続・横笛吹屋日記

信州のボサノバフルート奏者赤羽泉美のblog
音楽の他、好きなもの(野球、鉄道、カレー)についても綴ります

こういうところも調整できるのか。

2024年04月18日 14時40分01秒 | レッスン


4月18日 天気くもり


くもり、なのか?
黄砂、なのか?

もやーーーーっとした空

満開の桜が
ハラハラと散っております~


今週月曜日(15日)
生徒さんの楽器の
リペア会をしておりました。

通常の調整ではなく
今日はちょっと特殊なやつ。


「50代頃から、指の関節が
特に第一関節が曲がってきて…」

という方をよくお見かけします。

女性に多いようです。

フルートを持つ右手に
影響してきてしまいます。





曲がり方や
指の動きにどう影響するか?

というのは人それぞれ。

あまり曲がっていないように見えても
けっこう影響してしまったり。


もし「楽器のほうをなんとか」して
少しでも快適になるのなら、、、

と思って

諏訪市にある《花岡管楽器》の
花岡大介さんに来ていただいて
リペア会をすることになったのです。


問題の箇所はこちら。
コルクの付いている「トリルキー」

(小さな、ちょいと飛びてているキー)



第一関節が曲がっていることによって
このキーに
指が当たってしまうのよねぇ(T_T)


まずは、分解。



一旦、キーの下のコルクを
薄くしてみることになりました。

「どんな方法で
薄くするんだろう?」と思ったら

“よく切れるカミソリ”

でした。



ワタシなら
左手を切りますね、ハイ

血だらけですよ。


メーカー・機種によっては
コルクの下にフェルトを貼ってあります。

(フェルトを貼る作業は
 工房へ持ち帰って~、になりました。)


コルクを薄くしたあと
さらに
キーの向き(角度)を微調整





よく見ると、わかる。


そんなこんなで
仕上がりました!!!



これでもまだ
指がトリルキーに当たってしまうなら

さらなる“隠し玉”があるんだそう。笑

ですが

しばらくこれで
レッスンしていきましょう


快適に楽器を吹けるって
やっぱりいいよなぁ~。


 





最新の画像もっと見る

コメントを投稿