瑞穂の国のblog

AZ-1と太田貴子と日記とストレス発散?

ボランティアとは?

2006年09月05日 23時26分02秒 | 文句
ボランティアの定義って,まぁ正確なところは辞書に任せるにしても...(^.^;
10年近く前に「中高校生にボランティアを経験させよう」という動きというか流行が出て,それはそれでいいんだけどボランティア募集の仕事内容が,勘違いも甚だしいのがたくさんありました。
 例えば,市のイベントの手伝い,同じ時期にオリンピックの運営の手伝いとかもあったっけ...私から言わせれば「ただ働きしてくれる人,大募集!」ってなところです。
 何か違うというか,微妙に違うというか根本的に違うというか,私としては「利益が出るイベントのボランティア」ってのは,それは違うだろ?と思っていたのですが,当時の私のボスがその類いのイベントに「人手を提供しろ」と言ってきた時に「それはボランティアじゃなくてただ働きって言うんです。」と言い返したら,私はその事業から外されて(爆),他の人がとばっちりを受けてました。<(_ _)>

 まぁ,それは昔の話。幸か不幸か私のところにはそんな話は今は来ないのだけど,今度は別なネタも来たりして...
 車いす利用の身体障害者の介助ボランティア。正義の公務員を定年退職したかっちょいい肩書きのじいさんや,某大企業を退職した中年のおばさんとか...
 ボランティア精神にあふれた素晴らしい人たちなのかと思いきや,車いすの介助方法の基礎も出来ない力任せの介助や「あんたのスケジュールがはっきりしないから,私の予定も立たないのよ」みたいな発言とか...
 「私が助けてあげてるんだから,感謝こそすれ,文句を言うな」的な気持ちでボランティアを名乗る馬鹿どもがいます。
 で,まぁ,そんな意識の低いボランティアに当たってしまった要介助者も,それを断ったら他にやってもらえる人材がいない。だから,要介助者は我慢するしかないと...
 障害者の生活って,確かにボランティアに頼らなければ成り立たない場合も多いのだけど,勉強せずに自分の経験だけの自信過剰というか井の中の蛙みたいなボランティアに参加されても迷惑というか,なんというか...

 すごい前にコボちゃんって新聞の漫画の中で,ハンバーガーを残して捨てようとしたコボちゃんに対して,母親が「食べ物に困っている国があるのよ」とたしなめられ,食べかけのハンバーガーをその国に送ろうとして母親が止めるといった話がありました。
 今のボランティアのあり方って,それに近い気がします。
(追記:食いかけのハンバーガー=不勉強なボランティアという解釈で,いくら困っていても迷惑なこともあると...)

もちろん,私の周りでは,誠意あふれ私も土下座したいぐらい力になってくれているボランティアの人がほとんどです。
ですが,たった一例の意識の低い人の為に,一人の要介助者の人生が右往左往している現実をみてしまうと,愚痴もいいたくなるわけです。(..;

 なんか,自分の気持ちが伝わりにくい文句でしたが...<m(__)m>
 


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