事納め

事八日という言葉がある。


例えば、農業であれば二月八日の「事始め」に準備を始めて

十二月八日の「事納め」には片付けもすべてを終える。


反対にお正月準備を十二月八日に始める場合は「事始め」

正月の後片付けを二月八日に終えて「事納め」と言う場合もある。


何やら混乱しそうだが

とにかく二月と十二月の八日は区切りの目安となる。

と言う事らしい。


そんなことから様々な仕事に関係したものに対して

今年もご苦労様という気持ちを込めて

例えば「針供養」などのような

様々な供養をこの日にすることが多い様である。



とはいえ現代人にとっては大晦日ギリギリまで仕事をし、

場合によっては晦日も正月もない始末。



なんと忙しない世の中であろう…


さてさて、今日くらいは今年も一年よく働いてくれた

カメラでも磨いて労をねぎらってやりしよう。

Posted by I.Tachi at December 8, 2020