ワーロン入り障子と紙貼り障子

 

 

 

　玄関境の出入り口と階段下の収納をワーロン入り障子を建てることになりました。

 

　

 

 

　

　ここの建具に合わせて、引き分けの紙貼り障子を窓側に建てました。

 

　

 

　

　前回紹介しました、幅広襖のある部屋です。

　この障子も幅が広いです。

 

　　２階から見たところです。

 

　　後ろの階段から見るとこんな感じになります。

 

 

　木の温もりが感じられる、とても素敵な家でした。

 

 

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　井上建具工房

　井上顕義

　島根県出雲市大津町1727-1

　TEL(0853)21-5283　FAX(0853)25-3366

E-mail : inouetategu@izumo-net.ne.jp

URL : http://www.izumo-net.ne.jp/~inouetategu/

 

 

 

 

特大フラッシュ襖

 

　幅の広い・背の高い襖の注文がありました。

　指定された襖紙の規格より襖が大きかった為、２枚の襖紙を接いで貼ることになりました。

 

　幅の広い建具に紙を貼ると、どうしても紙が弛んだようになってしまいます。

　それを防止するために、下貼りを細かくし、更に　下貼り同士が重なると段差ができて襖紙を貼った時に

　目立ってしまうので、下貼りの紙をクイサキにしました。

 

　

 

 

　

  下貼りを乾かすとこんな感じになります。

 

 

　

 いよいよ襖紙を貼っていきます。真ん中で接ぎます。

 

　

 

 

 

　

　　

　襖紙を貼って、ゆっくり乾かしていきます。

 

　

 

　　ほかの襖と比べてみても、大きさの違いが分かりますよね。

 

　　

　　

 

　　建て合わせをしました。下貼りを丁寧にすることで、仕上がりがとても良くなりました。

 

 

　　

 

    ２枚引き込みです。

 

　

 

　大きな襖は、紙貼りにいつも悩みます。どのように貼ったら綺麗に仕上がるのかを考えながらの作業です。

　貼って、乾かしてみて、綺麗に仕上がっているのを見るのが楽しみの一つでもあります。

 

 

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井上建具工房

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