沖縄エイサー(旧嗚呼浅草)

あとに続くものを信じて走れ:井上ひさし/小林多喜二
世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない:宮沢賢治

八幡平暴風雨

2015-07-18 11:22:00 | 山岳
東京の知人を八幡平に車で案内した。
下は青空で夏の陽が強いのに、
八幡平頂上は、台風11号の先触れで暴風雨。
軽自動車に4人乗った状態で、横揺れ、押し倒れそうになる。
見返り峠で、しばし日和見をしていると、
雨具、重装備した15人位のパーティーが下山して来たが、
とても観光気分、散策気分で、多少の雨具の用意で
外に出れる天候ではない。
異議なく断念する。
樹海ラインで、今日の宿松川温泉に下がる。
濃霧の中に見える籐七温泉を見て、通過の予定を
急変して、日帰り入浴、昼食タイムに切り替える。
ここの野天風呂がまた格別。
6ヶ連鎖する野天の風情が、雲上の別天地で、あの
見返り峠の荒天を忘れさせた。
(シャッターを押すことも忘れる)
写真は八幡平リゾートの白樺並木・7/15


今日も大骨峠。

2015-03-23 14:49:54 | 山岳

今日も大骨峠20㎞を歩く。
ラジオが午後から冷えて来ると報じていたが、
峠、正午少し前から、小雪が舞い出した。
北風が冷たい。
松の枝が強風で片側に寄せられた立ち木を
カメラに収める。

帰路、未開通の三陸道、釜石トンネルをカメラに。

自動車道路のフキノトウを写す。

民家の庭に梅が咲いていたので写す。


大骨峠を歩く

2015-03-22 16:49:18 | 山岳

大骨峠20㎞を歩く。
昨日も試みたが、2㎞歩いていたら、左足関節が痛くて敗退。

今日は歩きだし、普通だったので、途中5㎞で痛みを感じたが、
昨日と比べて、軽度なので実行。

万歩計がぎこちなく20㎞で3万歩の数字になったが、
50m=110歩なので、20kmは=44,000歩になる筈だが?

目に着くのは、ばっけが若芽を出して来た事。
標高の高いところは、これからだ。

おなつぺ(女遊部)で石段に気がついた。
この上に神社があるなと、検討をつけて登ったら、
やはり古い社があった。


尾根へ落とし物を探す

2015-03-09 11:50:02 | 山岳

7日(金)、尾根歩きの時、
防寒具のウサギの耳輪を落として来た事を帰宅して気が付いた。
そこで、8日土)単独で探しに、同じ道を辿った。
果たして、登山初めて15分ぐらいの落ち葉の深いルートの小枝に
引っかかっていたのを発見。
たしか、暑くて上着のポケットに入れたのが、
運動で外にこぼれ落ちたのか?帽子の上からかけていたのが、
木の枝に引っかかって外れたのか定かでない。
記憶があいまいだが、付近の地形の上京から推察するに、
ポケットからこぼれたのだろう。
それにしても近場だったから回収出来た。
ウサギの耳輪は60年の前、子供の頃、冬に愛用した記憶があるが、
今使用している人は見かけない。貴重品なのである。


釜石市の尾根歩き

2015-03-06 14:18:11 | 山岳

3月6日(啓蟄)、釜石市東前町の沢(不動沢)を登り詰めると、
砂防ダムに着く。
その手前に沢を渡る橋がある。
橋を渡って家の間を左に道を取り、
杉林の沢筋を赤布を目印に登る。


ストックか4本爪の軽アイゼンを付けないと、
杉林の急登は難儀する。


昔は、20年以上前は沢山歩いたんだが、
今歩く人はいない。


道は廃道になり、踏み跡も無い。
ひたすら尾根を目指す。


尾根に出れば、海が見えて、方向の感が生きる。
行き先は、新浜町の沢筋から登る瀧の神社。


尾根に出て、感を頼りに、赤布と地形を読みながら進むと、
赤い鳥居が雑木の尾根に現れる。


道は間違って居なかったんだ。
その先がまたまた大変。
道が無い。


かすかな獣道らしき形跡をたどりたどり行くが、
不安になって戻る。
別の道らしき形跡も辿ってみる。
これも違うようだ。
困った。
上に見える尾根に登ってみようか?

三択の踏み跡から、また最初の住み跡を進んでみる。
赤や黄色の色あせた印が朽ち果てた木枝に垂れ下がって、
時々見えてくる。
かすかな期待を抱いて進むと、2ヶ目の鳥居が見えてくる。
間違って居なかったんだ!
何とも言えない幸福感、充実感が込み上げて来る。


鳥居まで着くと、もうそこからは社務所と云うか、
お籠り所が見える。
瀧の沢不動に無事着いたのだ。
かっては海沿いの道が無い頃は、この尾根道が「国道」
だったんだ。
豊漁祈願の漁師や家族達が列をなして進んだんだと、
古老は懐かしく語る。
当時を想像しながら、啓蟄の日の尾根歩きとなった。