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思考内リゾート

道端で寿司屋を尋ねられる

もう先週の土曜の正午よりの午後のことです。

ブログに書く時、なるべく実在の名は出さないようにしていますが、『別にネガティブな話でないからいいんでない?』とかを頭の中で討論を繰り返している内に、書き起こす作業が遠くなることがよくあります。
 
この日、遠出の買い物を終えて、その近くの駅に戻る時、向こうから来た高齢の女性に
「この辺に“たかもり”と言う寿司屋知りませんか?」と尋ねられました。
 
私、この辺の地元民ではないけれど時間帯だけに人の往来もなく、
「他の人に聞いたほうが」と言わずに、
その場でスマホで『ゴーグルマップ』(いやいやこれは実名でいいのか、けどどこまでも架空な感じで貫きたい気も)に『寿司 たかもり』と打ち込んでみたら、近場にそんな名の寿司屋は出てこないのです。
 
根気の良い女性だったので、私の検索に付き合ってもらえ、
確かに待ち合わせ相手に『たかもり』と言われ、しかも継ぎ足しで教えてくれたのは、『大きな寿司屋』さんとのこと。
 
だから『間口狭くて、テーブル席3つにカウンター席6つといったようなところではない』と伝えたいようです。
 
この女性の身なりと喋り方から何かの『会』か、または誰かとの待ち合わせのようです。
こんなやはり身なりは大事ですね。
 
そして最初は回り道して『自分はもうひとつの筋違いの大きな道路を通って来たそう』。その道路は確認済みと言うようであります。
 
『たかもり』と言う名から回転寿司でないことは明らかでしたが、そんな大きなお寿司屋はこの辺りにはマップでは見当たらないです。
 
ただここから少し先の目の前には『鈴女(すずめ)』なる、昭和な感じの昔ながらの宴会・会席も出来そうな割烹・寿司の大きめな建物のお店があります。このお店は前からこの通りを歩くと目立っていて、一度は入ってみたいお店でした。
 
…更に調べてもその辺辿り着くお寿司屋はそこだけ、わからず仕舞い。
明らかに名前が違うものの一応そこを提案してみました。
そして私は結局「この辺の人に聞いてみてください。」と言うことになりました。
 
まぁ、ただその検索の間は実際誰も通らなかったので良かったです。
 
そしてその女性に「忙しい所ありがとうございました。』と丁寧にお礼を言われました。
『見つけられなかった気持ち』で、『急いでいませんから』と答えるのが精一杯でした。
 
その後も私はしつこくスマホで調べている内に、その女性は去って、『鈴女』に入って行きましたね。
私が検索を止めて、『鈴女』を通り過ぎてからも注意深く、店から女性が出てくるか様子を見ていましたが、全然出てくる様子もなかったので、どうやら待ち人とは会えたようでありました。
 
『寿司屋 たかもり』って何だったの??
ツッコミどころ満載でしたが、とにかくお役に立てて良かったと清々しい気持ちでいられましたね。
 
寿司屋『鈴女』から出てこなかったというのはそういうことでしょうし。
まさか諦めて「ここで食べていきましょう」でもなかろうですし。
更にお店の人に調べてもらっていたとか…、はっきり本人の回答を得られない限りあやふやではありますが。
 
ブログ的着地点的に面白かったのが、その時、その『鈴女』のお店の道向かい側に雀が二匹、地面で何やらついばんでいたことです。
秋の午後にどこかこのユーモラスな偶然に『いとおかし』でありました。
 
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
 
私がスマホで調べるという行為は、ちょっとした出来事が以前にあったからでその話、いずれさせていただきます。その時は相手に対してかなりあざとくていや~な印象受けただけですけどね。
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