ビジネスコンサルタントへの道

2008年中小企業診断士試験合格を目先の目標として、その先にある「よりよい診断士」を目指した成長記録です。

2007年度、診断士試験 敗因分析

2007-12-28 23:47:02 | 敗因分析
今年、診断士試験2回目の不合格でした。

今年度の失敗として、単なる実力不足と捉えていたことで、敗因分析を冷静に行っていなかったことが考えられます。

結果としては、同じ試験に不合格になったのですが、前回と同じ過ちを繰り返したかというとそういう訳ではないので、その点は救いかと思ってます。

今年は、自己の解答をスクラップ&ビルドし、あるべき理想の回答像(TO-BE)モデルを追及していき、現状の解答(AS-IS)とのギャップを
埋めていく手法が重要だと考えています。

昨年度の方式としては、「何を書くか(what)」よりも「どう書くか(how)」に重点を置いて、解答の構築をしていきました。

合格者の解答を見ると多種多様であり、どんな解答を書いても受かる。
何を書くかに時間を使うのではなく、それを相手に伝わりやすく、
切り口を明確にして奇麗に書けば、合格につながる可能性は高くなる。

これは、今でも凄く、一理あると思っており、昨年のポリシーでした。
結果として15分程度から書き始めて、解答を奇麗にまとめることに収斂してました。

正直、TAC模試など、一部の模試では、あまり点数が伸びなかったこともあり、
違和感を感じていたこともありましたが、実際に、MMCの模試結果などを見る
と心地よくなり、どうして変える事ができませんでした。

これでも、受かると信じており、直前期に出す技を変えることは非常に怖く、
変えて落ちたら後悔するだろうなと思って、貫きました。

本試験では、普段通りの手順で、普段通りやりました。
帰ってきたMMCの採点結果も、大方予想していた通りの点数でした。

でも、結果は、・・・思った以上の惨敗でした。
書き方は、あくまで差別化要因で重要ですが、それ以上に中身を問われている試験だなと感じました。


この敗因分析の結果、自分で思うことは、単に読む、考えるフェーズにもっと時間を使えば良かったという典純なことではなく、「戦略」が最重要だということです。

>合格者の解答を見ると多種多様であり、どんな解答を書いても受かる。
>何を書くかに時間を使うのではなく、それを相手に伝わりやすく、
>切り口を明確にして奇麗に書けば、合格につながる可能性は高くなる。

上記の理論は、確かに正しいのかもしれないけど、検証もろくにしておらず、
自分の中で本当にこうやって捉えること自体が正しいのかの判断ができて
いなかったことに問題がありました。

今年は、どのような解答を理想とするのかに関して、実際に十分に吟味して
行く必要があるかなと思ってます。

あるべき姿を構築するためには、必要なツールはベースは過去問ですが、
80分という最大の制約条件を考慮したあるべき姿も構築する必要があるのは、
当然であり、実際の思考プロセス上現実的なもの理想とする必要があります。

次回以降、H19年度の過去問を使って、思考プロセスと敗因分析について
このブログで約3か月~半年かけて振り替えて行きたいと考えてます。


502オフ会

2007-12-23 14:09:16 | 中小企業診断士
502オフに参加してきました。
昨年に引き続き、2回目です。

502ストラップは、暫く携帯につけていきたいなと思っています。

この機会でしかお会いできないメンバーと一緒と色々とお話が
できたことについては、ホントに満足できる機会でした。

内容については、他の方がたくさん記事を書かれているようなので、
ほとんど書きませんが、色んな想いと、来年に向けての良い
スタートを切るため、体力の続く限り飲み明かしました。

結局、13時から飲み始めて、解散したのは朝6時過ぎでした。。。

不合格者としては、なかなか、心が痛くなるような部分が
多かったですが、来年は、合格者として参加できるように
頑張らなければと思っています。

この悔しい気持ちは、次につなげていきたいです。

始動

2007-12-20 22:42:47 | 中小企業診断士
この、1~2週間の間にホントに色んな事がありました。

今月は、間違えなく、人生の中で一番濃縮された一か月になりそうです。
結果が出てから、いろんな方にメッセージを頂きました。

正直、何度も泣きました。

試験に合格できなかった悔しさによる涙・・・。
自分との約束を果たせなかったことによる涙・・・。
一緒に頑張ってきた勉強仲間と同期になれなかったことによる涙・・・。
仲間から励まさせら事による嬉し涙・・・。

正直、試験という枠組みを超えて、一つまた、自分が成長できた気がいしています。

結果が出た後、すぐに動き出すことを選択しました。
でも、心がついていきませんでした。
勉強机に向かっても全く集中できない時期もありました。

自分の気持ちを整理するのにすごく時間がかかりましたが、ようやく動けそうです。

来年は、一からの勉強になります。
環境も大幅に変えることを選択します。

また、新たな気持ちで進んで行きたいと思います。
今週、土曜日の502オフを契機にし、新たなスタートを開始します。

これからも、どうぞ、よろしくおねがいします。

意外なまでもの惨敗

2007-12-14 11:10:19 | 中小企業診断士
診断協会から結果が返ってきました。
一瞬、目を疑ってしまいまう程の惨敗でした。

CCCA 合計Bでした。
自分の自己評価だと、ACBAだと思っていたのであまりな程の惨敗でした。

昨年度よりも、後退してます。
再現答案の添削との結果もあまりにもかけ離れてますし、
何か、根本的な部分が大きく欠けていたように思えます。

自分の理想像と診断協会の求めるものとのギャップがあまりにも大きかったと
思います。努力した方向が全く検討違いの方向に進んでいたのかもしれません。

テクニックに走った解答、根本を見据えていない浅い解答だった気がします。
自分の力じゃない、他人の力が必要だと今は思っています。

完全に迷路に迷い込んでしまいそうです。
やはり、受験機関は変えることにしようか、今は検討中です。

まずは、じっくり検討します。


前向きに・・・

2007-12-13 07:51:00 | 中小企業診断士
来年に向けての頭で考えている理想に、気持ちの整理がついておらず、
急に虚しさが込み上げてきている状況でした。。

そんな中、何度も何度も暖かい言葉を頂きました。
いつの間にか、悔し涙が、こんなにも見てくれている人がいたんだなぁと、
うれし涙に変わりつつある自分に気がつきました。

過去を振り返らず前ばかりを見ていこうと思いも大事ですが、
素直に自分の気持ちに振り返る時間も大事ですよね。

過去の辛い記憶は、消せるものでもないし、うまく、付き合って
いくとが大事だなぁと改めて実感しました。

前向きに考えるのは、頭だけで考えるのではなく、
気持ちと一体になって初めて前向きに振る舞えるのでしょうね。

さて、来年は、今年できなかった自分の3つの汚い部分を直していきたいと思ってます。

1.字が汚いこと
 → 相手に読んでもらおうという意思が非常に薄かった。
   読みやすい文章を書くという意識があったのですが、その強みを汚い字で
   消していた気がしいます。字が汚くても受かると思いますが、与える
   印象は非常に大事だと思います。
   
2.部屋が汚いこと
 → 自分は、身の回りの整理が下手です。
   工場を見学する時は、5Sが大事であるといわれています。
   自分の5Sを振り返ってみるとダメでした・・・。
   自分の問題も整理できないひとが、
   どうして他人の問題を整理できるのでしょうか。


3.心が汚いこと
 → 謙虚さが足りなかったと思います。
   模試で、どうしても順位が出るので自分よりも模試の順位が低い人
   の解答から学ぶことは、いっぱい、いっぱいあるのに、何も学べて
   いませんでした。
   模試の成績が上というプライドは捨て、謙虚さを
   もっと身に着ける必要があります。

「この試験は人間性を問われる試験です」という言葉を聞いた事があります。
自分は、中小企業診断士として仕事をするだけの人間性が自分に足りていたとは
全く思っていません。

自分のダメなところを変えれて、少しでも良い診断士になれるように一歩一歩
改善していきたいです。。

引き続き、応援よろしくおねがいします!!

合格祝勝会

2007-12-09 12:02:33 | 中小企業診断士
昨日は、私の所属している弱小診断士勉強会の同期で飲み、合格者をお祝いしてきました。

飲み→カラオケ→飲み→(不合格者のみで朝までダーツ+飲み)
と12時間以上語り合ってました。

Nancyさん、London3 ホントにおめでとうございます。

>Nancyさん
自分にとってNancyさんがいなければ、今の自分はありません。
それほど、大きな存在です。弱小でも、MMCでも常にあなたを見ながら勉強してきました。Nancyさんと知り合って2年弱、こうしてあなたの成長を見れたこと自体が自分にって大きな、大きな価値です。
同期で先を越されたのは悔しいけれど、必ず、来年は同じフィールドに立ちます。
どうか、一歩先を行っていてください。

発表次の日に、こうしてお祝いできたことはホントに嬉しいです。

>ロンドン3
今年は、ロンドン3が来てくれたお陰で雰囲気は一気に変わりました。
MMCでも、いつも一緒にいることが多くて、ロンドン3の存在は自分にとって
ホントにホントに大きかったです。

模試で成績がトップクラスでもずっと不合格だったロンドン3の気持ちは痛いほどよくわかります。ここを乗り越えて合格した人を次の日にお祝いできた事は自分にとって価値があります。


来年は、自分の番だと信じて、「前に」、「前に」進んでいきます。




花束を贈られるNancyさん(右)


カラオケで熱唱するLondon3



朝まで、不合格者組で語った想いとその後は、後ほど書きます・・。

励ましありがとうございます

2007-12-08 09:15:01 | 中小企業診断士
ブログ、mixi共に、多くのコメント・メッセージを頂き有難うございます。
ホントに嬉しく思います。

一緒に勉強してきた仲間の合格を聞くとやはりうれしいですし、
いろいろと、涙があふれてきたりもします。

昨日のブログには、1508閲覧/697IPと過去最大の閲覧がありました。
日々、このブログを読んで戴いている方にホントに感謝の気持ちで一杯です。

今年は、合格に向けて相当頑張ってきた分悔しいです。
悔しさも嬉しさも、頑張り、努力の量に比例すると思います。

頑張ったのに結果が出なかったことは、自分の考えてきたことに対して
必ず誤り・間違い・見落としていた箇所がある訳で、そこを発見できることが、
本当の成長に繋がると思います。

年内は、今年の計画のCHECKを行い、来年へのアクションプランを考えます。
失敗した過去は振り返って糧にしていきます。

PLAN:十分に勉強計画を立ててきた
  →立ててきたつもり(もちろん不十分な部分もあったけど)

DO:それに従って十分に努力してきた
  →頑張ったつもり(もちろん不十分な部分もあったけど)

CHECK:結果が伴わなかったっ部分をどう分析するかACT:来年に
  →ここの箇所を回すのが今の作業

ACT:来年に向けてどう立て直していくか
  →年内には、リベンジプランを立てます

さて、来年に向かって、もう動きだします。

今日は勉強会。
午後は、合格した仲間の祝勝会に参加してきます。


来年の受験校

2007-12-08 00:19:35 | 中小企業診断士
不合格直後は、環境を変える必要があるとずっと思っていました。
自分の中では、来年もMMCに通う事にほぼ決めました。

ただ、弱小やいろんな模試は取り入れて自分のスタンスは変えていきたいと思っています。昨年も同じエントリーを書きましたが。

「どこの受験校に通うか」ではなく、
「どんな意識を持って通うか」が大事ですよね。


悔しさをかみしめて

2007-12-07 16:50:34 | 中小企業診断士
9時40分 銀座の診断協会前に到着。

丁度、合格発表を張り出している瞬間でした。。
周りにはまだ誰もいませでした。

恐る恐る覗こうとしたら、張り終わるまで待ってと注意されました。

最初に番号を見たのは、NANCYさんの番号でした。
自分の番号を見るのが怖かったこともありますが、NANCYさんがいなかったら、
今、こうして勉強を頑張っている自分はないと思ったので、
まず番号は、最初に確認しようと思いました。

「見つけた」

正直、五分五分かなと思っていたので、その瞬間は顔がホントにほころびました。

喜びから間髪を入れない間に、次に自分の番号を探しました。
・・・・・・・

「ない」

何度も探しましたが、やっぱりありません。

正直、今回は、少しは、期待してました。
予備校の再現答案添削も、そんなに悪い結果ではなかったので、
期待が先行していた分、非常につらい結果になりました。。。

「方向性が間違っていたのか(定めるゴールが間違っていたのか)」
「努力が足りなかったか(定めたゴールへの達成度が低かったのか」

敗因はこのどちらか、あるいは、両方です。
じっくりと振り返り、原因分析については後ほど書きたいと思います。

正直、ホントに悔しいです。

後から来た弱小の先輩、Tさん、(自分よりも遥かに上のレベル)もその場にいて、残念だった結果を知って、ますますショックでした。。

悔しさの余り、30分くらい銀座界隈を宛てもなくふら付いていました。
涙が出たのは、発表から1時間後、歩いてたどりついた新橋のスターバックスでした。。。

この結果は、必ず機会にしてみせます。

試験に受かることはゴールではない。始まりです。
今回はスタートラインに立てませんでしたが、1年遅れて来年必ずスタートラインに立ちます。そして、今年合格した先輩方に追いつけるように全力をもっと望みたいと思います。

今は悔しさをかみしめて次に進むだけです。
もう次への戦いは始まっています。

応援してくださった方にはホント感謝しています。

いろんな方々を巻き込んだにもかかわらず結果を出せない自分がいて本当に情けない限りです。。。

「次は、必ず」

というのは、今回で最後にします。
ありがとうございました。


いよいよですね。

2007-12-07 00:28:16 | 中小企業診断士
日付も変わり、いよいよあと少しで発表の時を迎えました。

去年は、受かった時のこと、落ちた時のことをいろいろと考えて緊張して
なかなか寝付けなかったのを良く覚えています。

今年も緊張はしていますが、冷静に迎えようかと思っています。

試験の結果は、合格と不合格の2つしかありませんが、どちらの場合でも「機会」として捉えたいですね。

「合格の場合」は、診断士と早い段階から関わりあえる機会があること
「不合格の場合」は、基礎を徹底的に復習できる機会があること。

昨年度、不合格でかなり凹みましたが、そのおかげで新たな成長もありました。
1年間でこんなに成長できるんだと思えるほどに文章力や論理的に考える力は上がったと思っています。
また、受験校に通い、新たな受験仲間と出会うことができたのも大きな収穫でした。診断士にすぐに受かっていたら体験できなかったと思います。


自分が、中小企業診断士として、弱い立場にある経営者を助ける仕事を本気でしたいと思っているのであれば、診断士は必須の資格なので、きっと受かるまで続けると思います。

「試験への合格は、思いを実現するための手段でしかない。」
ただ、「想いを実現するのに診断士の資格が必要」なのであれば、試験は受け続けるとおもっています。

正直、勉強を始めるまえと勉強を始める後で自分の気持ちが変化しているのも事実です。最初は、単に経営の知識を身につける社会人としての教養を身につけるつもりで始めたつもりですが、、中小企業診断士として弱い立場にある中小企業を助けるために日々頑張っている人々に感銘を受けて仕事を進めていきたいと気持ちが芽生えてきました。

診断士の方と多く触れ合う事でこの気持ちはされに膨れあげると思っています。

ただ、まだ、独立診断士として活躍することが、自分の中で、明確には定まってはいない状況なので、20代のうちは、いろんなことに挑戦し自分の見識を広げていきたいとも思っています。

この2年間は、試験合格を目標に必死になって勉強してきました。いろんな事も、犠牲にはしてきたと思います。しかし、来年については、この2年間ほど一生懸命勉強できる時間は取れないとも思っています。

そういう意味で、今年は、絶対に受かっていてほしいと強く願っています。

果報は寝て待て。
結果は、このブログですぐに報告します。