なぜ睡眠が必要なのか

１日２４時間

これはどれだけ努力しても変えることのできない不変のもので、楽しくうどんを食べる１時間も、布団の中でゴロ寝する１時間も、デートで自由を拘束される１時間も、同じ１時間である。
これを仮に自由時間としよう。

かくして、人間は生命を維持していくために、『食べる』『寝る』ということに時間を費やさねばならない。
これを拘束時間としよう。


現代社会で生きていくためには、仕事をして生活費を稼がねばならず、そのために一定時間働かなければならない。しかし働き方に関しては自由がある。
これを拘束自由時間としよう。

自由時間、拘束時間、拘束自由時間で１日２４時間は構成されている。

拘束時間あるいは拘束自由時間を増やせば、自由時間は減り、逆に自由時間を増やせば、他の時間は減る。

つまり何が言いたいか、自由時間をどれだけ確保、ひいては増加させるためには他の時間を減らさねばならない。

私の場合に当てはめてみると、普通の暇無し貧乏サラリーマンであるがゆえ、勤務時間や通勤時間はなかなか減らせられない。
では減らす時間は拘束時間となってくる。

食べる時間なんて、意外と短い。一方、睡眠時間というのは１日の中で割と大きく占めるのではないか。

こんなことを考えるたびに
「寝なくても生きていける体であればいいのに」
とバカなことを考えるのである。