ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

ばりふり調査 阿児町でいちご狩り

2008-02-22 16:55:10 | バリアフリー情報
1月24日(木)
日本列島が寒波に覆われたこの日、
伊勢志摩も寒~い一日となりました。

そんな中、気合を入れてばりふり調査に出かけました。
場所は志摩市阿児町神明。
長沢育種苗施設

鳥羽から車で50分 国道260号線 長沢運動公園を越えてすぐの交差点を左に入り、約1分。
左側にビニールハウスが建ち並ぶ長沢育種苗施設があります。
こちらはJA鳥羽志摩経営の農園です。

12月中旬より5月末まで、いちご摘み取り体験が出来ます

こちらは、一部ハウスの入口にスロープが設置してあり
通路も98cmと広く、バリアフリー対応です。

また、いちご棚も104cmと高いので、屈まずにいちごを摘むことが出来ます。
車いすの人でも利用しやすい造りですね。

地面にもシートが敷いてあり、一般客はスリッパに履き替えてもらいます。
(車いすの方はそのままどうぞ。)

あったかハウスの中で、JAの方からいろいろ興味深い話を聞かせていただきました。

いちごを育てる中で特に水やりには気を使うそうです。
その日の天候、気温によって水やりを調整するそうで、経験が頼りな繊細な作業だそうです。

その他、受粉にはミツバチの力を借りているそうですが、
実はこのハチさん、巣箱ごとレンタルしているそうで、シーズンになるとハウス内に設置することで、
飛び回って受粉をしているそう。
でもね、残念ながらいちごの花には蜜が無いそうで、ミツバチさん、タダ働きなのね。
ご苦労様です。

ハウス内が温かくなるとハチが活発に飛び回っているそうですが、
今まで観光客で刺されたことはないそうなので、ご安心を。

品種は主に
晃姫(あきひめ 酸味が少なく、食べやすい)
レッドパール(香が好く、フルーティーな味わい)
を栽培しています。

料金はシーズンによって違いますが、
12月・1月は大人1500円 小学生1300円 幼児600円です。

時間無制限の食べ放題!(練乳付)
但し、通路が指定されています。

一日 1通路1組限定で、生育によっていちごが少ない場合、お断りすることもあるそう。
基本的にお腹一杯食べてもらえるようにしていますと、係りの方がおっしゃっていました。

こんなに近くでいちご摘み体験ができるなんて、嬉しいですね。
実際、チェアウォーカーのリピーターもいらっしゃるとか。
その他、幼稚園や各施設からの団体さんも多く訪れるそうです。

HPはこちら。


但し、園内には一般のトイレ(様式・手すりなし)しかありません。
車いすの方は車で1分の公衆トイレ(阿児学校給食センター前)をご利用下さい。

阿児町学校給食センター前トイレ外観ベビーベッドもある多目的トイレです。

2月に浜松の友人が子供連れでこちらに遊びに来るので、
その時にいちご摘みに行こうかな?と思っています。




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