舞台演出&舞台衣装:田中秀彦のブログ第一集『PLASTIC DIARY』

身体装飾デザイナーグループ
iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA
2006年1月2009年8月

WELCOME to PLASTIC DIARY

2009年8月でこのブログは終了いたしました。 現在は、新ブログ「HIDE IN HIDEOUT」で更新中! http://hideinhideout.blogspot.com/

■ブタの散歩

2009-03-11 | 1:日記 [PLASTIC DIARY]
衣装買い付けの帰りに近所の公園で一息つくのが習慣です。

仲むつまじいおしゃれなカップルがピンクの犬を散歩させてると思ったら「ぶーぶー♪」

立派なブタちゃんでした。

びっくりかわいい。
笑顔のお二人曰く「飼うのに犬とあまり変わらない」とのこと。

なでたら毛が犬より固い感じでした。

■西本淳さんサクソフォン演奏会

2009-03-09 | 1:日記 [PLASTIC DIARY]
先日、ファッションショーでゲスト出演していただいた
サクソフォン奏者の西本淳さんが出演される演奏会が来週開催されます!

2009年3月10日には即興演奏のワークショップ、
11日にはその参加者の成果発表会に加え、
プロミュージシャンの演奏会もあるという盛りだくさんのイベントです。

西本さんの先輩にもあたる大石将紀さんがワークショップ講師を務めるそうです。
大石さんは、東京芸術大学大学院を経てパリ国立高等音楽院
サクソフォン科、室内楽科、即興演奏科を修了され、
日本を始めヨーロッパ、アフリカ、アジアの各地で演奏活動をされる素晴らしい音楽家です。

すべての楽器のための即興演奏ワークショップ&演奏会♪
新しい音楽言語との出会いがあるかもしれません!


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「即興演奏ワークショップ」

■3月10日(火)12時~17時
■アコースティックライブハウス「クレオール」にて
■受講条件:
・ある程度の楽器演奏経験のある方
(プロ、アマ問いません。もちろんサクソフォン以外の楽器での受講も可能です。)
・楽器を持参できる方(ピアノ以外)
・次の日(11日)の即興演奏成果発表会に出演できる方
(10日だけの参加も可能ですが、できるだけ両日のご参加をお願いいたします。)
(ジャズの即興とは違い、調性のない完全なフリーインプロビゼーション講座です。)
■受講料:5,000円
■聴講料:1,500円

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''Saxophone Synchronize" 
「サクソフォンによるジャズ、現代音楽とその境界線上にある音楽たち」
&即興演奏ワークショップ参加者発表会

■3月11日(水) 18時30分開演
■アコースティックライブハウス「クレオール」にて
■プログラム
名雪祥代ジャズカルテットのライブ
サクソフォンカルテット
ゲストソロ演奏
即興ワークショップ参加者発表会
などなど、盛りだくさんのライブです!
■出演:
即興クラス受講生
西本淳、大石将紀、後藤典子、津村美妃
(サクソフォン)
■スペシャルゲスト:
高鍋歩(打楽器)
名雪祥代カルテット
西田仁(piano)
安達広之(drams)
張木浩司(bass)
■曲目:
Alexandros Markeas/Engrenage
Jacob ter Verdhuis/Grab it!
Dai fujikura/SAKANA
Duncan Youngerman/Stan the man


■ご予約&お問い合わせ
sax.synchronize@gmail.com

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かなり興味深い内容のイベントです。
是非、足をお運びくださいませ!

■どすこい、両国。

2009-03-06 | 1:日記 [PLASTIC DIARY]
衣装を担当している舞台作品が、東京江東区の森下スタジオで上演されています。

あの両国国技館の近くで、滞在しているホテルも国技館と隅田川の間にあります。

町の至るところに力士をモチーフにしたイラストや看板、さらには「スナックきんぼし」なるものも発見しました♪

江戸城から東側は昔ながらの歴史ある「東京」として「城東」と呼ばれているそうですね。

R production
21世紀日中舞台芸術交流プロジェクト
「十人の夜」
日曜日まで上演しています。

■だ、そうです。

2009-03-05 | 1:日記 [PLASTIC DIARY]

■両国の自転車

2009-03-04 | 1:日記 [PLASTIC DIARY]
JR両国の壁沿いにある自転車を停める為の装置。
壁に対して自転車をななめにたてかける構造になってます。
大阪ではあんまり見ない。

でも便利。
整然とするし。

でもなんかせせこましくて寂しい。




「十人の夜」、森下スタジオにて上演中。

■「十人の夜」開幕

2009-03-03 | 4:衣装 [COSTUMES]
R production
21世紀日中舞台芸術交流プロジェクト
「十人の夜」

中国でインディペンデントアーティストとして注目される気鋭の演出家と
同世代の日本人アーティストとの刺激に満ちた共同制作。

衣装を担当しています。
明日より上演です。

【公演日時】 2009年3月4日(水) 19:30
          3月5日(木) 19:30
          3月6日(金) 19:30
          3月7日(土) 14:00
          3月8日(日) 14:00/18:30
       ※開場は開演の30分前
【公演会場】 森下スタジオ(Cスタジオ)
【プロデューサー】 菊池領子
【作・演出】 顧雷(グー・レイ)
【翻  訳】 飯塚容
【出  演】 榊原健一 仮屋ルリ子 杉浦佳代子
       山崎和代 豊海裕介 江田佳代
【料  金】 (日時指定・全席自由・税込)
       一般当日\3,000 一般自由\2,500
       学生当日\2,000 学生前売\1,500
       都民割引\1,000(前売のみ。枚数制限)
       ※学生席は大学生以下・入場時要学生証
       ※都民割引は入場時要保険証、運転免許証等提示
【発売日】 2009年1月20日(火)
【チケット取扱い】 R PRODUCTION http://www.rproduction.com
          050-5539-5159(平日9:00~18:00/2/28以降は土日も対応)
          演劇サイトConfetti(カンフェティ) http://confetti-web.com/
          東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-1707
【お問合先】 R PRODUCTION 050-5539-5159 http://www.rproduction.com

■だ、そうです。

2009-03-02 | 1:日記 [PLASTIC DIARY]

■マイム・ミーツ・フランス文学

2009-03-01 | 4:衣装 [COSTUMES]
三月中旬に上演される20人の人間によるマイムの舞台。

「黙劇 le petit prince」
~ゾウをのみこんだウワバミの絵~

サン=テグジュペリ原作で有名な「星の王子様」を題材に、
いいむろなおき氏の身体表現の方法論が華開きます。

先日、衣装の打ち合わせで本当に久しぶりに、いいむろさんといろいろ話しましたー!
プロデューサーのよごさん、カンパニー制作スタッフの川手さん、
ラボメンバーあっちゃんとはなえちゃんも♪

いいむろさんとの衣装の打ち合わせはいつも感覚的でおもしろいです!
具体的でおしつけがましい衣装イメージは一切なく、
出したい雰囲気やムード、大切なポイントを伝えてくれて、
それに対する僕の衣装アイデアにまた意見やアイデアが足されて…
と、話は尽きません。

今回は、僕としてもかなり気合の入ったスタイリングになります!
いまからすでにわくわくです~♪

★いいむろなおきさんブログ「マイムな日々」
http://blog.goo.ne.jp/mime1166-blog/

★公演公式ブログ
http://iimuro-mmf.blogspot.com/

■RED FIVE 衣装アルバム

2009-02-15 | 4:衣装 [COSTUMES]
我らがマイム俳優いいむろなおき氏率いるいいむろなおきマイムカンパニーが参加した
HEP FIVE 10周年記念イベントの特別衣装をiroNic ediHt DESIGN ORCHESTRAが創作しました。

デザイン=田中秀彦
制作=大野知英、高橋未来、掛水愛、田中秀彦

























レッドボックスはいいむろなおき氏ご本人によるデザインで、
制作はメンバーの青木はなえさんがされました。
見事にコラボりました♪

あ、あと、茶髪のが田中秀彦です☆

■大阪ファッションデザイン専門学校ショー2009”enbryon”@堂島ホテルチャペル

2009-02-14 | 2:演出 [DIRECTION]
大阪ファッションデザイン専門学校のショーの演出を今年も担当いたしました。
校長先生はじめ、熱心な先生方、そして何よりも
作品への情熱とエネルギーにあふれている学生の皆さんとの
コラボレーションが楽しみなこのイベント。

去年は心斎橋のクラブバー「11(オンジェム)」のラグジュアリーな空間で、
古い館のそばにある湖に立ち上る幻想をテーマにショーを展開しました。

今年はなんと、チャペル。



堂島ホテルの14階にあるチャペルをステージ空間に、
作家=母体から生まれる作品の「芽吹き=enbryon」をテーマに
受胎~出産、胎児の見る夢をモチーフにショーを展開しました。



ヘアメイクチームは我がアイロニックエディットデザインオーケストラが担当。
長田宏典と歯朶原諭子がチーフ、
高橋未来、須山智未、井上玲菜、霜野由佳、小田高章が参加。
難解なテーマと、厳しい時間の制約の中で三回のショーを見事にメイクアップしてくれました!



スタイリストに大野知英。
アシスタントの森田君と一緒にモデルの最終チェックをこなしてました♪



そして今年も参加のミーム・コーポレル・ドラマティックのパフォーマー古田敦子さん。
作品のインスピレーションに出会い、十月十日の苦悩の挙げ句
作品を受胎し出産する女性を見事に演じ、オープニングを飾ってくれました。
何度となく共同作業してきましたが、純粋に二人で作品を創作したのは今回が初。
リハーサルで彼女の演技を見ているだけで涙がこぼれてしまいました。

さらに、マイム俳優の青木はなえさんも今回は参加していただきました。
ショー本番にではなく、6階の受付サロン、展示会場でロウビングパフォーマンスを行っていただき、
ご来場のお客様を動くオブジェのように楽しませてくれました。
チャペルのドアをオープンして迎え入れ、オープニングの女性=古田さんを
チャペル内にエスコートする重要な役割!
少ない打ち合わせで見事に演じきってくださいました!



さらにさらに!
ショーが始まってからはサックス奏者の西本淳さんの生演奏でショーが展開する演出を行いました。
楽譜の曲ではなく、船の汽笛のようなロングトーンに始まり、ショーが進むにつれ音楽性を増し、
最後にはフェルドハウス作曲の人間の声をミックスした音源との合奏にまで進化。
乳児が知識を得て成長する過程を音楽の歴史になぞらえた音楽構成にしました。



バリトン、テナー、アルト、ソプラノと四本のサックスを持ち替え
見事に吹ききる西本さんの演奏と、素晴らしいモデルたちの身体表現、
そして素晴らしいデザイナーたちの誕生が融合するショーでした。

校長先生と学生の皆さんの手作業で、ロビーに無数に置かれたろうそくでつくられたインスタレーションや
学生の皆さんのファッション作品の写真がなくて本当に残念です。
帽子、靴、バッグに至るまで、すべてが学生の手作りの本当のオートクチュールショー。
完全招待制で一般公開がないのが惜しい程、クオリティーの高い作品群でした。

■ユニベルシテ・ド・タカラヅカ2009@阪急インターナショナル演出

2009-02-12 | 2:演出 [DIRECTION]
宝塚造形芸術大学のファッションデザイン作品が一同に会する祭典
「ユニベルシテ・ド・宝塚」が今年も開催されました。

約90点の様々な趣向のドレス作品が
次々とプロモデルによって登場しました。

選曲、演出を今年も担当させていただき、とても刺激的でした。

(写真はリハーサル時のものです)

■BEATNIXS 29th!

2009-02-11 | 2:演出 [DIRECTION]
関西最大級のヘアメイク&ファッションショー
第29回「BEATNIXS」!

アート学生たちによるスーパーショウを、
演出席でサポートしています。

zepp大阪にてまもなくスタート!

■濱谷明夫先生 個展

2009-02-10 | 1:日記 [PLASTIC DIARY]
成安造形短期大学服飾芸術コース在学時にご指導いただいた、
濱谷明夫先生の個展に行って参りました。
といっても、昨年末の事ですが。。。

ファイバーアートというジャンルで、繊維を加工し作品と空間を構成する
インスタレーションのような作品づくりをつづけていらっしゃいます。



短い時間でしたが、久しぶりに先生とお話ができ、
また作品を身近で鑑賞、体験できたのがとてもうれしかったです。

基本的には濱谷先生の作品は手を触れたり写真を撮ったりしてもOKなんです。
オブジェとして日本各地のホテルや空港、百貨店や企業のエントランスなどにも飾られています。



どこかでご覧になった記憶はありませんか?


■押井守監督初演出舞台作品「鉄人28号」観劇

2009-02-08 | 1:日記 [PLASTIC DIARY]
最高でした。
生きててよかった。

幕が開くと、舞台上にどでかい鉄人28号が片膝をついて座っていました。

「鉄人28号」といえば「敵を倒す」ヒーローロボットイメージがありましたが
さすがに押井監督、絵に描いたような「敵」は現れず、
テロリストと博士のぶつかる思想論議や
PAX JAPONICA シリーズと並行する思想が根底に流れていました。

パンフレットで知りましたが、
昭和30年代に連載された横山光輝氏の漫画原作では
鉄人は大日本帝国が開発した最終兵器で、コントローラーさえあれば
どんな破壊活動も可能な恐怖のロボットとして描かれていたそうです。
鉄人を悪用しようとする犯罪組織やスパイ団などとの争奪戦の末、
正義の少年探偵・金田正太郎が悪の手からコントローラーを守り
平和の為のヒーローとして操縦する物語に発展したそうです。
鉄人、自分で動く第六世代だと思いこんでいました。。。
今回の舞台はその設定がベースになっていました。

戦後の揺れる正義と欺瞞を、コントローラーの持ち主次第で
正義の味方にも悪の権化にもなる鉄人の操縦士である
正太郎少年の揺れる思想に重ねて描かれていました。

東京オリンピックの開会式で自衛隊機が空に描いた五輪は
高度成長日本の政策に反するテロリストによって阻止されたが、
正太郎少年の操縦によって鉄人28号が描いたものだった。
この物語展開は衝撃でした。

最後に観客の前で起動して立ち上がりました。
完全に立ち上がると劇場の天井をつきやぶりますので、その前に暗転しました(笑)。

ラジコンのようなコントローラー。
その持ち主の思想を反映する鋼鉄のボディーが最初から最後まで観客の前に鎮座していることで
身体と思想の密接な関係を考えさせられる効果がありました。
コントローラーと鉄人は、「甲殻機動隊」におけるゴーストと義体の関係と重なります。

川井憲次さんの音楽も素晴らしかったです。
時にクラシカルに、時にノスタルジックに、時に歌謡曲、時に演歌、
対抗する思想の歌の曲調を対称的に作曲して、
後半で正太郎を奪い合う博士とテロリストのシーンでは、
その二つの曲調が入れ替わりで進行するのはとてもユーモラスで
ブロードウェイ風な音楽遊びが感じられました。
ゲスト出演の東京五輪音頭も押井ワールドな空気を押し広げてました。

ロビーにきてた花がおしゃれでした。

「鉄人28号さんへ」


■MEDAMAN MEDAMAN

2009-02-01 | 1:日記 [PLASTIC DIARY]
見られてる見られてるー♪
めだまんめだまんのお二人とご一緒た時の写真です!

シンプルですが、すごいインパクト!
こういうアイデアに憧れます。