八月十五日
本日、八月十五日は
終戰の日我々國民が
英靈に感謝の誠を捧
げる大切な一日であ
る。
午前中、靜岡市街に
て啓蒙街宣を執り行
ひ、その後 靜岡護國
神社にて參拜。
默祷、そして參拜を
終へると一人の男性
が愚生に聲を掛けて
きた…
「どちらの右翼團體
の方ですか？」と…
愚生が答へると彼は
「他の靜岡の右翼團
體は誰も參加をされ
ないのですか？ この
やうな大事な時に右
翼が參加をされない
のは寂しいですね」
……と
全くもつて返す言葉
が見つからず、我々
も殘念でなりません
と答へる以外なかつ
た次第である。
しかも愚生に尋ねて
こられた方はハーフ
の男性である。
愚生達が強く感じて
ゐたことを一般の參
拜者の方から云はれ
たことは一層響き、
更に參拜から街宣車
に向かふ間に當團體
の青年局長渡邉が
「今まで右翼をやつ
てゐた者達も參拜位
はこれるでせうに…
何で來ないんですか
ね…所詮はその程度
の氣持ちだつたと云
ふことですね」と云
ふ言葉を聞き、愚生
も全く同感で情けな
さと腹立たしさを感
じたことは云ふまで
もないであらう。
だが一つ救ひは毎年
缺かさず終戰の日に
は護國神社に參拜を
させて貰ふのだが、
今年は參拜者の數が
かなり多く、亦、子
供をつれた母親が鳥
居を潛る際、子供に
しつかりとお辭儀を
させる姿を見て微笑
ましく感じたはけで
ある。
多くの參拜者を見て
護國神社に鎭坐され
る英靈もお喜びにな
つたのではないかと
思ふと氣持ちも明る
くなつた次第である。
現在の皆さんの幸せ
があるのも、先人の
方達が尊き御靈を捧
げてくれたお陰であ
ることを今一度認識
して欲しいと願ふば
かりである。
個人的な考へを書か
せて頂けば、參拜に
行かずとも難しく考
へずとも心の中でだ
けでも戰沒者の方々
に感謝の氣持ちを持
つて頂ければ心優し
き英靈は喜んでくだ
さるのではないでせ
うか。
靜岡總本部
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