和泉市人権平和事業実行委員会

大阪・和泉から平和を発信!

■#おかあさんの木 平和映画会08/19@和泉市コミュニティセンター

2018年08月19日 | ■映画

 

 

■#おかあさんの木 平和映画会08/19@和泉市コミュニティセンター

 

http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/soumubu/zinkenkokusai/osirase/1422252168624.html

http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/20/SKM_654e18071212160.pdf

 

平和映画会「おかあさんの木」

分野    人権・国際・男女共同

開催日時        2018年8月19日(日曜日)

 

午前の部は、午前10時30分から

 

午後の部は、午後2時から

 

開場は各回30分前

場所    和泉市コミュニティセンター3階多目的ホール

申込    必要

 

定員に達するまで、電話(0725-99-8115)、ファックス(0725-45-3128)、メールで受付

 

氏名(参加者全員)、住所、電話番号、希望する時間帯、

 

ファックス、メールの場合は【平和映画「おかあさんの木」参加希望】と明記してください

 

 

 

 

詳細・内容     

 

平和映画「おかあさんの木」(上映時間114分、字幕付き)

 

昭和12年、日本と中国は全面戦争に突入し、やがて連合国を相手にした太平洋戦争に発展しました。そんな時代に、7人の息子を持つひとりの母親がいました。母親は、息子たちが兵隊にとられるたびに、裏の空き地にキリの木の苗を一本ずつ植え、大切に育てました。6人の子どもが次々と戦死し、行方不明になっていた五郎だけが母のところへ戻ってくることができましたが・・・

定員   

 

各回300人

費用   

 

無料

持ち物

 

保育のある方は、お茶や着替えなど

関連ファイル   

 

ちらし(PDF:1.3MB)

 

保育   

 

定員は各回10名、1歳6か月以上就学前の幼児

 

8月17日までに申込要。 (氏名、年齢、性別)

主催   

 

和泉市、和泉市人権平和事業実行委員会

問い合わせ先    〒594-8501

大阪府和泉市府中町二丁目7番5号

和泉市 総務部 人権・男女参画室 人権国際担当

電話:0725-41-1551(代表) 0725-99-8115(直通)

ファックス:0725-45-3128

メールフォームでのお問い合わせ

 


■映画「母と暮らせば」(やさしくて、悲しい。/山田洋次監督初のファンタジー。)

2016年07月28日 | ■映画

やさしくて、悲しい。

山田洋次監督初のファンタジー。

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■映画「母と暮らせば」

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しょうがないよ、そいが僕の運命さ。

 

 

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[開催日時]2016年8月20日(土曜日)

 午前の部:11時から

 午後の部:2時から

 ※開場は各回30分前/上映時間130分

[場所]和泉市コミュニティセンター3階多目的ホール

 →和泉市役所隣

 →JR阪和線「和泉府中」駅から800m

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[申込]7月21日(木曜日)から、定員に達するまで、電話、ファックス、メールで受付

氏名(ふりがな)、住所、電話番号、希望する時間帯、参加人数(4人まで)、保育の有・無(保育希望の場合は、お子さんの氏名・年齢)

ファックス、メールの場合は、「平和映画会参加希望」と明記してください

 

[詳細・内容]

出演:吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、加藤健一他

1948年8月9日・長崎県で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前の原爆で死んだ息子・浩二が亡霊となってひょっこりと現れる。その日から、浩二は時々伸子の前に現れるようになる。そんな二人の時間は、奇妙だったけれど、喜びに満ちていた。その幸せは永遠に続くようにみえたが…

 

[定員]各回300名(先着順)

 

[費用]無料

 

[保育]定員:各回10名、1歳6か月以上就学前の幼児。映画申込時に予約が必要

 

[主催]和泉市人権平和事業実行委員会(事務局:和泉市総務部人権・男女参画室)

問い合わせ先

〒594-8501大阪府和泉市府中町二丁目7番5号和泉市 総務部 人権・男女参画室 人権国際担当

電話:0725-41-1551(代表) 0725-99-8115(直通)

ファックス:0725-45-3128

 

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◆「母と暮らせば」映画情報

 

◇公式サイト

http://hahatokuraseba.jp/

 

 

◇シネマトゥデイ

http://www.cinematoday

 

http://www.cinematoday.jp/movie/T0019773

から転載

 

チェック:「父と暮せば」などの戯曲で有名な井上ひさしの遺志を名匠山田洋次監督が受け継ぎ、原爆で亡くなった家族が亡霊となって舞い戻る姿を描く人間ドラマ。原爆で壊滅的な被害を受けた長崎を舞台に、この世とあの世の人間が織り成す不思議な物語を映し出す。母親を名女優吉永小百合が演じ、息子を『プラチナデータ』などの二宮和也が好演。ほのぼのとした中にも戦争の爪痕を感じる展開に涙腺が緩む。

 

ストーリー:1948年8月9日、長崎で助産師をしている伸子(吉永小百合)のところに、3年前に原爆で失ったはずの息子の浩二(二宮和也)がふらりと姿を見せる。あまりのことにぼうぜんとする母を尻目に、すでに死んでいる息子はその後もちょくちょく顔を出すようになる。当時医者を目指していた浩二には、将来を約束した恋人の町子(黒木華)がいたが……。

 

 

 

 

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▼和泉市人権平和事業実行委員会

http://blog.goo.ne.jp/izumixpeace

 

▼和泉市役所ホームページ

クリック→「健康・福祉・教育」→「人権」

 

▽詳細情報

http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/soumubu/zinkenkokusai/osirase/1403848028183.html

 

▽チラシ(PDFファイル)

http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/20/tirasi.pdf

 


■映画「アオギリにたくして」(壮絶な人生を歩んだ女性の、過酷にして清澄な愛の軌跡。)

2015年08月06日 | ■映画

平和の種を人々の心に撒き続けた実話に基づく感涙の物語

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■平和映画会「アオギリにたくして」

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時を超えて伝えたい愛がある

 

 

「神様は本当に意地悪だ」

結婚式まであと三日、私の人生は一変した-

 

 

 広島で被爆したアオギリの苗を全国各地で植樹し始めた田中節子。世界的に広がりつつあるこの活動に興味を惹かれたライターの片桐千草は、取材中に知り合った節子の妹から彼女の日記を預かる。そこには、原爆により足を失った女性の苦しみが克明に綴られていた…。

 

 実在の被爆者・沼田鈴子さんをモデルに、アオギリと彼女の奇蹟の物語を実話に基づき描いていく。絶望の淵に何度も立たされながら、やがて彼女は平和の語り部として生きていく決意をする。彼女がアオギリにたくした思いとは…。

 

 壮絶な人生を歩んだ女性の、過酷にして清澄な愛の軌跡。

 

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 広島平和記念公園の「被爆アオギリ」は、広島復興のシンボルとして、今も青空に向かってその枝を伸ばしています。このアオギリによって挫かれた心を癒され、生きて行く勇気を吹き込まれた一人の女性の半生を描いた作品です。

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[日時]2015年8月22日(土)午前10時~、午後1時30分~

[場所]コミュニティセンター3F多目的ホール(和泉市役所隣)

 →JR阪和線「和泉府中」駅から800m

[定員]各300人(入場無料)

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[保育]無料。1歳6か月以上就学前の幼児

[定員]午前・午後各10人(希望者は申込時に予約)

[申込]電話、FAX0725-45・3128、Eメール、「平和映画会参加希望」と明記し、希望する時間帯、参加人数(4人まで)、必要事項を記入のうえ、7月21日(火)から定員に達するまで人権・男女参画室

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[主催]和泉市・和泉市人権平和事業実行委員会

[問]人権・男女参画室 TEL:0725-99-8115

http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/soumubu/zinkenkokusai/osirase/1403848028183.html

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映画「アオギリにたくして」公式サイト

 

http://aogiri-movie.net/

 

https://www.facebook.com/aogirinitakushite

 

https://twitter.com/musevoice


■「少年H」(平和映画会)

2014年08月23日 | ■映画

チラシ01

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■「少年H」(平和映画会)
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開催日時:2014年8月23日(土曜日)
午前の部:10時から
午後の部:1時30分から
開場は各回30分前
場所:和泉市コミュニティセンター3階多目的ホール
申込 :必要
電話(0725-99-8115)、FAX(0725-45-3128)、Eメールにて「平和映画会参加希望」と明記し、住所・氏名・電話番号・希望する時間帯・参加人数(4人まで)を記入の上、7月22日(火曜日)から定員に達するまで人権・男女参画室で受付。
詳細・内容
原作:妹尾河童、監督:降旗康男
出演:水谷豊、伊藤蘭、吉岡竜輝、花田優里音、小栗旬 他
昭和初期、神戸の街が戦争で荒廃していく中、少年H一家が時流に流されることなく、強くたくましく生き抜く姿を描く。
定員:各回200名(先着順)
保育(無料・予約要)各回10名で1歳6か月以上就学前の幼児対象
費用:無料
主催:和泉市人権平和事業実行委員会(事務局:和泉市総務部人権・男女参画室)
問い合わせ先:
〒594-8501大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市 総務部 人権・男女参画室 人権国際担当
電話:0725-41-1551(代表) 0725-99-8115(直通)
ファックス:0725-45-3128

http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/event/1403848519556.html

 

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★和泉市人権平和事業実行委員会
http://blog.goo.ne.jp/izumixpeace
http://twitter.com/izumixpeace

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チラシ02

 


■「はだしのゲン」「対馬丸」上映/戦時食の試食など

2013年08月25日 | ■映画

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「はだしのゲン」「対馬丸」上映/戦時食の試食など

■平和について考えてみませんか
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パネルなどの展示、ビデオ上映会、戦時食の試食会などを実施します。


場所:和泉市立人権文化センター

【展示】4階洋裁室
日時:2013年8月24日(土)午前10時~午後4時
          25日(日)午前10時~午後3時

【親子向けビデオ上映】4階視聴覚教室
日時:2013年8月25日(日)
(午前の部)午前10時30分~ アニメ映画「はだしのゲン」
(午後の部)午後1時~ アニメ映画「対馬丸(つしままる)」

【戦時食試食会】5階料理教室
日時:2013年8月25日(日)午後0時~
内容:すいとん、おにぎり、ふかしいもなど

 

 

会場:ゆう・ゆうプラザ(和泉市立人権文化センター)
大阪府和泉市伯太町6-1-20
JR阪和線信太山駅から200M
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主催:和泉市人権平和事業実行委員会
http://blog.goo.ne.jp/izumixpeace
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問:和泉市役所人権・男女参画室0725-99-8115
和泉市役所HP→各課のご案内→総務部人権・男女参画室(人権国際担当)

https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/ikkrwebBrowse/inquiryPC/Sec.do;jsessionid=BC6C86C6932543AA79FAD08375910086?mode=pc&inquiryId=12

 

 

 

 

 


【平和映画会「ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~」】

2013年08月24日 | ■映画

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ひまわりを愛する少年の夢も、少女の未来も、一瞬のうちに奪われてしまった。

基地と人間の壮大な物語、感動の映画化。

そのジェット機は炎上しながら学校に墜ちた…。

実際の事件を元にした今の日本に問う感動の意欲作
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出演:長塚京三、那須健太、能年玲奈(NHK「あまちゃん」主演)、福田沙紀ほか


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【平和映画会「ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~」】
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日時:2013年8月24日(土)
午前の部:10時から、午後の部:1時30分から
(開場は各回30分前、上映時間110分)

内容:沖縄が米占領下の1959年、小学校に米軍ジェット戦闘機が墜落、多くの死傷者を出した事件を軸に、今も変わらない沖縄の現実と基地撤去を求める人々を描いた人間ドラマ。

場所:和泉市コミュニティセンター3階多目的ホール

定員:各回300名 ※先着順 (無料)

申込:電話(0725-99-8115)・FAX(0725-45-3128)・Eメールにて、「平和映画会参加希望」と明記し、住所・氏名・電話番号・希望する時間帯・参加人数(4人まで)を記入の上、8月5日(月)から定員に達するまで人権・男女参画室にて受付。

保育(無料):午後の部のみ 1歳6か月以上就学前の幼児を対象


アクセス→和泉市コミュニティセンター
〒594-0071大阪府和泉市府中町二丁目7番5号(和泉市役所隣)
JR阪和線R和泉府中駅から800M

http://pb-k.jp/izumi/index.html

http://pb-k.jp/izumi/acsess_izumi.html

主催:和泉市人権平和事業実行委員会

http://blog.goo.ne.jp/izumixpeace

問:和泉市役所人権・男女参画室0725-99-8115
和泉市役所HP→各課のご案内→総務部人権・男女参画室(人権国際担当)

https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/ikkrwebBrowse/inquiryPC/Sec.do;jsessionid=BC6C86C6932543AA79FAD08375910086?mode=pc&inquiryId=12

http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/soumubu/zinkenkokusai/osirase/heiwaeiga_himawari.html

 

 

映画公式サイト
http://www.ggvp.net/himawari/
から

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■解説
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そのジェット機は炎上しながら学校に墜ちた…。

実際の事件を元に今の日本に問う感動の意欲作!


あの悲惨な沖縄戦から生き延びた沖縄県民は、今度こそ戦争のない平和な時代をと一生懸命働いた。その矢先の1959年6月30日、突然、嘉手納基地から飛び立った米軍のジェット戦闘機が石川市(現うるま市)へ墜落し民家を押しつぶしながら、宮森小学校へ炎上しながら激突した。住民6名、学童11名の尊い命を一瞬に奪う大惨事となった。そこはまるで生き地獄の有様だった。沖縄戦で多くの命を失った県民にとって戦後の子ども達は正に沖縄の希望の星であった。遺族をはじめ県民の嘆き悲しみは尽きることはなく52年たった今日まで続いている。この映画はその遺族・被害者たちの証言を元に制作され、今や沖縄だけではない日本人全体が抱える基地・外交問題などに大きな疑問投げかける久々の社会派ドラマである。

主人公良太には、誠実で思慮ある大人の風貌で定評ある名優長塚京三が沖縄の悲劇に挑み、良太の孫で大学生琉一を演じるのは「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズで淳之介を好演した須賀健太。その琉一の恋人加奈役には、2013年朝のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインを射とめた能年玲奈が熱演。さらに第10回国民的美少女コンテスト演技部門賞を受賞した福田沙紀が色を添えている。また、数倍を越えるオーデションで選ばれた沖縄の子ども達をはじめ沖縄の映画演劇人も集結している。俊英の及川善弘が監督を担当。撮影監督は「葬式」「マルサ女」等伊丹十三作品を数多く手がけたベテランの前田米造。企画・製作には全国ヒット作の「アンダンテ稲の旋律」の桂壮三郎があたっている。 本作は、本土の映画人と沖縄県民が力を結集し沖縄復帰40年企画作品とし全国注視の中で製作された超話題作である。


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◆ストーリー
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激しい爆音とともに米軍のヘリが沖縄国際大学へ墜落した。事故現場を見た山城良太は、52年前の石川市(現うるま市)の空を思い出していた。良太は宮森小学生6年生で仲良しの、茂と豊と二年生の一平達と元気に遊び回っていた。新学期、担任の先生が転校生の宮城広子を紹介する。良太はほのかな恋心を抱いた。沖縄の青い空の下で、良太の家族も、一平の家族も、広子の家族も一生懸命に生きていた。1959年6月30日、突然、米軍のジェット戦闘機が墜落し炎上しながら宮森小学校へ激突した。悲鳴をあげながら逃げまどう子ども達、良太は広子を助けようとしたが、広子は大きな傷を負い息絶えていた。校庭には一平の変わり果てた姿があった。悲しむように花壇のひまわりが風に揺れていた。

それから53年目の2012年、年老いた良太(長塚京三)は妻を失い娘の世話を受けている。孫である大学生の琉一(須賀健太)はゼミ仲間と共に沖縄国際大学へリ墜落事件と宮森小ジェット戦闘機墜落事件をレポート活動を始めるが、頑なに事件の真相を語らない良太など、事件の傷跡は今も深く遺族の心を苦しめている。琉一はゼミ仲間と共に基地と平和を考えるピース・スカイコンサートを決意するが、恋人の加奈(能年玲奈)との不和など、コンサートを前に様々な問題が起きはじめる・・・

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◆監督の言葉
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<ひまわりの花に託して>

沖縄には哀しみがある。
それは長く長く続く、
負の歴史の中で背負わされてきたもの。
しかし、沖縄は諦めない。
俯かず、前を見据え、声を上げ、闘い続ける。

沖縄は音楽にあふれている。
唄、三線、カチャーシー、
人々の暮らしを支え、勇気づけてきた。
どこからか弦の音が響けば、
抗議のために振りかざした拳が、
波のように揺れ、踊りの手振りとなり、
フェンスの向こうを射貫く憤怒の表情が、
満面の笑顔に反転する。

とても濃い時間が流れ、
人たちがとても濃いやり取りを交わす。
私たちがどこかに置き忘れた、
ぬくい感情が丸ごと、今も息づいている。

映画『ひまわり』のラストシーンは、スクリーンいっぱいに咲き誇るひまわり畑です。 群生するひまわりたちはそれぞれに頭(こうべ)を上げ、眩しい太陽から少しも眼を逸らしません。 彼らは言葉こそ持ちませんが、その姿は私たちに強く語りかけてきます。願う明日がある のなら、決して諦めないで、と。高い壁に撥ね返されても、背中を押す誰かがいることを 信じて、と。ひまわりたちのその声を、私なりに受け止め、この映画の中に刻みつけたつもりです。多くの観客の方々に、いつまでも語り継いで 貰える作品となればと強く願っています。

監督  及川 善弘


■少女の夢  ~いのち つないで~

2013年03月03日 | ■映画

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平和映画会「少女の夢~いのちつないで~」
日時:2013年3月3日(日)
午前の部:10時00分から
午後の部: 1時30分から
(開場は各回30分前)上映時間73分
場所:和泉市コミュニティセンター3階多目的ホール
〒594-0071大阪府和泉市府中町二丁目7番5号(和泉市役所隣)
JR阪和線R和泉府中駅から800M
http://pb-k.jp/izumi/index.html
http://pb-k.jp/izumi/acsess_izumi.html
主催:和泉市人権平和事業実行委員会
http://blog.goo.ne.jp/izumixpeace
問:和泉市役所人権・男女参画室0725-99-8115
和泉市役所HP→各課のご案内→総務部人権・男女参画室(人権国際担当)
http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/soumubu/zinkenkokusai/index.html
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平和が好き
ほんとうのやさしさが好き

ほんとうのしあわせが好き
みんなのしあわせが好き

名越操『しあわせが好き』より

 

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少女の夢 ~いのち つないで~
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今、伝えたい
 平和を祈る子どもたちの声


ふるさと広島に原爆がおちた日、
母の白いブラウスに黒い雨の跡が…
今でも目にやきついています。
企画:槙坪夛鶴子

 

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公式サイト
http://www.pao-jp.com/yume.html

劇映画「少女の夢~いのちつないで~」
2012年/白黒(部分カラー)/ステレオ/BD,DVD/73分

 

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企画意図

5歳の時、広島で原爆を体験した映画監督・槙坪夛鶴子。

平和を願う強い思いは、生涯、彼女の脳裏から消え去ることはありませんでした。

劇映画『少女の夢?いのちつないで?』は、槙坪監督が講演で語っていた幼少期の話を元に制作されるものです。

戦後、広島の山間部の小さな村で暮らす槙坪親子は、戦争で家族がバラバラになり不安な日々を過ごします。周囲には原爆による差別や偏見に苦しむ少女、自立を妨げる村社会に翻弄される女性たち、そして戦争で心に傷を負った子どもたちが、お互いの痛みを分かち合いながら、家族や地域の関わりの中で成長していく物語です。

人との出会いによって、その人たちから多くのことを学び、育てられてきたと話す槙坪監督は、子どもたちに「命の尊さ」を、自分らしく生きるために「自立の大切さ」を、そして、人と人が支えあう「共に生きる」社会の実現を信じて、7本の映画に夢を託しました。

価値観の違うもの同士、国同士がいかに関わり合い、認め合いながら、共に助け、助けられる「共生」の意義を問い続けた槙坪作品。その生い立ちに触れることで、私たちが「これからどう生きてゆくのか」を問いかけるものです。

 

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ものがたり

広島に原爆が投下された時、父親の実家がある山間部の村に疎開をしていた日野たづ(5歳)は、母の白いブラウスに染み込んだ"黒い雨"の跡を忘れることはなかった。

それから3年の歳月が流れ、小学校2年生になったたづ(7歳)。母さちと母の父、一郎と共に、大阪に復員したまま、何故か戻らない父親(明男)との再会を待ち望んでいた。古い結婚観に縛られるさちは、不安と焦燥感に駆られ、たづの心の痛みを受け留めることがなかなか出来ない。呉の海軍(工場)を定年退職した一郎は、さちとたづを支えながら村の自立と発展に努める。

平和になったとはいえ、戦争や原爆の影響が色濃く残る村には、原爆で父を失い、被曝の後遺症に苦しむ姉を慕う里江(7歳)や、戦争のトラウマで精神を病む父を支える徹男(7歳)、母を病気で亡くして独りぼっちの仙一(3歳)たちが、いわれのない差別や偏見に傷つきながらも懸命に生きていた。

子どもたちが心を癒す唯一の楽しみは「紙芝居」だった。紙芝居屋の田坂も原爆で妻子を失い、自らも被曝の後遺症に苦しんでいた。子どもたちの笑顔に触れることは、田坂にとって癒されるひと時でもあった。

ある日、たづは不思議な本と巡り会う。「二葉の里のものがたり」と書かれた本は、昔から広島の山や町を見守り続けている神様(イワガミ様)のお話で、人間と大地の関わりが美しく描かれ、生命が循環し、あらゆるものが生かし生かされている世界が綴られている。まるで、子どもに語る昔話のようにやさしく美しい言葉に、たづは魅せられていく・・・。

 

●スタッフ
企画:槙坪夛鶴子
制作:光永憲之
「少女の夢」製作委員会、企画制作パオ有限会社
監督:中平悠里、光永憲之
脚本:中平悠里、光永憲之
●キャスト
東島愛海 後藤紗良 紺野美沙子 加藤忍
●参考資料
田口ランディ『被曝のマリア』(文藝春秋社刊)
名越操・作「しあわせが好き」より
岡本太郎「明日の神話」


■一枚のハガキ(映画)

2012年05月26日 | ■映画

皆のぶんまで 生きていこう

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平和映画会「一枚のハガキ」
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戦争がすべてを奪った。戦争が人生を狂わせた。それでも
命がある限り、人は強く生きていく。


日時:2012年5月26日(土)
午前の部:10時から、午後の部:1時30分から
(開場は各回30分前、上映時間114分)
場所:和泉市コミュニティセンター3階多目的ホール
定員:各回300名※先着順(無料)
申込:
○電話(0725-99-8115)
○FAX(0725-45-3128)
○Eメール
https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/form/012.html
(ホーム→各課へのお問い合わせ→ 総務部 人権・男女参画室)
にて、「平和映画会参加希望」と明記し、住所・氏名
・電話番号・希望する時間帯・参加人数(4人まで)を記
入の上、5月7日(月)から定員に達するまで人権・男女
参画室にて受付。
主催:和泉市人権平和事業実行委員会
問:人権・男女参画室(電話)0725-99-8115


一枚のハガキ
http://www.ichimai-no-hagaki.jp/


http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD18346/i
ndex.html
より

(解説)

日本最高齢(99歳)の巨匠・新藤兼人監督自ら、「映画人
生最後の作品にする」と宣言した本作。太平洋戦争末期に
徴集された100人の兵士のうち、94人が戦死し6人だけが生
きて帰った。その生死を分けたのは、上官が彼らの赴任先
を決めるために引いた“くじ”だった―という、新藤監督
自身の実体験を基に作られた。人の運命がくじによって決
まり、兵士の死は働き手を失った家族のその後の人生をも
破滅に向かわせる。そんな戦争の愚かさと不条理を、時に
厳しく、時にユーモアを交えながら描く。新藤監督が自身
を投影させた主人公役の豊川悦司と、愛する人を次々に亡
くし、戦争への憎しみを生きる力にする女性を演じた大竹
しのぶの好演にも注目。


(解説)

「石内尋常高等小学校花は散れども」の新藤兼人監督が自
らの体験を基に、戦争によって翻弄される庶民の悲哀を描
く。出演は「必死剣鳥刺し」の豊川悦司、「ヌードの夜愛
は惜しみなく奪う」の大竹しのぶ、「ゼブラーマンゼブラ
シティの逆襲」の六平直政、「大木家のたのしい旅行新婚
地獄篇」の柄本明、「あしたのジョー」の倍賞美津子。
2011年8月6日より東京・テアトル新宿、広島・八丁座にて
先行公開。


(あらすじ)

戦争末期に召集された100人の中年兵は、上官がくじを引い
て決めた戦地にそれぞれ赴任することになっていた。クジ
引きが行われた夜、松山啓太(豊川悦司)は仲間の兵士、森
川定造(六平直政)から妻・友子(大竹しのぶ)より送られて
きたという一枚のハガキを手渡される。「今日はお祭りで
すがあなたがいらっしゃらないので何の風情もありません
。友子」検閲が厳しくハガキの返事が出せない定造は、フ
ィリピンへの赴任が決まり、生きて帰って来られないこと
を覚悟し、宝塚へ赴任する啓太にもし生き残ったらハガキ
を持って定造の家を訪ね、そのハガキを読んだことを伝え
てくれと依頼する。戦争が終わり100人いた兵士のうち6人
が生き残った。その中の一人、啓太が故郷に帰ると、待っ
ている者は誰もおらず、家の中は空っぽだった。啓太が戦
死したという噂が流れ、恋人同士になってしまった妻と啓
太の父親は、啓太が生きて帰ってくるとわかり二人で出奔
したのだった。生きる気力を失い、毎日を無為に過してい
た啓太はある日、荷物の中に定造から託されたハガキを見
つける。一方、夫を亡くした友子は悲しみに浸る間もなく
、舅姑から自分たちは年老いて働けないのでこのまま一緒
に暮らしてほしいと頼まれる。その上、村の習わしで長男
が死んだら次男が後継ぎとなることが決められており、友
子には次男の三平(大地泰仁)と結婚をしてほしいという。
他に身寄りのない友子は、愛する夫との幸せな人生を奪っ
た戦争を恨みながらも、定造の家族と生きていくことを承
諾する。ささやかな儀式で夫婦となった友子と三平だった
が、しばらくすると三平も戦争に招集され戦死。その後、
舅と姑が立て続けに死に、ひとり残された友子は定造の家
族が唯一残した古い家屋と共に朽ち果てようとしていた。
そんなある日、ハガキを持った啓太が訪ねてくる。クジ運
だけで自分が生き残ったことに罪悪感を感じる啓太と、家
族も、女としての幸せな人生も、何もかも失ってしまった
友子。戦争に翻弄されたすべてを奪われた二人が選んだ再
生への道とは……。


(キャスト)


豊川悦司(松山啓太)
大竹しのぶ (森川友子)
六平直政 (森川定造)
大杉漣 (泉屋吉五郎)
柄本明 (森川勇吉)
倍賞美津子 (森川チヨ)
津川雅彦 (利ヱ門)
大地泰仁 (森川三平)
川上麻衣子 (松山美江)
絵沢萠子 (利ヱ門の女房)
麿赤兒 (和尚)
渡辺大 (下士官)


(スタッフ)

監督 新藤兼人
脚本 新藤兼人
原作 新藤兼人
製作 新藤次郎
渡辺利三
宮永大輔
プロデューサー 新藤次郎
撮影 林雅彦
美術 金藤浩一
音楽 林光
録音 尾崎聡
照明 山下博
永田英則
編集 渡辺行夫
ライン・プロデューサー 岩谷浩


■「Peace ピース」上映会~平和へのヒントは、野良猫たちから教わった。

2012年03月04日 | ■映画

【定員に余裕があるので、事前申込みなしでもお気軽にご来場ください。(2/29実行委員会)】

 

 

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和泉市人権平和事業実行委員会平和映画会
「Peace ピース」上映会
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<日時>2012年3月4日(日)
午前の部:午前10時~、午後の部:午後1時30分~
(開場は各回30分前、上映時間75分)
<場所>和泉市コミュニティセンター3階多目的ホール
<内容>舞台は岡山県岡山市。そこで暮らす人々や猫たちの何気ない日常をつぶさに描き出しながら、平和とは、共存とは、そしてそれらの条件とは何か、観客に問いかける観察ドキュメンタリー。
<定員>各回300名※先着順
<申込>電話・FAX(0725-45-3128)Eメールにて、「平和映画会参加希望」と明記し、希望する時間帯、参加人数を記入の上、2月6日(月)から定員に達するまで人権国際課で受付。

※当日座席に余裕があれば、事前申込みなしでも鑑賞可能です。
※参加無料

<主催>和泉市人権平和事業実行委員会
<問>和泉市役所人権国際課電話0725-99-8115

<会場情報>
和泉市コミュニティセンター
〒594-0071大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
JR和泉府中駅より徒歩10分

http://pb-k.jp/izumi/index.html

http://pb-k.jp/izumi/acsess_izumi.html





映画「Peace ピース」

http://peace-movie.com/


平和へのヒントは、野良猫たちから教わった。


http://peace-movie.com/intro.html

◆Introduction/解説

 いまこそ あらためて、「寄りそうこと」「ともに生きること」

 「平和って何だろう?どうしたらみんなが共存できるの?」 韓国の映画祭から、この「人類永遠の問い」を向けられた想田和弘監督は、岡山で暮らす人々や猫たちの何気ない日常にカメラを向けた。平和と共存へのヒントは、どこか遠くではなく、自分たちの毎日の生活、足元にこそ潜んでいるのではないか。そう、思ったからだ。想田の妻の実家・柏木家に住みついた野良猫グループと、突如現れた「泥棒猫」との確執。91歳で一人暮らしをする橋本至郎と、彼をボランティア同然でケアする柏木夫妻。その夫妻自身にも迫る老い。そして、己の死を見つめる橋本の脳裏に突然蘇った、兵隊としての記憶――。台本無しで回される想田のカメラは、彼らの人生や“ニャン生”に訪れる大切な瞬間に奇跡的に立ち会う。観る者は、戦争と平和、生と死、拒絶と和解、ユーモアと切なさが同居する「生の時間」を体感し、「共に生きる」ことの難しさと可能性に思いを巡らせる。



http://peace-movie.com/story.html

◆STORY/物語

『Peace ピース』の舞台は、想田監督の前作『精神』に引き続き、岡山県岡山市。そこで暮らす人々や猫たちの何気ない日常をつぶさに描き出しながら、平和とは、共存とは、そしてそれらの条件とは何か、観客に問いかける観察ドキュメンタリーである。

主な登場人物は、3人の人間と野良猫たち。

柏木寿夫は、養護学校を定年退職した後、障害者や高齢者を乗せる福祉車両を運転している。車椅子ユーザーのヒデちゃんと公園を散歩したり、実家に帰省していた安田さんを施設に送り届けたり、植月さんの買い物に付き添ったり、一緒に回転寿司を食べたり…。

その傍ら、寿夫は自宅の庭で地域の野良猫たちにエサをやりつづけている。ところが最近、外部の「泥棒猫」がエサを目当てに庭へ侵入してきて、にわかに猫社会の緊張が高まっており、頭を悩ませている。

寿夫の妻・柏木廣子は、高齢者や障害者の自宅にヘルパーを派遣するNPOを運営しているが、国の福祉予算の削減で苦しいやりくりを迫られている。家では、夫の猫の餌付けのことで頭が痛い。

廣子は週に一度、91歳になる橋本至郎の生活支援に出掛ける。橋本はネズミとダニだらけのアパートに一人暮らし。生活保護を受け、身寄りはなく、己の老いと死を見つめる日々を過ごしている。タバコを吸うのが唯一の楽しみだという。寿夫の車に乗って病院へ通う彼は、「みなさんに迷惑をかけるから、早く往生せにゃあ」と口癖のように言う。

そんな橋本には、戦争中に赤紙が来て、兵隊として徴集された過去があった。ある日、その記憶が突然よみがえる…。

戦争と平和、生と死、拒絶と和解、ユーモアと切なさが同居する日常。そこに見出される「平和」と「共存」へのヒント。ナレーションや説明テロップ、音楽無しの観察映画・番外編。



http://peace-movie.com/staff.html

◆STAFF/スタッフ

想田和弘(そうだ・かずひろ)/監督・製作・撮影・編集

1970年栃木県足利市生まれ。東京大学文学部卒。スクール・オブ・ビジュアルアーツ卒。93年からニューヨーク在住。NHKなどのドキュメンタリー番組を40本以上手がけた後、台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。その第1弾『選挙』(2007年)は世界200カ国近くでTV放映され、米国でピーボディ賞を受賞。ベルリン国際映画祭へ正式招待されたほか、ベオグラード国際ドキュメンタリー映画祭でグランプリを受賞した。第2弾『精神』(08年)は釜山国際映画祭とドバイ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞、マイアミ国際映画祭で審査員特別賞、香港国際映画祭で優秀ドキュメンタリー賞、ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭で宗教を超えた審査員賞を獲得するなど、受賞多数。2010年9月には、本作『Peace』(観察映画番外編)を発表。韓国・非武装地帯ドキュメンタリー映画祭のオープニング作品に選ばれ、東京フィルメックスでは観客賞を受賞。2011年香港国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞、ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭ブイエン&シャゴール賞受賞。その後も世界各国の映画祭から招待が相次いでいる。現在、平田オリザ氏と青年団を撮った『演劇(仮)』(観察映画第3弾)を編集中。著書に『精神病とモザイク』(中央法規出版)。また、『Peace』のメイキングを通じた観察映画論『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか(仮)』(講談社現代新書)を7月に刊行予定。
製作補佐:柏木規与子
撮影協力:共助グループ喫茶去、岡山済生会総合病院、移動ネットおかやま
英語字幕:想田和弘・杉本祐里佳
日本語字幕:荒木貴生
配給:東風



http://peace-movie.com/comments.html

◆COMMENTS/コメント

何も物語が生まれないと思い込んでいる日常が、鮮やかに立ち上がる瞬間。
小さな世界、猫たちのルール、ゆるやかな変化と調和。
不満と諦め、たまにきらめき。
「平和」はいつもわたしたちの手の中にある。

今日マチ子(漫画家『センネン画報』『みかこさん』)

ネコとネコの関係、ヒトとネコの関係、ヒトとヒトの関係。
なにも色のついていないまっすぐな目線で映し出される。
なにを本当に愛おしく思っているのか、なにを最後まで抱きしめていたいのか、すこしだけ浮かびあがった気がした。
できればネコに生まれたかったけれども、ヒトとして、ネコみたいに
ただ生きてるだけで美しく、偉く、生きれるようにがんばりたい。

坂本美雨(ミュージシャン)

何だろう。こびりついた心の澱が一枚ずつ剥がれていく。かつて私 達は生まれたときから日常の全てが観察だった。
遍く世界に自らの 感覚を委ね自由に転がすことの喜びと言いようのない畏れ。
ピース にはそれが隅々にまでいきわたっている。ああ, なんて心地のよい 映画なんだろう。
それでいてかくも心を掻き乱される。想田監督の 解き放された感覚に激しく嫉妬した。

早瀬憲太郎(NHK「みんなの手話」講師/映画監督)

足の不自由な猫に、耳の聞こえない自分自身の姿を重ねてしまう。 猫の社会に 引っ越しても結構大変そうだ。
日本語字幕版を見たが、これは岡山 弁字幕版である。面白い。
岡山の地域社会、路地裏にありふれた人の生活ではあるが、75 分27 秒の観察を通して、人の共生と平和、
そして為政者への折り合いを どうつ けようか、着地点を探す旅の友としてこれ以上に面白い映画はない。

大杉 豊(筑波技術大学 准教授)

この作品には得体の知れない思想が感じられる。
それは、社会規範や日常に身を任せっぱなしの惰性心に、ざわめきを生む。
ぬるま湯の中の沸点(もしくは氷点)。
それが、この映画を見終わった私の素直な感想だ。

竹内薫(科学作家)

流れる時間の濃密さに心をまかせて観た。
決して急がず力まず、他者と時と場を共有する。
そこで生まれる関係こそが「平和」につながっている。

山本昌知医師(こらーる岡山)

「観察映画」を通して見た世界は、なんでいつもこんなに豊かな問いと、驚異的な瞬間に満ちているんだろう?
いや、我々が生きるこの世界とは、そもそもそのような場所なのかも――とまで思い至らせるところに、「観察映画」の、想田監督の凄さがある。
「番外編」の今回も、“撮れてしまったもの”と“浮かび上がってしまうもの”のせめぎ合いがこれまで以上にスリリング!

ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオ・パーソナリティ)

映画を見るとき、人は自分を通行人に重ねたりはしません。でもこの作品ではあなたも私も、風景の一部。猫も車いすも、ダニもネクタイも、 横断歩道の向こうのあの人と同じように、ありふれたかけがえのない存在なのです。お金じゃはかれないものや、とりとめのない会話が世界をちょっとましにすることがある。誰もが等価で無二であるという当たり前が、きっと平和。

小島慶子(ラジオパーソナリティー)

『Peace』は人の心を動かす並外れた力を秘めた静かな映画だ。人々や猫たちの日常生活を追いかけながら、カメラは観客をひとつの発見へと導く。それは、最も根本的な意味での平和というコンセプト――妥協しながら渋々受け入れる共存ではなく、私たちの人間性の中心にあるアイデアとしての平和である。映画はありふれたものを通じて崇高なものに到達した。

香港国際映画祭審査員:カーマ・ヒントン、ルビー・ヤング、藤岡朝子

手作りで可愛らしい『Peace』は、クオリティの高さをはっきりと示していた。表面的には、本作は福祉に携わる人々、特に高齢者や障害者の介護をする廣子と寿夫の夫婦についての物語である。しかし、想田のカメラは、さりげなく被写体を観察しながら、主題にこだわらず、むしろテーマから映画を解放して、「あらゆること」についての映画に仕立てあげている。想田は最も興味深く自由なドキュメンタリー・アーティストに成長した。

ロバート・コーラー 「Film Comment」誌

想田の映像は長く心の中で共鳴し、容易に忘れられぬ問いの数々を残す。

バーバラ・ストー「The Bulletin」

逆境のもとで静かに協力し合う人間の姿を描いた『Peace』には、日本が地震と津波に見舞われた今新たな意義が付与された。
本作は、人から人へ、猫から猫へと、軽々と流れるように、完璧な冷静さを保って進んで行く。

ロニー・シャイブ 「VARIETY」


◆映画「ひめゆり」上映会

2011年03月19日 | ■映画
平和映画会「ひめゆり」(2006年作品)

日時:3月19日(土曜日) 
上映開始の時刻については、人権国際課までお問い合わせ下さい。(上映時間130分)
内容: 第二次世界大戦末期、沖縄では住民を巻き込んだ地上戦が展開され、沖縄県立第一高等女学校と沖縄師範学校女子部両校の女子生徒222人と引率教師18名の合計240名からなる学徒隊は沖縄陸軍病院の看護要員として動員された。しかし、敗色濃厚となった6月18日に突然解散命令が出され、翌日から約1週間の間に多数の犠牲を出した。この作品はひめゆりの生存者22人により制作された。
場所:和泉市コミュニティセンター 1階大集会室
定員: 100名(申込多数の場合は抽選) 
申込方法:電話(0725-99-8115)またはFAX(0725-45-3128)、市ホームページの送信フォームに「ひめゆり上映会希望」と明記し、住所、氏名、電話番号、参加人数(5人まで)を記入のうえ3月10日(木)必着
主催:和泉市人権平和事業実行委員会  
問:人権国際課 電話0725-99-8115



長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」

http://www.himeyuri.info/