ひと気のない里山へ。
起きると
朝の冷え込みに遠く見る山の頂は
雲にかすんでいた。
時より日は差すが、曇ったかと思うと
強く雨が降り出したりと
目まぐるしい天候である。
不意に覗かせる高い山の頂には
白い山肌を見せていた。
それは今年初の冠雪であった。
出かけた里の山は
今朝の冷え込みで紅葉の盛りを迎えていた。
色付く葉とその先に見える
砂糖をまぶした様な雪をいただく山容とが
みごとな景色を見せたいた。
里山の紅葉と高山の冠雪。
今年もまた冬がぐっと近づいたようである。
Posted by I.Tachi at November 2, 2018