しばらく2人はその場で立ちつくしていたが、
やがてメイビク王女が口を開いた。
メイビク「ク・・・ククク・・・」
メイビクは自分の手を顔の前に持ってきて、じっとみつめている。
メイビク姫は口の端を吊り上げ、邪悪な笑みを浮かべていた。
メイビク「ククク・・・やったわ!これで今日からわたしがメイビク王女よ!」
メイビクはなおも、自分の手で体中を触って、自分の身体を確かめている。
少し離れたところに立っていた魔女エマは、王女のほうを見て驚いている。
魔女エマ「そ、そんな・・・どうして私がそこにいるの!?」
メイビク「ククク・・・言ったでしょ、お互いの身体を入れ替えると。
わたしはメイビク姫の身体を手に入れた。
そしてあなたは魔女エマの身体に入ったのよ。」
魔女エマは急いで、壁にある全身が映るほどの大きさの鏡を見た。
魔女エマ「そ、そんな・・・私が魔女エマになってしまうなんて・・・」
魔女エマは鏡に映る自分の顔を見て驚き、そして悲しんだ。
メイビクと同じように、自分の手で身体を触って確かめている。
魔女エマが使った暗黒魔法「ボディ・チェンジ」によって、
メイビク姫の身体に魔女エマの魂が。
魔女エマの身体にメイビク姫の魂が入ってしまった。
お互いの身体が、入れ替わってしまったのである。
メイビク姫、いや魔女エマは変わり果てた自分の身体を見ていた。
華やかなドレスではなく、赤いハイレグのレオタードを着ている。
身体のラインがはっきりとわかる。
いつも長いスカートのドレスを着ていたので、脚を出しているととても恥ずかしい。
脚はひざ上まであるニーハイロングブーツを履いている。
ブーツは横についているファスナーで着脱するようになっている。
ブーツの底はピンヒールになっている。
両手の指には大きな宝石のついた、趣味の悪い指輪をはめている。
おそらく、魔力がこめられた宝石なのだろう。
髪は漆黒の黒色で、後ろで髪をまとめてポニーテールにしている。
魔女エマは自分の胸をわしづかみにして揉んでみた。
Cカップと、たしかに豊満な胸なのだが、Dカップあったメイビク姫の胸に比べると少し小さい。
年齢によるものなのか、胸は少し垂れてきていた。
そして顔。
つり目できつい顔立ちだ。
目尻など、ところどころ小じわが見える。
それらを隠すためか、全体的に厚化粧だ。
唇には真っ赤な口紅が塗られている。
若さと張りがあって、愛くるしかった自分の顔=メイビク姫の顔とはあまりにも違う。
魔女エマ「嫌・・・こんなの私じゃないわ・・・」
魔女エマ、いやメイビク姫は若返った自分の身体をとても気に入っていた。
フリルたっぷりの豪勢なドレス。
ドレスは背中のファスナーを下ろして脱ぐようになっている。
胸のところは大きく開いていて、Dカップの胸が半分見えている。
ドレスの上から自分の胸を揉んでみても、とても柔らかく、張りがあるのがわかる。
メイビク「ああ・・・いいわぁ・・・」
メイビク姫は恍惚とした表情を浮かべている。
魔女エマ「や、やめて!私の身体でそんなことしないで!!」
メイビク姫の痴態を見て、魔女エマがメイビクにつかみかかった。
メイビク「何言っているの、もうこの身体はわたしのものよ。
この若さも美しさも、王女としての地位もわたしのもの。
ククク、大丈夫よ。その身体もまだまだ使えるから。
貴女はこれから一生魔女エマとして生きるのよ。」
魔女エマ「きゃっ!」
魔女エマはメイビクに突き飛ばされ、床に倒れてしまった。
メイビク「ククク・・・今から衛兵を呼んで、貴女を魔女として牢屋に放り込んでもいいのだけど、
この身体をくれたお礼に、それだけはしないであげるわ。
城下町にテレポートしてあげるから、後はその身体で好きなように生きるといいわ。
じゃあね、魔女エマ。」
魔女エマ「い、嫌!返して!私の身体を返して!メイビク姫は私なのよ!」
メイビク「テレポート!!」
メイビク姫がテレポートの魔法を唱えると、魔女エマの姿は消えていた。
瞬間移動の魔法によって、魔女エマは城下町に移されていた。
メイビク「ククク・・・さぁて、これからこのお城で何不自由ない暮らしができるのね。
わたしはメイビク。メイビク王女よ!」
やがてメイビク王女が口を開いた。
メイビク「ク・・・ククク・・・」
メイビクは自分の手を顔の前に持ってきて、じっとみつめている。
メイビク姫は口の端を吊り上げ、邪悪な笑みを浮かべていた。
メイビク「ククク・・・やったわ!これで今日からわたしがメイビク王女よ!」
メイビクはなおも、自分の手で体中を触って、自分の身体を確かめている。
少し離れたところに立っていた魔女エマは、王女のほうを見て驚いている。
魔女エマ「そ、そんな・・・どうして私がそこにいるの!?」
メイビク「ククク・・・言ったでしょ、お互いの身体を入れ替えると。
わたしはメイビク姫の身体を手に入れた。
そしてあなたは魔女エマの身体に入ったのよ。」
魔女エマは急いで、壁にある全身が映るほどの大きさの鏡を見た。
魔女エマ「そ、そんな・・・私が魔女エマになってしまうなんて・・・」
魔女エマは鏡に映る自分の顔を見て驚き、そして悲しんだ。
メイビクと同じように、自分の手で身体を触って確かめている。
魔女エマが使った暗黒魔法「ボディ・チェンジ」によって、
メイビク姫の身体に魔女エマの魂が。
魔女エマの身体にメイビク姫の魂が入ってしまった。
お互いの身体が、入れ替わってしまったのである。
メイビク姫、いや魔女エマは変わり果てた自分の身体を見ていた。
華やかなドレスではなく、赤いハイレグのレオタードを着ている。
身体のラインがはっきりとわかる。
いつも長いスカートのドレスを着ていたので、脚を出しているととても恥ずかしい。
脚はひざ上まであるニーハイロングブーツを履いている。
ブーツは横についているファスナーで着脱するようになっている。
ブーツの底はピンヒールになっている。
両手の指には大きな宝石のついた、趣味の悪い指輪をはめている。
おそらく、魔力がこめられた宝石なのだろう。
髪は漆黒の黒色で、後ろで髪をまとめてポニーテールにしている。
魔女エマは自分の胸をわしづかみにして揉んでみた。
Cカップと、たしかに豊満な胸なのだが、Dカップあったメイビク姫の胸に比べると少し小さい。
年齢によるものなのか、胸は少し垂れてきていた。
そして顔。
つり目できつい顔立ちだ。
目尻など、ところどころ小じわが見える。
それらを隠すためか、全体的に厚化粧だ。
唇には真っ赤な口紅が塗られている。
若さと張りがあって、愛くるしかった自分の顔=メイビク姫の顔とはあまりにも違う。
魔女エマ「嫌・・・こんなの私じゃないわ・・・」
魔女エマ、いやメイビク姫は若返った自分の身体をとても気に入っていた。
フリルたっぷりの豪勢なドレス。
ドレスは背中のファスナーを下ろして脱ぐようになっている。
胸のところは大きく開いていて、Dカップの胸が半分見えている。
ドレスの上から自分の胸を揉んでみても、とても柔らかく、張りがあるのがわかる。
メイビク「ああ・・・いいわぁ・・・」
メイビク姫は恍惚とした表情を浮かべている。
魔女エマ「や、やめて!私の身体でそんなことしないで!!」
メイビク姫の痴態を見て、魔女エマがメイビクにつかみかかった。
メイビク「何言っているの、もうこの身体はわたしのものよ。
この若さも美しさも、王女としての地位もわたしのもの。
ククク、大丈夫よ。その身体もまだまだ使えるから。
貴女はこれから一生魔女エマとして生きるのよ。」
魔女エマ「きゃっ!」
魔女エマはメイビクに突き飛ばされ、床に倒れてしまった。
メイビク「ククク・・・今から衛兵を呼んで、貴女を魔女として牢屋に放り込んでもいいのだけど、
この身体をくれたお礼に、それだけはしないであげるわ。
城下町にテレポートしてあげるから、後はその身体で好きなように生きるといいわ。
じゃあね、魔女エマ。」
魔女エマ「い、嫌!返して!私の身体を返して!メイビク姫は私なのよ!」
メイビク「テレポート!!」
メイビク姫がテレポートの魔法を唱えると、魔女エマの姿は消えていた。
瞬間移動の魔法によって、魔女エマは城下町に移されていた。
メイビク「ククク・・・さぁて、これからこのお城で何不自由ない暮らしができるのね。
わたしはメイビク。メイビク王女よ!」
コメントありがとうございました、とても嬉しいです!
そして、約7ヶ月もの間お返事していなくてすみませんでした(汗)。
「王女から魔女へ」、かなり稚拙な文章で恥ずかしいのですが(汗)、堪能していただけたそうで、もうそれだけで嬉しいです。
えっと、宣伝になるのですが(汗)、私は現在、
http://irekawarisyosetu.seesaa.net/
↑
ここのブログで女同士入れ替わり小説を書いています。よろしければ、そっちも見てやってくださいませ。
「王女から魔女へ」読ませていただきました。長年読みたいと思っていたものを見た思いです。堪能させていただきました。