんと供給されてるのがわかります。


更に下に掲載写真のようにすべて0の所フラットにすると忠実な原音になり、エフェクターを通した時のノイズもありません。
まーエフェクターOFFにすればよいだけの事ですが・・・。


ナチュラルな掛かり具合で、エグくなる事もなく、音痩せを感じる事もありません。
コンパクトエフェクターなのに10バンドもあり、細かい設定が可能です。
どの歪系エフェクターとの相性もよさそうです。
ピックアップの交換やシールドの総取替えを検討されてる方も、まずこれをを試されたらどうかなと思います。


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