素人グラフィックデザイナーの写真簿

ま~だ結婚できない男の写真で綴る日々

ロングウォレット 作成記録

2011-07-10 17:17:06 | レザクラ



革を切ります。ウォレットにはドイツヌメカービング革を使いました。



ベルトループからカービング(スタンピング)




模様付けたら縫い穴開けます。縫ってから金具をセットして、
カシメたあとコンチョ付けて完成。




小銭入れもスタンピングし、淵をトコノールでテロテロ磨きます。


裏側もトコノールでテロテロ磨きます。


サイビノールでチャックを接着。


折り曲げて接着する前に、折り曲げ部分を水で塗らしてクリップで固定し、
乾燥させてある程度形を整えてから接着剤付けたほうが苦労しないと思います。


メインの外側の革。カービングするにはのび止めシートを貼ってからにしましょう。




飾り線はネジ捻で線を引いていきます。まぁ、勝手な好みで線を引いたに過ぎません。


おいらは霧吹きで水吹いて革を湿らせ、ちょろっと乾いてきた頃に
一気に打ち具でひたすら叩いていきます。


これ、やり出す楽しいけどかなり近所迷惑になります。


外側ラインのスタンピング完成。




ラインの内側はバスケットスタンプ。ズレないように打つにはある法則があります。


基本、おいらの場合はニートフットオイル塗ってからレザーコート塗ります。


縁に穴あけ。


勝手にこんなデザインにしちゃったので、先にダミー部分の穴は縫っちゃいます。



一番苦戦したのがカードポケット。汚しちゃったり、似たような色してても
革の種類が違うと癖が違ったりで6回以上失敗。






作成中、試しにオイル塗ってみたら色が濃くなったまま・・・
他のパーツと調和がとれないのでまた作り直し。


コバもヤスリでシコシコ




基本、表も裏も、コバをへり落とし(カッター)で削ります。


縁に沿って線引いて、 


なんとなくこんな感じにブッ叩く。






裏側にまたトコノール塗ってテロテロと擦る。


端っこの方を適当にやすって毛羽立たせ、サイビノール塗って接着。




縫った後、糸はこんな感じで押しつぶしましょう。
でもこの縫い目は意味なかったので、糸は外しました。




合体前の確認。


厚い革なので、ひし目打ちで穴位置を決めたら、
後はひし桐で1個1個穴を開けていきます。
ストレス溜まってる人には最高の作業。


でも縫うのにまたストレス溜まります。


かなり飛ばしますが、後はコンチョと金具等を付けて完成。



ここからウォレットケース。厚さ2mmのサドルレザーを使用。


またアウトラインを引いていき、


ひたすら刻印をブッ叩く。




2枚で約5時間かかったっけな?


かなり強引なデザインですが、無理矢理クロスボーンズの刻印を。


サイビノール塗って合体。はみ出した接着剤を拭き取りながら
圧着するのはかなり手際良さが求められました。


とりあえずこの状態で1日放置。


オイル・レザコート塗ったらまた縫い穴開けて縫っていきます。




ベルト裏の刻印、パイレーツ仕様なんです。


コンチョを付ける前に一応ネジロックを塗りましょう。


ベルト取り付け穴もトコノール塗ってテロテロします。


最後は3箇所に穴開けて、カシメて完成。


今回使ったサドルレザーは、オイル塗ると色が濃くなりました。


第1号にしては上出来かな?

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