大阪住まいです。
片側のみが商店街通りというところが、うちから少し遠いところにあります。
その真ん中の通りにあたるところは両側に細目だけど、歩道がちゃんとある少し広めの普通の二車線道路。もちろんアーケードはありません。
果たして商店街と言えるのかとも疑問に思ったりしますが、私は昔から商店街通りと思ってました。
一昨日、ひさしぶりそんなところへ行きました。
いい天気だったので『少し長めの散歩でも』と、用のある市役所、銀行、駅をつなぐとその通りに辿り着きます。そこに来たのはもう何十年ぶりかくらいになります。一見変わった様子もないけれど、実際、ずいぶん変わっているんでしょうね。
そこへ来て、何か違和感を感じる私。
何やら気分がにぎやかになっているのを感じる…、 人の行き来が多いわけでもない。いつもニュートラルな気分が低めというかネガティブな私なのに…。
気が付くとこの通り、スピーカーで歌(邦楽、歌謡曲)が流れています。
商店街だから当たり前ではないかと思われるでしょうが、アーケードもなく、しかも片側のみしかほとんど商店などの店舗はほとんど並んでいないようなところです。しかも先ほども書いたように二車線一般道路沿い。
考えようによっては、外でただ歌が大きな音で流れているような感じにもとれます。それもスピーカーは一定間隔でいくつもあるので、スピーカー前を通り過ぎれば一瞬だけって感じでなく。
私、なんかすごい楽しい気分の中にいつのまにかいました。(その状況、うるさい人もいるのでしょうが)
その時、流れていたのがTUBEの『あー夏休み』。スピーカーから聞こえるのでは少し高音で音割れ気味です。
もうすぐ夏か…。と思ってみたものの、まだあの鬱陶しい梅雨も来てないことに気が付き、すぐに梅雨の存在を忘れようとする私でした。
少しでも「もうすぐ夏」と錯覚してしまったからには、いっそ今をとりあえず夏の先取りということで、夏ということにします。
そうしたら「本番の夏と挟み込むことになるので、梅雨の時期は『夏の中休み』みたいに短く感じるかな。」と何とかこれから来る梅雨さえ忘れたい必死な私。
梅雨、ほんとに嫌なんです。
こんなにせこく自分を誤魔化そうとする私に最後までお付き合いいただきありがとうございます。