朝 ８時過ぎ おとうさんが言いました
「りんちゃんは 寝る時間やなぁ おらんなった（いなくなった）」って
そうそう いつもこのくらいの時間から
りんちゃんは まさやの部屋でお休みタイム 
そして １時過ぎ
出かけてたおとうさんが帰ってきました
いつもなら 玄関まで出迎えるのに ちょろっともしません
おとうさん
いつも出てくるのに出てこない りんちゃんが気になるのか
まさやの部屋を探します
押入れの中を探します
床の間のガラスケースの奥を探します
風呂場を探します
イスの下 机の下 いそうなところ全部
「りんべぇ～」と言いながら探します 
私も不安になり 一緒に探します
そして 外に出て あちこち見て回り
下の広い道路まで・・・
でも りんちゃんの姿はどこにもなく
道に迷ったのだろうか けがをして帰れないのだろうか・・・
もう あの可愛いりんちゃんの姿を 見ることはできないのだろうかって
頭の中が マイナスなことでいっぱい 
でも 外に出たら きっとエミさんがワンって知らせてくれるはず 
もう１度 家の中を探してみようと
「りんちゃん～」と呼びながら探します
そして 今１か所 探してない押入れがあることに気づいて 
ＯＰＥＮ～ 
すると・・・
「おーーーーっ りんちゃん ここにいたんだぁ
いつのまに入ったん？？？」
さて どうやっておりようかにゃ・・・ （押入れの上の段）
「あははっ いたいたいたーーーーっ おとうさん～ 」 
私は思わず りんちゃんをむぎゅって 抱きしめてしまいました
りんちゃんは 何事？って感じで ちょっとおっかなびっくり 
それにしても りんちゃん
「おとうさんや おかあさんがが探してるんだから
「にゃ～」と鳴くとか
戸をコトコトいわせて 「開けて～」ってアピールぐらいしてよ」
りんちゃんが入ってた押入れは めったに開けることはなく
今日は ちょっと取るものがあって開けたのです
その時 私の背後から
そして ちょうど近くに踏み台があったので
りんちゃんは 上の段に上がったみたいで
それを知らずに 戸を閉めた ということらしいです
はぁ やれやれ 
ほんと 見つかってよかった
「おかぁしゃん もう閉じ込めないでにゃの！」 
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