僕が今仕事をさせていただいている所の一つにうちの大学の研究所があります。
どんな研究所かというと、人口に関するデータを集めて研究しているんです。
まあ僕は末端のバイトなんで、詳しいことは知らずにただ指示に従って、翻訳とか、データ収集とか、データ入力とか、コピーとかいわゆる雑用をやらせていただいています。
この研究所の所長であられる某教授はとても有名で偉い方です。
ついこの前もNHKのニュースにコメントを寄せていたり、朝日新聞に載ってたりしました。
その研究所の主催で本日(12日)から「低出生率」に関する国際会議が開かれています。
うちの研究所にとって年に1度のイベントなので力の入れようも違います。
僕も5月からこの研究所で働き始めてから、やってきた作業もほとんどこの会議のためだったみたいです。
そのためか、今日の6時から開かれたレセプションパーティーに僕もちゃっかり招待されてきましたw
今日は5限まで授業だったので会場に着いたときはもう6時半を過ぎていました。
しかも世界各国からその分野では超有名な教授陣がズラッと集まっていて、しかもみんなフォーマルな格好をしていました。
かたや自分は学校帰りのカジュアルな格好で、その上遅刻です
すごく会場に入り難い雰囲気がマンテンでしたが、おいしそうな料理の誘惑に負けて突入しましたw
しかし、遅刻のために空いていた席はほとんどなく、なんと中央の円卓に座ることになり、偉そうな(実際に偉い)教授たちと席を共にすることになってしまいました。
雰囲気はかなり砕けているとはいえ、国際会議のレセプションパーティー、みんなの話題はやはり研究についてです。
みなさん自分の研究について暑い議論を戦わせてらっしゃいました。
僕はと言えば、人口について勉強したことなどあるはずもなく、議論しようにもできないので、料理に専念してましたw
この料理がまた素晴らしかった!!
さすが国際会議だけあって、世界中の料理が並んでいて、しかもおいしかったです。
一通りの料理を堪能した後は、せっかくのチャンスだったので、色んな教授と会話をしてみました。
そしたらなんのことない、教授もただの人でしたw
人の悪口は言うし、文句は言うし、下ネタも言ってましたww
もちろんそれだけじゃなくてまじめな話もしました。
各国の大学の話とかね。
そしたらやっぱり「日本の大学生は勉強をしない」っていうことを改めて思い知らされました。
もちろん日本の大学生のうちにも一生懸命勉強をする人だってたくさんいます。
でも世界の大学から見たらすごく少ないそうです。
まあ受験戦争とか制度の問題とか原因を挙げたらきりがないけど、確かにその通りだと思いました。
だから、せめて自分は残された学生生活の中でしっかりと目標を持って勉強に取り組んでいきたいと再確認しました。
自分は大したことのない人間だけど、こういった有名な教授たちと一緒に会議に参加していると思うと、少し自分がましな人間に思えてくるから不思議です。
まあそんな風に思っている限り、大きな人間はなれないような気もしますが。
ちなみにいつも研究所で一緒に仕事をしているバイト仲間のイリヤ君。
彼はセルビア出身の大学院生なんだけど、結構最近まで、イビチャ・オシムの通訳をやってたらしいですww
今日初めて知りましたw
身近にもすごい人はいるもんですね。
Koji